ロケモバとpovoは、どちらも「使う分だけ払いたい」人に支持されるサービスですが、料金の仕組みはまったく異なります。ロケモバはドコモ・au・ソフトバンク・楽天の4回線から選べる格安MVNOで、1GB〜20GBの固定プランを765円から用意しています。povoはKDDI直系のau回線で、基本料0円に必要な分だけ「トッピング」を追加していく従量型の仕組みです。この記事では料金体系・データ容量・通話の3軸で両社の違いを整理します。
結論:ロケモバとpovoどちらがおすすめ?
毎月使う容量がほぼ一定で料金を固定したい方にはロケモバ、月によって使う量が大きく変わる方や、使わない月は基本料を抑えたい方にはpovoが向いています。
ロケモバ
765円〜
月額(税込)
- ✓4回線から選べる自由度
- ✓毎月の料金が固定で分かりやすい
- ✓解約金・最低利用期間なし
povo
0円〜(基本料)
月額(税込)
- ✓使わない月は基本料0円
- ✓au回線品質で安定
- ✓24時間データ使い放題330円等の短期トッピングあり
結論: 毎月ほぼ一定の容量を固定料金で使いたいならロケモバ、使う量が月によって変わる・使わない月は料金を抑えたいならpovoがおすすめです。
| 比較項目 | ロケモバ | povo |
|---|---|---|
| 事業者区分 | MVNO | MNO(au直系) |
| 料金方式 | 固定プラン | 基本料0円+トッピング従量課金 |
| 月額料金 | 765円〜4,400円 | 0円〜(トッピング次第) |
| データ容量 | 1GB / 3GB / 5GB / 7GB / 20GB | 1GB(390円)/ 3GB(990円)/ 20GB(2,700円)等 |
| 通信回線 | ドコモ/au/ソフトバンク/楽天から選択 | au回線のみ |
| 通話料 | 20円/30秒 | 22円/30秒 |
| かけ放題 | 5分かけ放題 550円/月 | 5分かけ放題 550円/月(トッピング) |
| 5G対応 | 対応(無料オプション) | 対応 |
| eSIM対応 | 非対応(物理SIMのみ) | 対応 |
| 店頭サポート | なし(オンラインのみ) | なし(オンラインのみ) |
| 契約期間・違約金 | なし / なし | なし / なし |
各サービスの詳しい評判はロケモバ評判・レビューとpovo評判・レビューでも紹介しています。
料金の仕組みそのものが違う
ロケモバは「毎月一定額を払って一定容量を使う」固定プラン、povoは「使う直前にその分だけ買う」従量課金です。毎月の利用量が安定しているかどうかで、どちらが得になるかが変わります。
料金プランの詳細比較
ロケモバは1GB〜20GBの5段階の固定プラン、povoは基本料0円にトッピングを足していく仕組みで、そもそも料金の考え方が異なります。
ロケモバの料金プラン
| データ容量 | 月額料金 |
|---|---|
| 1GB | 765円 |
| 3GB | 985円 |
| 5GB | 1,430円 |
| 7GB | 1,980円 |
| 20GB | 4,400円 |
povoの主なトッピング
| トッピング内容 | 料金 |
|---|---|
| データ追加1GB(7日間) | 390円 |
| データ追加3GB(30日間) | 990円 |
| データ追加20GB(30日間) | 2,700円 |
| データ使い放題(24時間) | 330円 |
毎月ほぼ同じ容量を使うのであれば、ロケモバの固定プランの方が総額を把握しやすく安定します。一方povoは、月によって使う量が大きく変動する方や、特定の日だけ大量にデータを使いたい方(24時間データ使い放題330円など)には、ロケモバより柔軟に対応できます。逆に毎月トッピングを買い続けると、容量次第ではロケモバの固定プランより割高になる場合もあります。
povoはトッピングを買わないと使い物にならない
povoは基本料0円ですが、トッピングを購入しないと通信速度が最大128kbpsに制限されます。さらに180日間有料トッピングを購入しないと利用停止になる可能性があるため、「安いから」という理由だけで契約すると想定外の管理の手間が発生します。
通話料・かけ放題オプションの比較
通話料はロケモバ(20円/30秒)がpovo(22円/30秒)よりわずかに安い水準です。かけ放題の仕組みはどちらも同額のオプションを用意しています。
| 通話項目 | ロケモバ | povo |
|---|---|---|
| 通話料 | 20円/30秒 | 22円/30秒 |
| 5分かけ放題 | 550円/月 | 550円(トッピング・自動更新) |
| 完全かけ放題 | 非対応 | 1,650円(トッピング・自動更新) |
ロケモバの5分かけ放題は月額固定のオプションとして契約できますが、povoの通話トッピングは一定期間ごとの自動更新型です。長期間かけ放題を使い続ける前提であれば、どちらも実質的な月額は550円で変わりません。通話重視の選び方は格安SIM 通話かけ放題おすすめ比較もあわせてご確認ください。
回線品質・利用スタイルの違い
MVNOのロケモバとMNOのpovoでは、通信の安定性と使い方の自由度に違いがあります。
| 項目 | ロケモバ | povo |
|---|---|---|
| 回線の種類 | 他社回線を借りるMVNO | KDDI直系のau回線 |
| 混雑時の速度 | 低下しやすい | povoより安定しやすい |
| 対応回線数 | 4回線から選択可 | au回線のみ |
| 料金の管理 | 固定費として把握しやすい | トッピングの購入・期限管理が必要 |
回線数の広さはロケモバが優位
ロケモバはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4回線から選べるため、お住まいの地域で特定回線の電波状況が悪い場合でも別回線に切り替えて対応できます。povoはau回線のみのため、auの電波が弱いエリアでは根本的な解決になりません。
通信の安定性はpovoが優位
povoはKDDI直系のau回線をそのまま利用できるため、MVNOであるロケモバより昼・夕方の混雑時にも速度が安定しやすい傾向があります。トッピングさえ切らさなければ、通信品質の面ではpovoの方が安心です。
管理の手間を取るか、固定費の分かりやすさを取るか
povoはトッピングの購入忘れで速度制限や利用停止になるリスクがある一方、必要なときだけ払えばよい柔軟性があります。ロケモバは毎月決まった額を払う代わりに、容量の管理や期限切れの心配がありません。自分がこまめな管理を苦にしないタイプかどうかも選択のポイントです。
キャンペーン比較(2026年10月時点)
2026年10月時点でpovoは複数のキャンペーンを実施中ですが、ロケモバは目立ったキャンペーンを実施していません。
povoのキャンペーン
| キャンペーン名 | 特典 | 主な条件 | 期間 |
|---|---|---|---|
| 本気割キャンペーン | トッピング購入額の40%をau PAY残高還元 | 他社からのMNP乗り換え(au・UQモバイル等は対象外) | 終了日未定 |
| povo Data Oasis | データ容量(1回0.1GB、月最大1GB) | ローソン店舗来店+アプリ受け取り | 終了日未定 |
| 5G SA提供開始記念キャンペーン | データトッピング割引・増量 | povo2.0契約者 | 2026年10月31日まで |
ロケモバのキャンペーン
ロケモバは2026年10月時点で、目立った新規向けキャンペーンを実施していません。代わりに、小容量帯の料金の安さと4回線から選べる柔軟性が魅力になっています。
こんな人におすすめ
利用スタイルや重視するポイントによって選ぶべきキャリアが変わります。
ロケモバがおすすめな人
- 毎月ほぼ一定の容量を使い、料金を固定したい方
- ドコモ・au・ソフトバンク・楽天から回線を選びたい方
- トッピングの購入・期限管理を手間に感じる方
- 月1GB〜7GB程度のライトユーザー
povoがおすすめな人
- 月によって使うデータ量が大きく変わる方
- 使わない月の基本料をできるだけ抑えたい方
- au回線の安定した通信品質を重視する方
- サブ回線・2台持ち用の回線として使いたい方
そのほかのau回線の格安SIMは格安SIM au回線おすすめでもまとめて比較しています。
利用シーン別のコスト比較
具体的な利用シーンを想定して、月々のコストを比べてみましょう。
シーン1: 毎月3GB程度を安定して使う方
ロケモバの3GBプラン(985円)は毎月固定でこの料金です。povoで同じ3GBを確保する場合、データ追加3GB(30日間・990円)のトッピングを毎月買い続けることになり、料金はほぼ同水準です。ただし povoは購入を忘れると速度制限がかかるため、安定して使いたいだけならロケモバの方が管理の手間がかかりません。
シーン2: 出張や旅行の月だけ大容量を使い、普段はほとんど使わない方
povoなら普段は基本料0円のまま維持し、必要な月だけデータ追加20GB(30日間・2,700円)等のトッピングを購入できます。ロケモバは固定プランのため、使わない月でも最低1GBプラン(765円)以上の支払いが発生します。利用量の波が大きい方にはpovoの従量課金が明確に有利です。
利用量の波の大きさで選び方が変わる
毎月の利用量が安定しているならロケモバの固定プラン、月によって大きく変動するならpovoのトッピング方式が合理的です。まずは自分の過去数ヶ月のデータ利用量を振り返ってみましょう。
まとめ
ロケモバとpovoは、固定プランで安定した料金を取るか、従量課金で柔軟性を取るかで住み分けができています。ロケモバは毎月決まった容量を固定料金で使いたい方に向いており、4回線から選べる自由度も魅力です。povoは基本料0円を起点に必要な分だけトッピングを買い足す仕組みで、利用量の波が大きい方やサブ回線として使いたい方に適しています。
どちらも契約期間の縛りや解約金はないため、自分の毎月のデータ利用パターンを確認したうえで選びましょう。
そのほかの格安SIMも含めた総合比較は格安SIMおすすめランキング、データ容量別に選びたい方は格安SIM 5GBおすすめもご覧ください。
よくある質問
Qロケモバとpovo、月々の料金が安いのはどちら?
毎月ほぼ一定の容量(3GB程度)で比べるとほぼ同水準です。ロケモバの3GBプランは985円の固定料金、povoは同量のトッピング(990円)を毎月購入する形になります。利用量が変動する月が多い場合はpovoの方が総額を抑えられる可能性があります。
Qpovoはトッピングを買わないとどうなる?
トッピングを購入していない期間は通信速度が最大128kbpsに制限されます。さらに180日間有料トッピングの購入がないと利用停止になる可能性があるため、定期的な購入管理が必要です。
Qロケモバとpovo、通信速度に差はある?
povoはKDDI直系のau回線をそのまま利用できるため、他社回線を借りるMVNOのロケモバより昼・夕方の混雑時にも速度が安定しやすい傾向があります。
Qロケモバはpovoと同じau回線を選べる?
はい。ロケモバはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4回線から選択でき、au回線を選ぶことも可能です。ただしロケモバはMVNOのため、povoのようなKDDI直系の優先的な接続環境ではありません。
Qロケモバとpovo、どちらがサブ回線・2台持ちに向いている?
使わない月の基本料を0円に抑えられるpovoの方が、2台持ちやサブ回線用途には向いています。ロケモバは最も安いプランでも1GBで765円の固定費がかかります。
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