DTI SIMとIIJmioは、どちらもドコモ回線を利用できるMVNOの格安SIMです。DTI SIMは10分かけ放題が標準付帯のシンプルな4プラン構成、IIJmioは2GB〜55GBまで8段階のプランと5G・eSIM対応が強みです。同じドコモ回線MVNOでも料金体系や機能面で違いが大きいため、この記事では料金・通話料・対応機能・キャンペーンの4軸で比較します。
料金・スペック比較
DTI SIMは2GB〜16GBの4プラン、IIJmioは2GB〜55GBの8プランと選択肢の幅に大きな差があります。まずは基本スペックを見比べてみましょう。
結論: 短い通話が多く4プランのシンプルさを重視するならDTI SIM、料金の安さ・5G・eSIM対応を重視するならIIJmioがおすすめです。
| 比較項目 | DTI SIM | IIJmio |
|---|---|---|
| 月額料金 | 1,485円〜2,420円 | 850円〜3,900円 |
| データ容量 | 2GB / 4GB / 8GB / 16GB | 2GB / 5GB / 10GB / 15GB / 25GB / 35GB / 45GB / 55GB |
| 通信回線 | ドコモ回線のみ | ドコモ / au回線 |
| 通話料 | 11円/30秒 | 11円/30秒 |
| かけ放題 | 10分かけ放題が標準付帯 | 1,400円/月(オプション) |
| 5G対応 | 非対応 | 対応 |
| eSIM対応 | 非対応(物理SIMのみ) | 対応 |
| テザリング | 無料 | 無料 |
| 契約期間・違約金 | なし / なし | なし / なし |
各サービスの詳しい評判はDTI SIM評判・レビューとIIJmio評判・レビューでも紹介しています。
料金プランの詳細比較
DTI SIMは4段階、IIJmioは8段階とプラン数に差があります。同程度のデータ容量で比較すると、IIJmioの方が割安な傾向です。
同容量帯での料金比較
| データ容量帯 | DTI SIM | IIJmio |
|---|---|---|
| 2GB | 1,485円 | 850円 |
| 4GB | 1,650円 | ― |
| 5GB | ― | 950円 |
| 8GB | 1,980円 | ― |
| 10GB | ― | 1,400円 |
| 15GB | ― | 1,600円 |
| 16GB | 2,420円 | ― |
| 25GB | ― | 2,000円 |
2GBプランで比べるとIIJmio(850円)がDTI SIM(1,485円)より635円安く、8GB前後のデータ量で見てもIIJmioの10GBプラン(1,400円)の方が容量が多いうえに割安です。一方でDTI SIMは通話料込みで考えると評価が変わる点に注意してください。
通話込みで比較するなら
短い通話を頻繁にする方はDTI SIMの「10分かけ放題標準付帯」を考慮すると総額で逆転するケースもあります。通話をほとんどしない方は、データ容量あたりの料金で優位なIIJmioが有利です。
通話料・かけ放題オプションの比較
両社とも通話料は11円/30秒と同水準ですが、かけ放題の扱いが大きく異なります。DTI SIMは10分かけ放題が追加料金なしで全プランに付帯し、IIJmioは通話定額オプション(1,400円/月)を別途申し込む必要があります。
| 通話項目 | DTI SIM | IIJmio |
|---|---|---|
| 通話料 | 11円/30秒 | 11円/30秒 |
| 10分かけ放題 | 標準付帯(追加料金なし) | オプション(キャンペーンで最大6ヶ月無料) |
| 完全かけ放題 | 非対応 | 1,400円/月 |
短時間の通話を日常的に行う方にとって、DTI SIMの「10分かけ放題が最初から料金に含まれている」設計は分かりやすいメリットです。長時間通話が多い、または通話自体をほとんどしない方はIIJmioの方が選びやすいでしょう。通話重視の選び方は格安SIM 通話かけ放題おすすめ比較もあわせてご確認ください。
5G・eSIM・対応回線の違い
IIJmioは5G・eSIMの両方に対応していますが、DTI SIMはどちらも非対応です。この違いが両社を選ぶ際の大きな分かれ目になります。
| 機能 | DTI SIM | IIJmio |
|---|---|---|
| 5G対応 | 非対応 | 対応 |
| eSIM対応 | 非対応(物理SIMのみ) | 対応 |
| 対応回線 | ドコモ回線のみ | ドコモ / au回線 |
| データシェア | 非対応 | 対応 |
eSIM非対応は開通スピードに影響
IIJmioはeSIMに対応しているため、オンライン申し込み後にプロファイルをダウンロードして即日開通できます。DTI SIMは物理SIMのみのため、SIMカードの到着を待つ必要があり、開通までに数日かかる点は把握しておきましょう。
回線選択の柔軟性
IIJmioはドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)から選べるため、お住まいの地域の電波状況や手持ち端末に応じた選択が可能です。DTI SIMはドコモ回線のみの提供です。
DTI SIMは5G・eSIM非対応
5Gエリアでの高速通信やeSIMでの即日開通を重視する方には、DTI SIMは不向きです。これらの機能を求める場合はIIJmioを検討しましょう。
キャンペーン比較(2026年9月時点)
2026年9月時点でIIJmioは複数のキャンペーンを実施中ですが、DTI SIMは目立ったキャンペーンを実施していません。
IIJmioのキャンペーン
| キャンペーン名 | 特典 | 主な条件 | 期間 |
|---|---|---|---|
| ハッピープライスキャンペーン+ | 最大6ヶ月間月額料金割引 | 音声SIM/音声eSIM新規・MNP | 〜2026/11/04 |
| データ容量10GB増量 | 最大6ヶ月間10GB増量 | 15GB〜55GBプラン契約 | 〜2026/11/04 |
| 通話定額オプション無料 | 最大6ヶ月間無料 | 通話定額オプション申し込み | 〜2026/11/04 |
| eSIM初期費用半額 | 初期費用3,300円→1,650円 | Web経由の音声eSIM/データeSIM | 〜2026/10/31 |
| スマホ大特価セール | 対象端末が大幅割引 | MNP乗り換え+音声SIM | 〜2026/11/04 |
DTI SIMのキャンペーン
DTI SIMは2026年9月時点で、目立った新規向けキャンペーンを実施していません。代わりに、10分かけ放題込みという料金体系そのものがシンプルな魅力になっています。
キャンペーンの充実度ではIIJmioが大きくリードしています。特に月額料金割引やデータ増量、通話定額オプション無料化は、契約から半年間のコストを大幅に抑えられる内容です。
こんな人におすすめ
利用スタイルに合わせて選びましょう。通話の使い方とデータ容量への向き合い方で、選ぶべきキャリアが変わります。
DTI SIMがおすすめな人
- 短い通話(10分以内)を日常的にする方
- シンプルな4プランから迷わず選びたい方
- 2GB〜16GBの範囲でライトに使いたい方
- 通話料込みで料金体系を分かりやすくしたい方
IIJmioがおすすめな人
- 同じデータ容量帯で料金を抑えたい方
- 5G通信やeSIMで即日開通を利用したい方
- 2GB〜55GBの幅広いプランから細かく選びたい方
- ドコモとau、回線を選びたい方
- キャンペーンを活用して初期コストを抑えたい方
他のMVNOとの比較はIIJmio vs mineo 徹底比較やIIJmio vs nuroモバイル 比較もあわせてご覧ください。
利用シーン別のコスト比較
具体的な利用シーンを想定して、月々のコストを比べてみましょう。データ量と通話時間の組み合わせによって、有利なキャリアが変わります。
シーン1: 月4〜5GB程度・通話は10分以内が中心の方
DTI SIMの4GBプラン(1,650円)はそのままで10分かけ放題込みです。同じ通話環境をIIJmioの5GBプラン(950円)で再現するには通話定額オプション(1,400円/月)を追加する必要があり、合計2,350円になります。この条件ではDTI SIMの総額(1,650円)の方が700円安くなる計算です。短時間通話が多く、料金体系をシンプルに把握したい方にはDTI SIMが向いています。
シーン2: 月10GB以上使い、通話はほとんどしない方
IIJmioの10GBプラン(1,400円)や15GBプラン(1,600円)は、DTI SIMの8GBプラン(1,980円)や16GBプラン(2,420円)より容量あたりの単価が明らかに安くなります。通話をほとんどしない方であれば、通話定額オプションを付けずに済むため、IIJmioの方がトータルコストを抑えられます。
通話時間とデータ量で選び方が変わる
「短時間通話+少容量」ならDTI SIM、「通話少なめ+中〜大容量」ならIIJmioが有利になる傾向です。ご自身の月間データ使用量と通話時間を確認したうえで選びましょう。
まとめ
DTI SIMとIIJmioは同じドコモ回線MVNOですが、機能面ではIIJmioが優位です。同容量帯での料金の安さ、5G対応、eSIM対応、ドコモ/au回線の選択肢、キャンペーンの充実度——いずれもIIJmioに軍配が上がります。
一方、DTI SIMは10分かけ放題が追加料金なしで全プランに付帯している点が独自の強みです。短時間の通話を頻繁にする方であれば、通話料込みの総額でDTI SIMが有利になるケースもあります。どちらも契約期間の縛りや解約金はないため、まずは自分の通話頻度とデータ使用量を確認したうえで選びましょう。
そのほかの格安SIMも含めた総合比較は格安SIMおすすめランキング、ドコモ回線の格安SIMをまとめて比較したい方は格安SIM ドコモ回線おすすめもご覧ください。
よくある質問
QDTI SIMとIIJmioの2GBプランはどちらが安い?
IIJmio 2GB(月850円)がDTI SIM 2GB(月1,485円)より635円安くなります。ただしDTI SIMは10分かけ放題が追加料金なしで付帯しているため、短い通話を頻繁にする方は総額で差が縮まる場合があります。
QDTI SIMの10分かけ放題はどんな内容?
DTI SIMの音声プランには、1回10分以内の国内通話がかけ放題になるオプションが追加料金なしで標準付帯しています。10分を超えた分は11円/30秒の通話料がかかります。
QIIJmioのeSIMは即日開通できる?
はい。IIJmioのeSIMはオンラインで申し込み後、本人確認が完了すればeSIMプロファイルをダウンロードして即日開通が可能です。DTI SIMは物理SIMのみの対応のため、SIMカードの到着を待つ必要があります。
QDTI SIMは5Gに対応している?
いいえ。DTI SIMは2026年9月時点で5Gに対応しておらず、全プラン4G(LTE)までの通信です。5Gでの高速通信を利用したい場合はIIJmio(5G対応)を選びましょう。
QDTI SIMとIIJmio、通信速度に差はある?
どちらもMVNOのため、昼休みや夕方の混雑時に通信速度が低下する傾向は同じです。DTI SIMはドコモ回線のみですが、IIJmioはドコモ回線とau回線から選べるため、お住まいの地域でより電波状況の良い回線を選択できます。
関連記事: 格安SIMおすすめランキング / SIMの選び方ガイド / 格安SIM ドコモ回線おすすめ / 格安SIM 通話かけ放題おすすめ比較
