楽天モバイルとpovo2.0をデュアルSIMで併用すると、Rakuten Linkの無料通話とau回線のバックアップを月額1,078円から実現できます。この記事では具体的な設定手順と料金シミュレーションを紹介します。
楽天モバイル×povo併用のメリット3つ
デュアルSIM併用の魅力は「通話無料」「回線冗長性」「コスト最適化」の3点に集約されます。
メリット1: Rakuten Linkで国内通話が無料
楽天モバイルはRakuten Linkアプリ経由で国内通話が無料です。通話用の回線として楽天モバイルを設定すれば、通話料を気にせず電話が使えます。通常の通話料(22円/30秒)が一切かかりません。
メリット2: au回線バックアップで圏外を回避
楽天モバイルの回線エリアが届かない場所でも、povoのau回線が利用できます。地下や建物内など楽天回線が弱い場所でも、データ通信用にpovoを切り替えるだけで快適に通信可能です。
メリット3: 月額1,078円からの低コスト運用
楽天モバイルの最強プラン(〜3GB)が月額1,078円、povo2.0の基本料は0円です。povoはトッピングを購入しなければ料金が発生しないため、楽天回線が使える場面ではpovoを待機させるだけでOKです。
コスト試算の前提
楽天モバイル最強プラン(〜3GB)1,078円+povo基本料0円=月額1,078円。楽天モバイルでデータを3GB超使う場合は2,178円(〜20GB)になります。povoのトッピングは必要な時だけ購入する運用です。
料金シミュレーション ― 3パターンで比較
利用パターンに応じた月額コストを試算しました。通話はすべてRakuten Link経由(無料)を前提としています。
| 利用パターン | 楽天モバイル | povo | 月額合計 |
|---|---|---|---|
| ライトユーザー(3GB以内) | 1,078円(〜3GB) | 0円(待機のみ) | 1,078円 |
| ミドルユーザー(10GB前後) | 2,178円(〜20GB) | 0円(待機のみ) | 2,178円 |
| バックアップ重視(楽天3GB+povo3GB) | 1,078円(〜3GB) | 990円(3GB/30日) | 2,068円 |
povoの「データ追加3GB(30日間)」は990円、「データ追加1GB(7日間)」は390円です。旅行や出張時など楽天回線が不安な場面だけトッピングを購入すればコストを抑えられます。
デュアルSIMの設定手順
iPhoneとAndroidそれぞれの設定方法を解説します。両方ともeSIMに対応しているため、物理SIM+eSIMまたはeSIM×2の組み合わせが可能です。
対応端末の確認
楽天モバイル・povo2.0ともにeSIM対応です。iPhone XS以降、Google Pixel 4以降など、デュアルSIM(物理SIM+eSIM、またはeSIM×2)に対応した端末が必要です。
おすすめの回線割り当て
| 用途 | 割り当て回線 | 理由 |
|---|---|---|
| 音声通話(デフォルト) | 楽天モバイル | Rakuten Linkで通話無料 |
| モバイルデータ通信 | 楽天モバイル(メイン) | 通常利用時のデータ通信 |
| バックアップデータ | povo | 楽天回線が弱い場所で切替 |
iPhone での設定手順
- 設定 → モバイル通信 → 「モバイル通信プランを追加」からeSIMを追加
- 楽天モバイルのeSIM QRコードを読み取り、プランを追加
- povoのeSIM QRコードを読み取り、2つ目のプランを追加
- 「デフォルトの音声回線」を楽天モバイルに設定
- 「モバイルデータ通信」を楽天モバイルに設定
- 必要に応じて「モバイルデータ通信の切替を許可」をONにする
Android での設定手順
- 設定 → ネットワークとインターネット → SIM → 「SIMを追加」
- eSIMのQRコードを読み取り、楽天モバイル・povoのプランをそれぞれ追加
- 「通話のデフォルト」を楽天モバイルに設定
- 「データ通信のデフォルト」を楽天モバイルに設定
併用時の注意点
デュアルSIM運用には知っておくべき制限事項があります。事前に確認しておきましょう。
povo2.0 の180日ルール
povo2.0は180日間有料トッピングを購入しないと利用停止になる可能性があります。バックアップ用途でも半年に1回はトッピング(390円〜)を購入する必要があります。
Rakuten Linkの注意点
Rakuten Linkはデータ通信を使って通話するアプリです。楽天回線が圏外の場合でも、Wi-Fiやpovoのデータ回線経由で通話可能ですが、通話品質が不安定になる場合があります。
バッテリー消費について
2回線を常時ONにすると、1回線のみの場合と比べてバッテリー消費がやや増えます。電池持ちが気になる場合は、不要時にpovo回線をOFFにする運用も検討してください。
180日ルールに注意
povo2.0は180日以上有料トッピング未購入の場合、利用停止・契約解除となる場合があります。バックアップ用途でも半年に1回はトッピングを購入しましょう。「データ追加1GB(7日間)」390円が手軽です。
この組み合わせが向いている人・向いていない人
楽天モバイル×povo併用は万人向けではありません。自分の利用スタイルに合うか確認しましょう。
向いている人
- 通話料を0円にしたい人(Rakuten Link活用)
- 楽天回線エリアに不安がある人(auバックアップ)
- 月のデータ使用量が3GB以下のライトユーザー
- 出張・旅行時だけ回線を増やしたい人
向いていない人
- 設定や回線管理が面倒に感じる人
- 楽天回線エリアが十分カバーされている都市部在住の人
- 毎月安定して大容量を使う人(ahamo大盛り100GBの方がシンプル)
他のデュアルSIM組み合わせや格安SIM全般の選び方については格安SIMの選び方ガイドも参考にしてください。また楽天モバイル単体の詳細は楽天モバイル評判・レビュー、povo単体の詳細はpovo評判・レビューで解説しています。
他のデュアルSIM組み合わせとの比較
楽天×povoの組み合わせ以外に、IIJmio(ドコモ/au回線)やmineo(ドコモ/au/ソフトバンク回線)をサブ回線にする方法もあります。IIJmioはデータSIMが月220円〜と安価で、長期的なバックアップ用途には楽天×IIJmioも有力です。一方、povo2.0は基本料0円かつトッピング形式なのでスポット利用に向いており、旅行や出張など「たまに使う」ニーズに最適です。ご自身の利用頻度に合わせて最適な組み合わせを選びましょう。
まとめ ― 月額1,078円で通話無料+回線バックアップ
楽天モバイルとpovo2.0のデュアルSIM併用は、月額1,078円から国内通話無料とau回線バックアップを両立できるコスパの高い組み合わせです。povoの基本料0円を活かし、必要な時だけトッピングを追加する柔軟な運用が可能です。他の格安SIMも含めた総合比較は格安SIMおすすめランキングを参考にしてください。
よくある質問
Q楽天モバイルとpovoのデュアルSIMは月額いくらで使えますか?
楽天モバイル最強プラン(〜3GB)1,078円+povo基本料0円で、月額1,078円から利用可能です。povoのトッピングは必要な時だけ購入する運用で、バックアップとして待機させる場合は追加料金がかかりません。
QデュアルSIMで楽天モバイルとpovoを併用するメリットは?
Rakuten Linkによる国内通話無料、au回線をバックアップとして使える圏外対策、月額1,078円からという低コスト運用の3つが主なメリットです。楽天回線が弱い場所ではpovoに切り替えて通信できます。
Qpovo2.0を待機させるだけでも料金はかかりますか?
povo2.0の基本料は0円なので、トッピングを購入しなければ月額料金はかかりません。ただし180日間有料トッピング未購入の場合は利用停止となる可能性があるため、半年に1回は最低390円のトッピング購入が必要です。
QRakuten Linkはpovo回線でも通話できますか?
はい、Rakuten Linkはデータ通信(Wi-Fiまたはモバイルデータ)を使って通話するアプリのため、povo回線のデータ通信経由でも発信可能です。ただし楽天モバイルの契約が有効である必要があります。
QデュアルSIM対応端末は何がありますか?
iPhone XS以降(iOS 12.1以降)、Google Pixel 4以降、Galaxy S21以降などが対応しています。物理SIM+eSIM、またはeSIM×2のいずれかの組み合わせで利用可能です。端末の対応状況は各キャリア公式サイトでご確認ください。
