楽天モバイルはデータ無制限で月3,278円のMNO、HISモバイルは月280円から使えるドコモ回線MVNOです。データをたっぷり使いたい人と通信費を徹底的に抑えたい人で選択肢が分かれます。この記事では料金・速度・通話・キャンペーンの4軸で両者を詳しく比較します。
料金・スペック比較
楽天モバイルは従量制の1プランでデータ無制限まで対応、HISモバイルは7段階の固定容量プランで月280円からスタートできます。
結論: データを気にせず使いたいなら楽天モバイル、通信費を極限まで抑えたいならHISモバイルがおすすめです。
詳細プラン比較
2社は料金体系が大きく異なります。楽天モバイルはデータ使用量に応じて自動で料金が変わる従量制、HISモバイルは自分でデータ量を選ぶ固定制です。
| 比較項目 | 楽天モバイル | HISモバイル |
|---|---|---|
| 月額料金 | 1,078円〜3,278円 | 280円〜2,970円 |
| データ容量 | 3GB / 20GB / 無制限(従量制) | 100MB / 1GB / 3GB / 7GB / 10GB / 20GB / 30GB |
| 通信回線 | 楽天回線(一部au回線) | ドコモ回線 |
| 通話料 | 22円/30秒(Rakuten Link利用で無料) | 9円/30秒 |
| かけ放題 | 1,100円/月(15分かけ放題) | 1,480円/月(完全かけ放題) |
| 5G対応 | あり | なし |
| eSIM対応 | あり | あり |
| テザリング | あり | あり |
| 契約期間 | なし | なし |
| 解約金 | 0円 | 0円 |
| 特徴 | データ無制限+無料通話 | 超低価格+7段階プラン |
各サービスの詳細は楽天モバイル評判・レビューとHISモバイル評判・レビューもご確認ください。
料金シミュレーション ― 月額料金を用途別に比較
月のデータ使用量と通話頻度に応じて、どちらがお得かシミュレーションします。あなたの使い方に近いパターンで比較してください。
ライトユーザー(月3GB + 通話少なめ)
| 項目 | 楽天モバイル | HISモバイル |
|---|---|---|
| 基本料金 | 1,078円(〜3GB) | 770円(3GB) |
| 通話料(月15分想定) | 0円(Rakuten Link) | 270円(9円×30回) |
| 月額合計 | 1,078円 | 1,040円 |
3GB以下でほとんど通話しない場合は、HISモバイルの方が若干安くなります。ただし楽天モバイルはRakuten Linkで通話無料のため、通話が増えても追加料金がかかりません。
中量ユーザー(月10GB + 通話やや多め)
| 項目 | 楽天モバイル | HISモバイル |
|---|---|---|
| 基本料金 | 2,178円(3〜20GB) | 1,340円(10GB) |
| 通話料(月30分想定) | 0円(Rakuten Link) | 540円(9円×60回) |
| 月額合計 | 2,178円 | 1,880円 |
10GB利用で通話がそこそこある場合は、HISモバイルの方が約300円安くなります。ただしRakuten Linkを活用すれば楽天モバイルも通話料が0円になるため、通話アプリの利用に抵抗がなければ差は僅かです。
大容量ユーザー(月20GB以上 + 通話多め)
| 項目 | 楽天モバイル | HISモバイル |
|---|---|---|
| 基本料金 | 3,278円(20GB〜無制限) | 2,090円(20GB) |
| 通話料(月60分想定) | 0円(Rakuten Link) | 0円(6分かけ放題付き) |
| 月額合計 | 3,278円 | 2,090円 |
20GBプランではHISモバイルが約1,200円安くなります。ただし楽天モバイルはデータ無制限のため、20GBを超えても追加料金がかかりません。動画やテザリングを頻繁に使う方は楽天モバイルの方が安心です。HISモバイルの20GBプランには6分かけ放題が標準付帯されており、短い通話が多い方には追加費用なしで通話できるメリットがあります。
ポイント
データ使用量が20GBを超える月がある方は、楽天モバイルの無制限プランの方がトータルでお得になる可能性があります。逆に毎月のデータ使用量が安定して10GB以下の方は、HISモバイルの方が大幅に節約できます。
データ容量別にさらに比較したい方はデータ容量別格安SIM比較も参考にしてください。
通信速度・エリアの違い
楽天モバイル(MNO)とHISモバイル(MVNO)では通信品質に明確な違いがあります。
楽天モバイルは自社回線を持つMNOのため、混雑時間帯でも安定した速度が期待できます。ただし楽天回線エリア外ではパートナー回線(au)での通信となり、一部地域で品質が不安定になるケースがあります。5Gにも対応しており、対応エリアでは高速通信が可能です。
HISモバイルはドコモ回線を利用するMVNOです。ドコモの広いエリアカバレッジを活かして全国で安定したエリアを確保していますが、MVNO特有の混雑時間帯(平日12:00〜13:00、18:00前後)は速度低下が起こりやすい傾向があります。5Gには非対応で、全プラン4G通信のみです。
| 項目 | 楽天モバイル | HISモバイル |
|---|---|---|
| 回線種別 | MNO(自社回線) | MVNO(ドコモ回線) |
| 昼休み時の速度 | 安定 | 低下しやすい |
| 5G対応 | あり | なし |
| エリアカバー | 楽天回線+au回線 | ドコモ回線 |
注意
楽天モバイルの楽天回線エリアは全国的に広がっていますが、地下やビル内など一部で電波が届きにくい場所があります。お住まいの地域で楽天回線のカバー状況を事前に確認しましょう。
通信品質を重視する方は格安SIMの電波改善方法もご覧ください。
キャンペーン比較(2026年7月時点)
両社のキャンペーンを比較します。楽天モバイルはポイント還元が充実、HISモバイルは18歳未満向けの割引があります。
| キャンペーン | 楽天モバイル | HISモバイル |
|---|---|---|
| MNP乗り換え特典 | 三木谷キャンペーン: 14,000pt還元 | ― |
| 初めて申し込み | 10,000pt還元(MNP) | ― |
| 端末セット | iPhone最大36,000円相当還元 | ― |
| その他 | Galaxy S26購入で最大23,000pt | 18歳未満 事務手数料50% OFF |
楽天モバイルはMNP乗り換えで最大14,000楽天ポイントが還元される「三木谷キャンペーン」が強力です。Rakuten Linkでの10秒以上の通話が条件ですが、再契約や2回線目以降も対象となります。
HISモバイルは大規模なポイント還元キャンペーンはありませんが、18歳未満の方は事務手数料が半額(1,650円)になります。元の月額料金が安いため、キャンペーンなしでも初月からコストメリットがあります。
サポート体制の比較
サポート体制もキャリア選びの重要なポイントです。
| サポート項目 | 楽天モバイル | HISモバイル |
|---|---|---|
| 店舗サポート | あり(楽天モバイルショップ) | なし |
| 電話サポート | あり | あり |
| チャット | あり | あり |
| マイページ | あり(my楽天モバイル) | あり |
楽天モバイルは全国に店舗があり、対面での相談や手続きが可能です。初めてスマートフォンを使う方や、対面サポートを重視する方には大きなメリットです。
HISモバイルは実店舗がなく、オンライン完結型のサービスです。SIMの差し替えやAPN設定を自分で行う必要があります。スマートフォンの設定に慣れている方向けです。
対面サポートが必要な方はUQモバイルやワイモバイルも選択肢に入れてみてください。
こんな人におすすめ
データ使用量と通話スタイルに応じて、おすすめのキャリアが分かれます。
楽天モバイルがおすすめな人
データ無制限で使いたい方、Rakuten Linkで通話料を0円にしたい方、楽天ポイントを貯めている方には楽天モバイルが最適です。月3,278円でデータ無制限+国内通話無料(Rakuten Link経由)は、大容量ユーザーにとってコスパに優れた選択肢です。
HISモバイルがおすすめな人
月のデータ使用量が少ない方、通信費を月280円〜に抑えたい方、サブ回線として維持したい方にはHISモバイルが最適です。通話料9円/30秒の安さと7段階のプランから最適なデータ量を選べる柔軟性が魅力です。20GB以上のプランには6分かけ放題が標準付帯されています。
低価格MVNO同士の比較は日本通信SIM vs HISモバイル比較、楽天モバイルと他社の比較は楽天モバイル vs IIJmio比較や楽天モバイル vs LINEMO比較もご覧ください。
まとめ
楽天モバイルとHISモバイルは、対象とするユーザー層が明確に異なるキャリアです。
楽天モバイルはデータ無制限で月3,278円、Rakuten Linkを使えば国内通話も無料になります。動画視聴やテザリングを頻繁に使う方、データ容量を気にしたくない方に向いています。MNO(自社回線)のため混雑時でも速度が安定しやすく、5Gにも対応しています。
HISモバイルは月280円(100MB未満)からスタートでき、7段階のプランから自分に合ったデータ量を選べます。通話料は9円/30秒で業界最安水準、20GB以上のプランには6分かけ放題が標準で付いています。通信費を徹底的に抑えたい方やサブ回線として使いたい方におすすめです。
迷ったら「月にどのくらいデータを使うか」で判断しましょう。20GB以上使う月がある方は楽天モバイル、10GB以下で足りる方はHISモバイルが経済的です。格安SIM全体の比較は格安SIMおすすめランキングもあわせてご覧ください。
よくある質問
Q楽天モバイルとHISモバイル、月額料金はどちらが安いですか?
データ使用量で異なります。3GB以下ならHISモバイル(770円)が楽天モバイル(1,078円)より安くなります。20GB以上使う場合は楽天モバイル(3,278円で無制限)の方がコスパが高く、HISモバイルの20GBプラン(2,090円)より高額ですがデータ上限がありません。
Q楽天モバイルのRakuten Linkとは何ですか?
Rakuten Linkは楽天モバイルが提供する無料通話アプリです。このアプリ経由で発信すれば国内通話が無料になります。通常の電話アプリから発信すると22円/30秒の通話料がかかるため、Rakuten Linkの利用が節約のポイントです。
QHISモバイルの通話料9円/30秒は専用アプリが必要ですか?
HISモバイルの9円/30秒は標準の電話アプリからそのまま利用できます。専用アプリのインストールは不要で、電話帳からそのまま発信しても9円/30秒の料金が適用されます。
Q楽天モバイルは5G対応、HISモバイルは非対応?
はい、楽天モバイルは5Gに対応しており、対応エリア・対応端末であれば高速な5G通信が利用できます。HISモバイルは全プラン4G通信のみで5Gには非対応です。5Gを利用したい方は楽天モバイルを選びましょう。
Q楽天モバイルとHISモバイル、どちらもeSIMに対応していますか?
はい、どちらもeSIMに対応しています。eSIMなら申し込み後に物理SIMカードの到着を待たずに利用開始できます。デュアルSIMでの併用も可能なため、メイン回線+サブ回線の2台持ちにも活用できます。
