UQモバイルからpovo2.0への乗り換えは、同じKDDIグループ内の移行です。UQモバイルのトクトクプラン2(30GB・月4,048円)から移ると、povo2.0は基本料0円で使った分だけトッピングを購入する仕組みのため、データ利用量に応じた柔軟な料金体系に切り替えられます。本記事ではMNP手続きから開通までを4ステップで解説します。
UQモバイルからpovoに乗り換えるメリット
UQモバイルの定額プランと比べ、povo2.0はトッピング方式で使った分だけ支払えるため、月によってデータ利用量が変わる方に向いています。主な乗り換えメリットは以下の4点です。
- 基本料0円で維持できるため、サブ回線としても使いやすい
- トクトクプラン2(月4,048円)からデータ追加20GB(月2,700円)に切り替えると月1,348円・年間16,176円の節約
- データ使い放題(24時間)330円のトッピングで、旅行や出張時だけ大容量を使える
- au回線がそのまま使えるため、通信品質やエリアは変わらない
povo2.0はauのオンライン専用プランで、au回線をそのまま利用します。UQモバイルもau回線のため、乗り換え後もエリアや通信品質に違いはありません。月ごとにデータ利用量が大きく変わる方や、サブ回線として維持コストを抑えたい方にはpovo2.0が有利です。
UQモバイルのコミコミプランバリュー(35GB・月3,828円)をお使いの方がデータ追加20GBに切り替えると、月1,128円・年間13,536円の節約です。ただし、コミコミプランバリューには10分以内の通話無料とPontaパスが含まれているため、通話や付帯サービスの利用状況も考慮しましょう。
povo2.0の料金プランと乗り換え後の月額
povo2.0は基本料0円で、必要なデータ容量を「トッピング」として都度購入する仕組みです。月額定額ではないため、使い方に合わせてコストをコントロールできます。
| トッピング名 | データ容量 | 料金(税込) | 有効期間 |
|---|---|---|---|
| データ追加1GB | 1GB | 390円 | 7日間 |
| データ追加3GB | 3GB | 990円 | 30日間 |
| データ追加20GB | 20GB | 2,700円 | 30日間 |
| データ追加150GB | 150GB | 12,980円 | 180日間 |
| データ使い放題 | 無制限 | 330円 | 24時間 |
| 通話かけ放題 | ― | 1,650円/月 | 1ヶ月 |
UQモバイルとの月額料金比較
UQモバイルの定額プランと、povo2.0で同程度のデータ容量を使った場合の料金を比較します。
| 比較項目 | povo2.0 | UQ トクトクプラン2 | UQ コミコミプランバリュー |
|---|---|---|---|
| データ容量 | 20GB(トッピング) | 30GB | 35GB |
| 月額料金 | 2,700円 | 4,048円 | 3,828円 |
| 通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 10分かけ放題込み |
| かけ放題 | 1,650円/月 | 1,980円/月 | ― |
| 通信回線 | au | au | au |
| 5G | 対応 | 対応 | 対応 |
| eSIM | 対応 | 対応 | 対応 |
| 店舗サポート | なし | auショップ/UQスポット | auショップ/UQスポット |
| 年間差額 | ― | povoが年16,176円安い | povoが年13,536円安い |
自宅セット割を適用中のトクトクプラン2ユーザー(30GB・月2,728円)は、割引後料金がpovoの20GBトッピング(2,700円)とほぼ同額です。この場合、データ容量が30GBと多いUQモバイルのまま継続するのも合理的です。
一方、月のデータ利用量が3GB以下の月がある方は、povo2.0の3GBトッピング(990円)で大幅に節約できます。UQモバイルのトクトクプラン2は5GB以下でも月2,948円(自宅セット割適用時1,628円)かかるため、月によって利用量が変動する方にはpovoのトッピング方式が有利です。
乗り換え前に確認すべき3つの注意点
UQモバイルからpovoへの乗り換えは同じKDDIグループ内ですが、いくつかの注意点があります。事前に確認しておきましょう。
1. 本気割キャンペーンは対象外
povo2.0の「本気割キャンペーン」(トッピング購入額の40%をau PAY残高で還元)は、au・UQモバイル・povo1.0からの乗り換えは対象外です。他社(ドコモ・ソフトバンク系列など)からの乗り換えのみ適用されます。
UQモバイルからの乗り換えは本気割対象外
povo2.0の本気割キャンペーン(トッピング購入額40%還元)は、UQモバイルからの乗り換えでは利用できません。他社からの乗り換え限定のキャンペーンです。
2. 180日間トッピング未購入で利用停止の可能性
povo2.0は基本料0円ですが、180日間有料トッピングを購入しないと利用停止・契約解除になる場合があります。サブ回線として維持する場合でも、半年に1回は有料トッピング(データ追加1GB・390円から)の購入が必要です。
3. 店舗サポートがなくなる
UQモバイルはauショップやUQスポットで対面サポートを受けられますが、povo2.0はオンライン専用のため、店舗での手続き・相談はできません。チャットサポートのみとなります。申し込み・プラン変更・トラブル対応をすべてオンラインで行う必要があるため、対面サポートが必要な方は注意してください。
乗り換え手順4ステップ
UQモバイルからpovo2.0への乗り換えは、以下の4ステップで完了します。所要時間は約30分〜1時間です。
ステップ1:MNP予約番号を取得する
UQモバイルからMNP予約番号を取得します。「MNPワンストップ」に対応しているため、povo2.0の申し込み画面から直接手続きすることも可能です。ワンストップを利用する場合、このステップは不要です。
従来方式で取得する場合は以下の方法があります。
| 取得方法 | 手順 |
|---|---|
| My UQ mobile(Web) | ログイン → 契約内容の確認・変更 → MNP予約番号の取得 |
| 電話 | 0120-929-818(9:00〜20:00) |
MNP予約番号の有効期限は15日間です。povo2.0の申し込みには有効期限が13日以上残っている必要があるため、取得後はすぐに申し込みましょう。
ステップ2:povo2.0に申し込む
povo2.0公式サイトからアプリをダウンロードし、申し込みます。
申し込みに必要なものは以下の4点です。
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)
- クレジットカード(本人名義)
- メールアドレス(キャリアメール以外を推奨)
- MNP予約番号(ワンストップ利用時は不要)
SIMタイプはeSIMまたは物理SIMを選択できます。UQモバイルでeSIMを利用中の方は、povoでもeSIMを選択するとSIMカードの配送を待たずに開通できます。
ステップ3:SIMの開通手続きを行う
SIMカードが届いたら(eSIMの場合は申し込み完了後すぐ)、povo2.0アプリから開通手続きを行います。
- povo2.0アプリを開き「SIMの有効化」をタップ
- 開通手続きが完了すると、UQモバイルは自動的に解約される
- eSIMの場合はQRコードを読み取ってプロファイルをダウンロード
- 物理SIMの場合はSIMカードを端末に挿入
開通手続きの受付時間は9:30〜20:00です。この時間外に手続きすると翌日の開通になります。
UQモバイルの解約手続きは不要
povo2.0の開通手続きが完了すると、UQモバイルの契約は自動的に解約されます。UQモバイル側で別途解約手続きを行う必要はありません。解約金も0円です。
ステップ4:初期設定とトッピング購入
開通後、以下の初期設定を行います。
- APN設定(Androidの場合。iPhoneは自動設定されることが多い)
- au IDの連携(au PAYやPontaポイントを引き続き利用する場合)
- 必要なトッピングの購入(データ追加・通話オプション等)
トッピングはpovo2.0アプリからいつでも購入・変更できます。まずはデータ追加3GB(990円・30日間)から試してみるのがおすすめです。
UQモバイルとpovoはどちらを選ぶべき?用途別おすすめ
両プランの特性を踏まえ、用途別のおすすめをまとめます。
| こんな人に | おすすめ |
|---|---|
| 月のデータ利用量が一定(20GB以上) | UQモバイル(定額で安心) |
| 月のデータ利用量が変動する | povo2.0(使った分だけ支払い) |
| サブ回線として維持したい | povo2.0(基本料0円) |
| 通話を多くする | UQモバイル コミコミプランバリュー(10分かけ放題込み) |
| 店舗で相談したい | UQモバイル(auショップ対応) |
| すべてオンラインで完結したい | povo2.0 |
| 自宅セット割を使っている | UQモバイル(割引後2,728円/30GB) |
| 旅行時だけ大容量を使いたい | povo2.0(24時間使い放題330円) |
UQモバイルで自宅セット割(auひかり等)を適用中の方は、30GBが月2,728円で使えるため、povoに乗り換えるコストメリットは小さくなります。一方、割引なしでUQモバイルを使っている方は、povoへの乗り換えで大幅な節約が期待できます。
詳しいプラン内容はUQモバイル評判・レビューとpovo評判・レビューで紹介しています。
よくある質問
乗り換え時によくある疑問をQ&A形式でまとめました。
よくある質問
QUQモバイルからpovoへの乗り換えに手数料はかかりますか?
UQモバイルのMNP転出手数料は0円です。povo2.0の契約事務手数料も0円のため、乗り換え費用はかかりません。
QUQモバイルで使っていた電話番号はそのまま使えますか?
はい、MNP(番号ポータビリティ)で電話番号をそのまま引き継げます。MNPワンストップにも対応しているため、povo2.0の申し込み画面から直接手続きできます。
QUQモバイルで使っていたスマホはそのまま使えますか?
UQモバイルとpovo2.0は同じau回線のため、ほとんどの端末はそのまま利用できます。SIMロックがかかっている場合は事前にSIMロック解除が必要です(2021年10月以降に購入した端末はSIMロックフリー)。
Qpovo2.0に乗り換えるとau PAYやPontaポイントは使えなくなりますか?
povo2.0でもau IDを連携すれば、au PAYやPontaポイントは引き続き利用できます。開通後にpovo2.0アプリからau ID連携を行ってください。
Qpovo2.0でデータを使い切ったらどうなりますか?
トッピングのデータ容量を使い切ると、通信速度が最大128kbpsに制限されます。追加でトッピングを購入すれば、すぐに高速通信に戻ります。
まとめ
UQモバイルからpovo2.0への乗り換えは、同じau回線のため通信品質を維持したまま料金を柔軟にコントロールできるのが最大のメリットです。定額プランの月4,048円から、データ追加20GB(2,700円)で月1,348円の節約になります。月のデータ利用量が変動する方やサブ回線として維持したい方に向いています。
一方、自宅セット割適用中の方や店舗サポートが必要な方はUQモバイルの継続がおすすめです。自分の使い方に合ったプランを選びましょう。
乗り換え先の比較は、povo vs UQモバイル 比較記事も参考にしてください。UQモバイルから他社への乗り換えを検討中の方は、UQモバイルからahamo乗り換え手順やUQモバイルからLINEMO乗り換え手順もご覧ください。
