DTI SIMと楽天モバイルは、どちらも低容量帯の料金が1,000円台からと手頃ですが、プラン設計の発想がまったく違います。DTI SIMはドコモ回線を借りるMVNOで、2GB〜16GBの4段階から使う分だけ選ぶ固定プランです。楽天モバイルは自社の楽天回線を使うMNOで、3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、それ以上はデータ無制限で3,278円という段階制の料金設計を採用しています。この記事では料金・データ容量・通話の3軸で両社の違いを整理します。
結論:DTI SIMと楽天モバイルどちらがおすすめ?
毎月の使用量が数GB程度で変動がほぼない方にはDTI SIM、月によって使う量が増えても上限料金を気にしたくない方には楽天モバイルが向いています。
DTI SIM
1,485円〜
月額(税込)
- ✓10分かけ放題が標準付帯
- ✓小容量帯の料金が業界最安水準
- ✓契約期間の縛り・解約金なし
楽天モバイル
1,078円〜3,278円
月額(税込)
- ✓使った分だけ段階的に課金される安心感
- ✓上限3,278円でデータ無制限
- ✓Rakuten Linkアプリで国内通話無料
結論: 毎月ほぼ同じ小容量しか使わないならDTI SIM、その月どれだけ使うか分からず上限料金で安心したいなら楽天モバイルがおすすめです。
| 比較項目 | DTI SIM | 楽天モバイル |
|---|---|---|
| 事業者区分 | MVNO | MNO |
| 料金方式 | 固定プラン | 段階制(使った分だけ自動で上がる) |
| 月額料金 | 1,485円〜2,420円 | 1,078円〜3,278円 |
| データ容量 | 2GB / 4GB / 8GB / 16GB | 3GB / 20GB / 無制限 |
| 通信回線 | ドコモ回線 | 楽天回線(パートナー回線エリアはau回線) |
| 通話料 | 11円/30秒 | 22円/30秒(Rakuten Link利用時は無料) |
| かけ放題 | 10分かけ放題が標準付帯 | Rakuten Linkアプリ経由なら無料 |
| 5G対応 | 非対応 | 対応 |
| eSIM対応 | 非対応(物理SIMのみ) | 対応 |
| 海外ローミング | 非対応 | 月2GBまで無料 |
| 契約期間・違約金 | なし / なし | なし / なし |
各サービスの詳しい評判はDTI SIM評判・レビューと楽天モバイル評判・レビューでも紹介しています。
『選ぶ』DTI SIMと『自動で決まる』楽天モバイル
DTI SIMは契約時に容量を選んでそのまま使う固定プラン、楽天モバイルは使った量に応じて自動的に料金が3段階に変わる仕組みです。毎月の利用量が予測しやすいかどうかで、向き・不向きが分かれます。
データ容量帯ごとの料金比較
DTI SIMは2GB〜16GBを4段階の固定料金で提供し、楽天モバイルは3GB・20GB・無制限の3段階で自動的に課金額が変わります。
DTI SIMの料金プラン
| データ容量 | 月額料金 |
|---|---|
| 2GB | 1,485円 |
| 4GB | 1,650円 |
| 8GB | 1,980円 |
| 16GB | 2,420円 |
楽天モバイルの料金プラン(最強プラン)
| データ利用量 | 月額料金 |
|---|---|
| 〜3GB | 1,078円 |
| 3GB〜20GB | 2,178円 |
| 20GB〜無制限 | 3,278円 |
月3GB以下しか使わない月であれば楽天モバイルの1,078円がDTI SIMの2GBプラン(1,485円)より安くなります。一方、DTI SIMの最大容量である16GB相当を楽天モバイルで使うと自動的に無制限帯の3,278円まで上がってしまい、DTI SIMの16GBプラン(2,420円)より割高です。16GB前後で使用量が安定している方はDTI SIM、月によって3GB未満の月と20GB超の月が混在する方は楽天モバイルの方が合理的です。
楽天モバイルは『使いすぎ』で自動的に料金が上がる
楽天モバイルは容量を選ぶのではなく、その月に使った量に応じて自動的に3段階の料金が適用されます。DTI SIMのように容量を固定して管理したい方には不向きな場合があるため、自分の使用量の変動幅を確認してから選びましょう。
通話料・無料通話の仕組みの違い
通話料の建値はDTI SIM(11円/30秒)が楽天モバイル(22円/30秒)の半額ですが、楽天モバイルには無料で通話できる手段があります。
| 通話項目 | DTI SIM | 楽天モバイル |
|---|---|---|
| 通話料(標準) | 11円/30秒 | 22円/30秒 |
| 無料通話の方法 | なし(10分かけ放題オプションのみ標準付帯) | Rakuten Linkアプリ経由の発着信は無料 |
| 完全かけ放題オプション | 非対応 | 1,100円/月 |
楽天モバイルはRakuten Linkという専用アプリを使えば、国内通話がかけ放題で無料になります。ただし電話番号アプリ(標準の電話アプリ)から直接かけると22円/30秒の通話料が発生するため、必ずRakuten Linkを使う習慣が必要です。DTI SIMは特別なアプリを使わず標準の電話機能のまま10分以内の通話が無料になるため、アプリの使い分けを意識したくない方にはDTI SIMの方が分かりやすい仕組みです。通話重視の選び方は格安SIM 通話かけ放題おすすめ比較もあわせてご確認ください。
回線品質・対応機能の違い
ドコモ回線を借りるMVNOのDTI SIMと、自社回線を持つMNOの楽天モバイルでは、通信の安定性や対応機能に差があります。
| 項目 | DTI SIM | 楽天モバイル |
|---|---|---|
| 回線の種類 | ドコモ回線を借りるMVNO | 楽天の自社回線(MNO) |
| 混雑時の速度 | 低下しやすい | 楽天回線エリアでは比較的安定 |
| エリアの広さ | ドコモの広範なエリアをそのまま利用 | 楽天回線エリア外はパートナー回線(au)に切り替え |
| 5G対応 | 非対応 | 対応 |
| eSIM対応 | 非対応(物理SIMのみ) | 対応 |
| 海外ローミング | 非対応 | 月2GBまで無料 |
DTI SIMはドコモの広いエリアをそのまま利用できる安心感がありますが、MVNOのため混雑時間帯には速度が落ちやすい傾向があります。楽天モバイルは楽天回線エリア内であれば自社回線として比較的安定した通信が期待できますが、エリア外ではパートナー回線(au)に切り替わり、地域によって速度や安定性に差が出ることがあります。契約前に自分の居住地・利用エリアが楽天回線のエリアに含まれているか確認しておくことが重要です。
エリア確認は楽天モバイルの方が重要
楽天モバイルは自社回線のエリア内かどうかで通信品質が変わります。DTI SIMはドコモ回線のエリアがそのまま適用されるため、auやソフトバンクの電波が弱い地域でも比較的安定しています。契約前に必ず楽天モバイルの公式サイトでエリアマップを確認しましょう。
キャンペーン比較(2026年10月時点)
2026年10月時点で楽天モバイルは複数の大型キャンペーンを実施中ですが、DTI SIMは目立ったキャンペーンを実施していません。
楽天モバイルのキャンペーン
| キャンペーン名 | 特典 | 主な条件 | 期間 |
|---|---|---|---|
| 三木谷キャンペーン | 最大14,000楽天ポイント | 専用ページ経由で他社からMNP乗り換え+Rakuten Linkで10秒以上通話 | 終了日未定 |
| 初めてお申し込みキャンペーン | 最大10,000楽天ポイント | 初めての申し込み・他社からMNP乗り換え | 終了日未定 |
| 楽天マジ得フェスティバル | 最大25,000ポイント相当 | 期間中の対象キャンペーンを組み合わせて達成(要エントリー) | 終了日未定 |
DTI SIMのキャンペーン
DTI SIMは2026年10月時点で、目立った新規向けキャンペーンを実施していません。代わりに、小容量帯の料金の安さと10分かけ放題込みというシンプルな料金体系が魅力になっています。
こんな人におすすめ
利用スタイルや重視するポイントによって選ぶべきキャリアが変わります。
DTI SIMがおすすめな人
- 毎月の利用量が数GB程度でほぼ一定の方
- 10分以内の短い通話を標準の電話アプリでしたい方
- 専用アプリを使わずシンプルに運用したい方
- ドコモ回線のエリアの広さを重視する方
楽天モバイルがおすすめな人
- 月によって使うデータ量が大きく変動する方
- 上限料金が決まっている安心感を重視する方
- Rakuten Linkアプリでの無料通話に抵抗がない方
- 海外ローミングを無料で使いたい方
そのほかのドコモ回線の格安SIMは格安SIM ドコモ回線おすすめでもまとめて比較しています。
利用シーン別のコスト比較
具体的な利用シーンを想定して、月々のコストを比べてみましょう。
シーン1: 毎月8GB程度を安定して使う方
DTI SIMの8GBプラン(1,980円)は毎月固定でこの料金です。楽天モバイルで同程度を使うと3GB〜20GBの段階(2,178円)が適用され、DTI SIMより約200円高くなります。使用量が毎月ほぼ一定であれば、DTI SIMの固定プランの方がわずかに安く済みます。
シーン2: 旅行や動画視聴で月によって使用量が大きく変わる方
楽天モバイルなら、使わない月は1,078円、使う月は自動的に無制限帯(3,278円)に切り替わるため、容量を気にせず使えます。DTI SIMは16GBが上限のため、それを超える月は速度制限や追加料金が発生する可能性があり、使用量の予測が難しい方には不向きです。
使用量の『読みやすさ』で選び方が変わる
毎月の使用量がほぼ一定ならDTI SIMの固定プランが分かりやすく、月によって大きく変動するなら楽天モバイルの段階制がリスクを抑えられます。直近3ヶ月のデータ利用量を振り返ってから決めるのがおすすめです。
まとめ
DTI SIMと楽天モバイルは、固定の小容量プランで安さを取るか、段階制の上限料金で安心を取るかで住み分けができています。DTI SIMはドコモ回線のエリアの広さと10分かけ放題込みの分かりやすさが魅力で、毎月の使用量が安定している方に向いています。楽天モバイルは自社回線によるRakuten Linkの無料通話と、上限3,278円でデータ無制限になる段階制の安心感が強みで、使用量が月によって変動する方に適しています。
どちらも契約期間の縛りや解約金はないため、自分の毎月のデータ使用量の変動幅と、居住エリアの回線品質を確認したうえで選びましょう。
そのほかの格安SIMも含めた総合比較は格安SIMおすすめランキング、データ無制限を重視する方は格安SIM データ無制限比較もご覧ください。
よくある質問
QDTI SIMと楽天モバイル、月々の料金が安いのはどちら?
使用量が3GB以下なら楽天モバイル(1,078円)がDTI SIMの2GBプラン(1,485円)より安くなります。一方、8GB〜16GB程度で安定して使う場合はDTI SIMの固定プランの方がやや安く済みます。
Q楽天モバイルのRakuten Linkとは?
楽天モバイル契約者が使える専用の通話・SMSアプリです。アプリ経由の国内通話は無料になりますが、標準の電話アプリから直接発信すると22円/30秒の通話料が発生します。
QDTI SIMと楽天モバイル、通信エリアに差はある?
DTI SIMはドコモの広範なエリアをそのまま利用できます。楽天モバイルは自社回線エリア内では安定した通信が期待できますが、エリア外ではパートナー回線(au)に切り替わるため、契約前に自分の居住地が楽天回線エリアに含まれているか確認が必要です。
Q楽天モバイルは使いすぎると料金はどうなる?
追加料金が発生するのではなく、使用量に応じて自動的に3段階(1,078円・2,178円・3,278円)の料金に切り替わる仕組みです。20GBを超えるとデータ無制限になり、上限は3,278円で固定されます。
QDTI SIMは5GやeSIMに対応している?
いいえ。DTI SIMは2026年10月時点で5G・eSIMのどちらにも対応しておらず、物理SIM・4G(LTE)までの通信です。5GやeSIMを使いたい場合は楽天モバイルが適しています。
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