LINEMOとIIJmioはどちらも月990円前後から使える人気の格安プランですが、MNO(ソフトバンク回線)とMVNO(ドコモ/au回線)という根本的な違いがあります。この記事では料金・速度・サービスを項目ごとに比較し、あなたに合う方を提案します。
料金・スペック比較
LINEMOは月990円〜3,960円の4プラン構成、IIJmioは月850円〜3,900円の8段階プランです。少量データならIIJmioが安く、回線品質を重視するならLINEMOが有利です。
LINEMO
990円〜3,960円
月額(税込)
- ✓ LINEギガフリー
- ✓ ソフトバンク回線品質
- ✓ 乗り換えPayPayポイント還元
IIJmio
850円〜3,900円
月額(税込)
- ✓ 通話料11円/30秒
- ✓ 2GB月850円から
- ✓ データシェア対応
結論: 回線品質とLINE活用ならLINEMO、料金の安さとプランの細かさならIIJmioがおすすめです。
| 比較項目 | LINEMO | IIJmio |
|---|---|---|
| 月額料金 | 990円〜3,960円 | 850円〜3,900円 |
| データ容量 | 3GB / 10GB / 20GB / 30GB | 2GB / 5GB / 10GB / 15GB / 20GB / 30GB / 40GB / 50GB |
| 回線種別 | ソフトバンク回線(MNO) | ドコモ/au回線(MVNO) |
| 通話料 | 22円/30秒 | 11円/30秒 |
| かけ放題 | 1,650円/月 | 1,400円/月 |
| eSIM | 対応 | 対応 |
| 5G | 対応 | 対応 |
| LINEギガフリー | あり | なし |
| データシェア | なし | 対応 |
| 契約期間・解約金 | なし | なし |
詳細な評判・口コミはLINEMO評判・レビューとIIJmio評判・レビューもあわせてご覧ください。
データ容量・プラン構成の違い
LINEMOは4段階のシンプル構成、IIJmioは2GB刻みで8段階から選べる柔軟なプラン設計です。データ使用量に応じた最適なプラン選びが重要になります。
LINEMOのプラン構成
LINEMOは4つのプランから選びます。ベストプランV(30GB)には5分以内の通話定額が含まれている点が特徴です。
| プラン名 | データ量 | 月額料金 |
|---|---|---|
| ミニプラン | 3GB | 990円 |
| ベストプラン | 10GB | 2,090円 |
| スマホプラン | 20GB | 2,728円 |
| ベストプランV | 30GB | 3,960円(5分通話定額込み) |
全プランでLINEアプリのデータ消費がカウントされない「LINEギガフリー」が利用できます。LINEの音声通話やビデオ通話をよく使う人は、実質的なデータ容量が表示以上になります。
IIJmioのプラン構成
IIJmioのギガプランは2GB〜50GBまで8段階で、自分の使用量にぴったりのプランを選べます。
| プラン名 | データ量 | 月額料金 |
|---|---|---|
| ギガプラン 2GB | 2GB | 850円 |
| ギガプラン 5GB | 5GB | 990円 |
| ギガプラン 10GB | 10GB | 1,500円 |
| ギガプラン 15GB | 15GB | 1,800円 |
| ギガプラン 20GB | 20GB | 2,000円 |
| ギガプラン 30GB | 30GB | 2,700円 |
| ギガプラン 40GB | 40GB | 3,300円 |
| ギガプラン 50GB | 50GB | 3,900円 |
IIJmioは同一mioID内の回線間でデータシェアが可能です。家族で複数回線を契約している場合、余ったデータを無駄なく使い切れます。
同容量帯の料金比較
同程度のデータ容量で月額料金を直接比較すると、ほぼすべての容量帯でIIJmioが安くなります。
| データ量の目安 | LINEMO | IIJmio | 差額 |
|---|---|---|---|
| 2〜3GB | 990円(3GB) | 850円(2GB) | IIJmioが140円安い |
| 5GB | 2,090円(10GB) | 990円(5GB) | IIJmioが1,100円安い |
| 10GB | 2,090円(10GB) | 1,500円(10GB) | IIJmioが590円安い |
| 15GB | 2,728円(20GB) | 1,800円(15GB) | IIJmioが928円安い |
| 20GB | 2,728円(20GB) | 2,000円(20GB) | IIJmioが728円安い |
| 30GB | 3,960円(30GB) | 2,700円(30GB) | IIJmioが1,260円安い |
料金だけを見るとIIJmioが有利ですが、LINEMOにはLINEギガフリーやMNO回線品質というコストに表れない付加価値があります。単純な金額差だけでなく、後述する通信速度やサービス面もあわせて判断してください。
通信回線・速度の比較
LINEMOはソフトバンクのMNO回線、IIJmioはドコモ/auのMVNO回線を利用します。この違いが日中の通信品質に大きな差を生みます。
LINEMOの回線品質
- ソフトバンクの自社回線をそのまま利用するため、大手キャリアと同等の通信速度が出る
- 昼休みや夕方の混雑時間帯でも速度が落ちにくい
- 5Gエリアでは高速通信が利用可能
- 都市部で特に安定した接続品質を維持
IIJmioの回線品質
- ドコモまたはau回線を借り受けるMVNOのため、大手キャリアのエリアカバーを利用可能
- 昼休み(12時〜13時)や夕方(17時〜19時)の混雑時間帯に通信速度が低下しやすい
- 混雑時間帯を避ければ安定した速度で利用でき、SNS・ウェブ閲覧には十分
- ドコモ回線とau回線から選べるため、お住まいの地域で強い方を選択可能
速度を重視する人はLINEMO
昼休みや夕方にも動画視聴やWeb会議をする人は、MNO回線で混雑時も速度が落ちにくいLINEMOが適しています。混雑時間帯にスマホをあまり使わない人であれば、IIJmioでも日常利用に不便はありません。
キャンペーン比較(2026年5月時点)
2026年5月時点で利用できるキャンペーンを比較します。LINEMOはPayPayポイント還元、IIJmioは月額料金割引が中心です。
LINEMOのキャンペーン
- ベストプランV乗り換え: 他社からMNP乗り換えでベストプランV(30GB)を契約すると20,000PayPayポイント還元(ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの移行は対象外。付与は契約から4〜7ヶ月後)
- ベストプラン乗り換え: 他社からMNP乗り換えでベストプラン(10GB)を契約すると14,000PayPayポイント還元(同上条件)
IIJmioのキャンペーン
- ハッピープライスキャンペーン(延長): 5GBプランは利用開始1〜3ヶ月目に月300円割引、4〜6ヶ月目に月450円割引。15GB以上のプランは4〜6ヶ月目に10GB/月のデータ増量。通話定額10分+は4〜6ヶ月目に月700円割引(2026年6月8日まで)
LINEMOは乗り換え時のまとまったポイント還元が魅力で、PayPayを普段使いしている人ほどメリットが大きくなります。IIJmioは毎月の固定費が直接安くなる割引型で、半年間の総額で比較すると実質コストをしっかり抑えられます。
他のキャリアのキャンペーンとも比較したい方は格安SIMおすすめランキングも参考にしてください。
こんな人におすすめ
MNO回線の安定感とLINE活用を取るか、料金の安さとプランの柔軟さを取るかで、選ぶべきサービスが変わります。
LINEMOがおすすめな人
- LINEの通話・ビデオ通話をよく使う(LINEギガフリーでデータ消費ゼロ)
- 昼休みや夕方にも安定した速度で使いたい(ソフトバンクMNO回線で混雑時も速度低下が少ない)
- ソフトバンクから乗り換えたい(同じソフトバンク回線のため移行がスムーズ。SoftBankからLINEMO乗り換えも参照)
- PayPayポイント還元を活用したい(乗り換えで最大20,000ポイント)
- プランは3〜30GBの範囲で十分
IIJmioがおすすめな人
- 月額料金をとことん抑えたい(2GBプラン月850円から利用可能)
- 自分の使用量にぴったりのプランを選びたい(2GB刻みで8段階の細かい選択肢)
- 通話料を安くしたい(標準通話が11円/30秒、かけ放題も1,400円/月)
- 家族や複数端末でデータをシェアしたい(同一mioID内のデータシェア対応)
- ドコモまたはau回線のエリアカバーを重視する
- 月40GB〜50GBの大容量プランが必要(LINEMOにはないデータ量帯をカバー)
IIJmioと他のMVNOの違いが気になる方はIIJmio vs mineo 比較もあわせてご覧ください。またデータ量別格安SIM比較では容量帯ごとのおすすめプランをまとめています。
迷ったときの判断基準
通信品質とLINE活用を重視するならLINEMO、料金の安さとプラン選びの自由度を重視するならIIJmioを選ぶのが後悔の少ない選び方です。どちらも契約期間の縛りや解約金がないため、合わなければ気軽に乗り換えられます。
まとめ
LINEMOはソフトバンクのMNO回線による安定した通信品質とLINEギガフリーが強みで、LINEをよく使う人や昼夕の速度を重視する人に向いています。IIJmioは月850円からの低価格と11円/30秒の通話料、2GB刻みの細かいプラン設計が強みで、コストを徹底的に抑えたい人や家族でデータシェアしたい人に向いています。
月990円という同価格帯で比較すると、LINEMOは3GB、IIJmioは5GBとデータ量ではIIJmioが有利です。ただしLINEMOのLINEギガフリーを活用すれば、LINEのデータ消費分を節約でき、実質的なデータ容量は3GB以上になります。自分のスマホの使い方を振り返り、何を優先するかで最適な1社を選んでください。
よくある質問
QLINEMOとIIJmioを同じデータ容量で比較するとどちらが安いですか?
同じデータ容量で比較すると、ほぼすべての容量帯でIIJmioの方が安くなります。たとえば10GBプランはLINEMOが2,090円、IIJmioが1,500円で、IIJmioが590円安いです。20GBプランではLINEMOが2,728円、IIJmioが2,000円でIIJmioが728円安くなります。ただしLINEMOにはLINEギガフリーやMNO回線品質という料金に表れない付加価値があります。
QIIJmioの通話料が11円/30秒と安いのはなぜですか?
IIJmioは独自の通話サービス基盤を活用しており、通話料を一般的な22円/30秒の半額である11円/30秒に設定しています。専用アプリを使わずに標準の電話アプリからの発信でもこの料金が適用されます。かけ放題オプションも1,400円/月とLINEMO(1,650円/月)より250円安く利用できます。
QLINEMOのLINEギガフリーとは何ですか?
LINEギガフリーは、LINEアプリのトーク・音声通話・ビデオ通話などのデータ消費がカウントされないサービスです。LINEMOの全プランで利用でき、データ容量を使い切って速度制限がかかった状態でもLINEは通常速度で使えます。LINEをよく使う人にとっては実質的なデータ容量が増える効果があります。
QLINEMOとIIJmioは両方eSIMに対応していますか?
はい、どちらもeSIMに対応しています。eSIMなら物理SIMカードの到着を待たずにオンラインで開通手続きが完了するため、申し込み当日から利用開始できます。LINEMOはソフトバンク回線のeSIM、IIJmioはドコモ回線またはau回線のeSIMを提供しています。
Q通信速度はどちらが速いですか?
一般的にLINEMOの方が速度面で有利です。LINEMOはソフトバンクのMNO回線をそのまま利用するため、大手キャリアと同等の速度が出ます。IIJmioはMVNOのため、昼休み(12〜13時)や夕方(17〜19時)の混雑時間帯に速度が低下しやすい傾向があります。混雑時間帯を避けて使う分にはIIJmioでも日常利用に問題ありません。