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格安SIMの電波が悪い?5つの原因と改善方法を徹底解説

目次

格安SIMに乗り換えたら「電波が悪い」「つながりにくい」と感じたことはないでしょうか。実は、電波トラブルの多くは原因を特定すれば自分で改善できます。この記事では、格安SIMの電波が悪くなる5つの原因と、すぐに試せる6つの改善方法を紹介します。

格安SIMの電波が悪くなる5つの原因

格安SIMの電波が不安定になる原因は主に5つあります。回線の混雑や設定ミスなど、原因ごとに適切な対処をすることで改善できるケースがほとんどです。

原因1: 回線の混雑(昼12〜13時・夕方18時前後)

MVNO(IIJmio、mineo、nuroモバイルなど)は大手キャリアから回線を借りて運営しています。そのため、利用者が集中する昼休み(12〜13時)や夕方(18時前後)は通信速度が大幅に低下することがあります。

これはMVNOの仕組み上避けにくい問題です。一方、MNO系の格安SIM(ahamo、LINEMO、povo2.0)は大手キャリアの回線をそのまま使うため、混雑時間帯でも速度低下が起きにくい特徴があります。

原因2: APN設定が正しくない

APN(Access Point Name)は、スマートフォンがインターネットに接続するための設定です。格安SIMに乗り換えた直後にデータ通信ができない場合、APN設定が正しく行われていない可能性があります。

iPhoneの場合は「APN構成プロファイル」のインストールが必要なケースが多く、Androidの場合は手動でAPNを入力する必要があります。設定方法はキャリアごとに異なるため、各社の公式サイトで確認しましょう。

APN設定が反映されないとき

APN設定後も通信できない場合は、一度端末を再起動してみてください。iPhoneでは古いプロファイルが残っていると競合する場合があるため、不要なプロファイルは削除しましょう。

原因3: 端末の対応バンドが合っていない

スマートフォンの通信は「バンド(周波数帯)」と呼ばれる電波の種類を使っています。端末が契約している回線のバンドに対応していないと、電波をつかめないエリアが出てきます。

特に注意が必要なのは、海外製SIMフリー端末やキャリア限定端末です。たとえばドコモ回線の格安SIMを使う場合、ドコモのプラチナバンド(Band 19/28)に対応していないと、建物内や地下で電波が届きにくくなります。

原因4: エリア外・建物内で電波が届きにくい

山間部や建物の地下・奥まった場所では、どのキャリアでも電波が届きにくくなります。特にMVNOの場合、借りている回線の基地局密度によって、エリアのカバー状況が大手キャリアと若干異なることもあります。

建物内で電波が弱いと感じる場合は、窓際に移動する、Wi-Fiに切り替えるなどの対策が有効です。

原因5: SIMカードの接触不良・劣化

SIMカードを長期間使い続けると、端子部分の汚れや劣化によって接触不良が起きることがあります。また、SIMカードの挿入が不完全な場合にも通信が不安定になります。

端末を落としたり、水に濡れたりした後に電波状況が悪くなった場合は、SIMカードの物理的な問題を疑いましょう。

すぐに試せる6つの改善方法

電波トラブルが起きたとき、まず試してほしい6つの方法を紹介します。上から順に手軽な方法なので、1つずつ試してみてください。

方法1: 機内モードのON/OFFで再接続

もっとも手軽で効果的な方法です。機内モードをONにして数秒待ち、再びOFFにすると、端末が電波を再検索します。一時的な接続不良であれば、これだけで改善することが多いです。

手順は以下の通りです。

  1. 設定画面またはクイック設定から機内モードをONにする
  2. 5〜10秒ほど待つ
  3. 機内モードをOFFに戻す
  4. 電波が回復するまで30秒ほど待つ

方法2: APN設定を確認・再設定する

APN設定が原因の場合は、正しい設定値を入力し直すことで改善します。

iPhoneの場合: 「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」からAPN構成プロファイルが正しくインストールされているか確認します。古いプロファイルが残っている場合は削除してから、新しいプロファイルをインストールしてください。

Androidの場合: 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」から、契約している格安SIMのAPN設定が正しいか確認します。

APN設定値の確認方法

APN設定値は各格安SIMの公式サイトに掲載されています。ユーザー名・パスワード・認証方式なども正確に入力する必要があるため、公式の手順に沿って設定しましょう。

方法3: 混雑する時間帯を避けてWi-Fiを活用する

MVNOを利用している場合、昼12〜13時や夕方18時前後の混雑時間帯はWi-Fiを積極的に活用しましょう。自宅や職場のWi-Fi、カフェやコンビニの無料Wi-Fiスポットを使えば、回線の混雑を気にせずに通信できます。

また、大容量のアプリダウンロードや動画視聴はWi-Fi環境で行うようにすると、データ通信量の節約にもなります。

方法4: 端末の対応バンドを確認する

端末が契約している回線のバンドに対応しているか確認しましょう。確認方法は以下の通りです。

  1. 端末のメーカー公式サイトで「対応バンド」「対応周波数」を調べる
  2. 契約している格安SIMの回線(ドコモ/au/ソフトバンク)の主要バンドと照合する

各キャリアの主要バンドは以下の通りです。

回線 主要バンド プラチナバンド
ドコモ Band 1/3/19/21/28/42 Band 19/28
au Band 1/3/11/18/26/28/42 Band 18/26
ソフトバンク Band 1/3/8/11/28/42 Band 8

プラチナバンドに対応していないと、建物内や地下などで圏外になりやすくなります。端末がプラチナバンドに対応しているかは必ず確認しましょう。

方法5: SIMカードを抜き差しする

SIMカードの接触不良が疑われる場合は、一度SIMカードを取り出して以下の手順で再挿入します。

  1. 端末の電源を切る
  2. SIMトレイを取り出す
  3. SIMカードの端子部分を柔らかい布で軽く拭く
  4. SIMカードを正しい向きでトレイに乗せ、しっかり挿入する
  5. 端末の電源を入れる

これでも改善しない場合は、SIMカードの劣化が考えられます。契約している格安SIMに連絡して、SIMカードの再発行を依頼しましょう(再発行手数料がかかる場合があります)。

方法6: キャリアに問い合わせる

上記の方法を試しても改善しない場合は、キャリア側の問題(回線障害やエリアの問題)の可能性があります。契約している格安SIMのサポートに問い合わせましょう。

問い合わせ時に伝えると対応がスムーズになる情報をまとめます。

  • いつから症状が出ているか
  • 発生する場所(自宅・職場・外出先など)
  • 症状の内容(圏外になる/速度が遅い/通話が切れるなど)
  • 試した対処法と結果

電波が安定しやすい格安SIMの選び方

対処法を試しても改善しない場合や、そもそも電波の安定性を重視して格安SIMを選びたい場合のポイントを解説します。

MNO系(ahamo・LINEMO・povo)なら大手回線そのまま

ahamo(ドコモ回線)、LINEMO(ソフトバンク回線)、povo2.0(au回線)は、大手キャリアの回線をそのまま利用するMNOプランです。MVNOのように回線を間借りしているわけではないため、昼や夕方の混雑時間帯でも速度低下が起きにくいのが特徴です。

通信品質を重視するなら、MNO系の格安SIMを選ぶのが確実です。料金はahamo(月額2,970円/20GB)、LINEMO(月額990円~/3GB)、povo2.0(基本料0円、3GB 990円/30日間)と、大手キャリアの通常プランより大幅に安くなります。

サブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)も回線品質が高い

UQモバイル(au回線)とワイモバイル(ソフトバンク回線)はサブブランドと呼ばれ、親会社の回線を優先的に使えるため、MVNOより通信が安定しています。

さらに、全国に実店舗があるため、電波トラブル時に対面でサポートを受けられるのも大きなメリットです。UQモバイルはコミコミプランバリュー(月額3,828円/35GB、10分以内通話無料)、ワイモバイルはシンプル3 S(月額3,058円/5GB)が人気のプランです。

電波の安定性で選ぶなら

電波の安定性を最重視する場合は、MNO系(ahamo・LINEMO・povo)またはサブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)がおすすめです。MVNOと比べて月額料金はやや高くなりますが、時間帯を問わず安定した通信が期待できます。

電波が安定しやすいおすすめ格安SIM 5社

電波の安定性を重視して選びたい方に向けて、回線品質に定評のある格安SIM 5社を比較します。MNOとサブブランドを中心に、通信品質の高いMVNOも含めて紹介します。

キャリア 種別 回線 月額料金(税込) データ量 混雑時の安定性
ahamo MNO ドコモ 2,970円 20GB 高い
LINEMO MNO ソフトバンク 990円〜 3GB〜 高い
povo2.0 MNO au 基本料0円(3GB 990円/30日間) トッピング式 高い
UQモバイル サブブランド au 3,828円 35GB 高い
ワイモバイル サブブランド ソフトバンク 3,058円 5GB 高い

ahamoは、ドコモ回線をそのまま利用できるMNOプランです。月額2,970円で20GB使え、5分以内の国内通話が無料で付いています。海外ローミングも20GBまで追加料金なしで使えるため、出張や旅行が多い方にも適しています。

LINEMOは、ソフトバンク回線のMNOプランです。月額990円の3GBプランからあり、コストを抑えつつ安定した通信を求める方に向いています。LINEのトークや通話がデータ消費ゼロになる「LINEギガフリー」も特徴です。

povo2.0は、au回線のMNOプランです。基本料0円で、必要なときだけデータをトッピング(追加購入)する仕組みです。3GB 990円/30日間をはじめ、自分の利用スタイルに合わせて柔軟に使えます。

UQモバイルは、auのサブブランドです。コミコミプランバリュー(月額3,828円/35GB)は10分以内の通話無料が含まれており、通話もデータもバランスよく使いたい方に適しています。全国に店舗があるため対面サポートも受けられます。

ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドです。シンプル3 S(月額3,058円/5GB)のほか、M(月額4,158円/30GB)やL(月額5,258円/35GB)もあり、家族割引やおうち割光セットで月額料金をさらに抑えることも可能です。

より料金を抑えたい方には、MVNOのIIJmio(月額850円~/2GB)、mineo(月額1,298円~/1GB)、nuroモバイル(月額792円~/3GB)も選択肢になります。ただし、MVNOは昼や夕方の混雑時に速度が低下しやすい点は理解しておきましょう。

格安SIMの選び方について詳しくは格安SIMの選び方ガイドもあわせてご覧ください。用途別に比較したい方は用途別格安SIMおすすめ比較も参考になります。また、各キャリアの詳細はahamo評判・レビューやLINEMO評判・レビューで解説しています。

総合的なランキングは格安SIMおすすめランキングでも紹介していますので、あわせて参考にしてください。

まとめ

格安SIMの電波が悪いと感じたら、まず「機内モードのON/OFF」や「APN設定の確認」など、手軽な方法から試してみましょう。MVNOを使っていて混雑時間帯の速度低下が気になる場合は、Wi-Fiの活用や、MNO系・サブブランドへの乗り換えも検討する価値があります。

電波の安定性を重視するなら、ahamo(月額2,970円/20GB)やLINEMO(月額990円~/3GB)、povo2.0(基本料0円)といったMNO系プランが有力な選択肢です。店舗サポートも重視するならUQモバイル(月額3,828円/35GB)やワイモバイル(月額3,058円~/5GB)も検討してみてください。

よくある質問

Q格安SIMは大手キャリアより電波が悪いのですか?
A

格安SIMのうちMVNO(IIJmio、mineoなど)は大手キャリアから回線を借りているため、昼や夕方の混雑時間帯に速度が低下しやすくなります。一方、MNO系の格安SIM(ahamo、LINEMO、povo2.0)は大手キャリアの回線をそのまま使うため、電波の品質は大手キャリアと同等です。

Q格安SIMの速度が遅くなる時間帯はいつですか?
A

MVNOの場合、特に速度が低下しやすいのは昼12〜13時(昼休み)と夕方18時前後(帰宅時間帯)です。多くの利用者が一斉にデータ通信を行うため、回線が混雑して速度が落ちます。MNO系(ahamo、LINEMO、povo2.0)やサブブランド(UQモバイル、ワイモバイル)では、この影響は比較的小さくなります。

QMVNOとMNOの電波の違いは何ですか?
A

MNO(Mobile Network Operator)はドコモ・au・ソフトバンクのように自社の通信設備を持つキャリアです。ahamo・LINEMO・povo2.0はMNOの格安プランで、大手と同じ回線品質で使えます。MVNO(Mobile Virtual Network Operator)はMNOから回線を借りて運営しており、月額料金は安い一方、混雑時に速度が低下しやすいという違いがあります。

Q格安SIMに乗り換えたら圏外になりました。どうすればいいですか?
A

まずAPN設定が正しいか確認してください。次に機内モードのON/OFFを試し、SIMカードの抜き差しも行ってみましょう。端末の対応バンドが回線に合っているかも重要なチェックポイントです。これらを試しても改善しない場合は、契約している格安SIMのサポートに問い合わせてください。

Q電波が安定しやすい格安SIMはどれですか?
A

電波の安定性を重視するなら、MNO系のahamo(月額2,970円/20GB・ドコモ回線)、LINEMO(月額990円〜/3GB・ソフトバンク回線)、povo2.0(基本料0円・au回線)がおすすめです。店舗サポートも求める場合はUQモバイル(月額3,828円/35GB)やワイモバイル(月額3,058円/5GB)も回線品質が高く、安心して利用できます。

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