ロケモバとワイモバイルは、料金の桁がそもそも違うため単純な月額比較では分が悪いように見えますが、提供する価値の方向性が異なります。ロケモバはドコモ・au・ソフトバンク・楽天の4回線から選べる格安MVNOで、1GB〜20GBの固定プランを765円から用意しています。ワイモバイルはソフトバンク直系のサブブランドで、5GB〜35GBのプランに家族割引やPayPayカード割を組み合わせて使う設計です。この記事では料金・データ容量・サポート体制の3軸で両社の違いを整理します。
結論:ロケモバとワイモバイルどちらがおすすめ?
月1GB〜7GB程度の利用で通信費を最小限に抑えたい方にはロケモバ、家族割引や店頭サポートを活用しながら30GB前後をしっかり使いたい方にはワイモバイルが向いています。
ロケモバ
765円〜
月額(税込)
- ✓4回線から選べる自由度
- ✓5G対応オプションが無料
- ✓解約金・最低利用期間なし
ワイモバイル
3,278円〜
月額(税込)
- ✓家族割引サービスで2回線目以降が割引
- ✓おうち割光セット(A)対応
- ✓全国のワイモバイルショップで店頭サポート
結論: 毎月1GB〜7GB程度のライトユーザーならロケモバ、30GB前後をしっかり使いつつ家族割引や店頭サポートも欲しいならワイモバイルがおすすめです。
| 比較項目 | ロケモバ | ワイモバイル |
|---|---|---|
| 事業者区分 | MVNO | サブブランド |
| 月額料金 | 765円〜4,400円 | 3,278円〜5,478円 |
| データ容量 | 1GB / 3GB / 5GB / 7GB / 20GB | 5GB(シンプル3 S)/ 30GB(M)/ 35GB(L) |
| 通信回線 | ドコモ/au/ソフトバンク/楽天から選択 | ソフトバンク回線のみ |
| 通話料 | 20円/30秒 | 22円/30秒 |
| かけ放題 | 5分かけ放題 550円/月 | 1回10分以内無料 770円/月(完全は1,980円) |
| 5G対応 | 対応(無料オプション) | 対応 |
| eSIM対応 | 非対応(物理SIMのみ) | 対応 |
| 店頭サポート | なし(オンラインのみ) | 全国のワイモバイルショップで対応 |
| 家族割引・セット割 | 非対応 | 家族割引サービス・おうち割光セット(A)対応 |
| 契約期間・違約金 | なし / なし | なし / なし |
各サービスの詳しい評判はロケモバ評判・レビューとワイモバイル評判・レビューでも紹介しています。
回線を選ぶロケモバ、割引を積み重ねるワイモバイル
ロケモバは「自分の地域で一番電波が強い回線を選んで安く使う」設計、ワイモバイルは「割引を積み重ねて実質負担を下げる」設計です。どちらの考え方が自分の環境に合うかで選択が分かれます。
データ容量帯ごとの料金比較
ロケモバは1GB〜20GBの5段階、ワイモバイルは5GB・30GB・35GBの3段階と、カバーしている容量帯の幅が大きく異なります。
ロケモバの料金プラン
| データ容量 | 月額料金 |
|---|---|
| 1GB | 765円 |
| 3GB | 985円 |
| 5GB | 1,430円 |
| 7GB | 1,980円 |
| 20GB | 4,400円 |
ワイモバイルの料金プラン
| プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
|---|---|---|
| シンプル3 S | 5GB | 3,278円(PayPayカード割等の適用で858円〜) |
| シンプル3 M | 30GB | 4,378円(PayPayカード割等の適用で1,958円〜) |
| シンプル3 L | 35GB | 5,478円(PayPayカード割等の適用で3,058円〜) |
割引を適用しない定価で比べると、月1〜7GB程度の利用ではロケモバがワイモバイルより大幅に安く済みます。ロケモバの20GBプラン(4,400円)はワイモバイルのシンプル3 M(30GB・4,378円)とほぼ同額になり、容量当たりの割安感はワイモバイルが上回ります。さらにワイモバイルはPayPayカードゴールド割やおうち割光セット(A)を重ねることで、シンプル3 Sが実質858円まで下がるケースもあり、既にソフトバンク経済圏を使っている方には割引後の実質負担が逆転する可能性があります。
20GB前後ではロケモバの割安感が薄れる
ロケモバは小容量帯(1GB〜7GB)では明確に安いものの、20GBプランは4,400円とワイモバイルのシンプル3 Mに料金が近づきます。20GB前後を使う予定なら、割引適用後のワイモバイルの実質料金も必ず比較しましょう。
通話料・かけ放題オプションの比較
通話料はロケモバ(20円/30秒)がワイモバイル(22円/30秒)よりわずかに安い水準です。かけ放題の仕組みも異なります。
| 通話項目 | ロケモバ | ワイモバイル |
|---|---|---|
| 通話料 | 20円/30秒 | 22円/30秒 |
| 短時間かけ放題 | 5分かけ放題 550円/月 | 1回10分以内無料オプション 770円/月 |
| 完全かけ放題 | 非対応 | 1,980円/月(オプション) |
ロケモバの5分かけ放題は月額550円で、ワイモバイルの10分かけ放題(770円)より安く設定されていますが、1回あたりの無料時間はワイモバイルの方が長い点に注意が必要です。短い通話を多くこなす方はロケモバ、やや長めの通話をたまにする方はワイモバイルのオプションが合っている場合があります。通話重視の選び方は格安SIM 通話かけ放題おすすめ比較もあわせてご確認ください。
回線品質・サポート体制の違い
MVNOのロケモバとサブブランドのワイモバイルでは、通信の安定性とサポート体制に明確な差があります。
| 項目 | ロケモバ | ワイモバイル |
|---|---|---|
| 回線の種類 | 他社回線を借りるMVNO(4回線から選択) | ソフトバンク直系のサブブランド |
| 混雑時の速度 | 低下しやすい | MVNOより安定しやすい |
| 回線選択の自由度 | ドコモ/au/ソフトバンク/楽天から選べる | ソフトバンク回線のみ |
| 店頭サポート | なし(Webのみ) | 全国のワイモバイルショップで対応 |
| eSIM対応 | 非対応(物理SIMのみ) | 対応 |
ロケモバ最大の特徴は、契約時にドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4回線から選べる点です。自宅や職場でどの回線の電波が一番強いかを確認してから選べるため、エリアの不安を減らせます。ただしMVNOである以上、どの回線を選んでも混雑する時間帯には速度が低下しやすい傾向があります。ワイモバイルはソフトバンクの通信設備を優先的に利用できるうえ、eSIMにも対応しているため、通信品質と開通の手軽さを重視するならワイモバイルが一歩リードしています。
eSIMが必要ならワイモバイル一択
ロケモバは物理SIMのみの対応です。eSIMでの即日開通やデュアルSIM運用をしたい場合は、2026年10月時点ではワイモバイルを選ぶ必要があります。
キャンペーン比較(2026年10月時点)
2026年10月時点でワイモバイルはMNP向けの大型キャンペーンを実施中ですが、ロケモバは目立ったキャンペーンを実施していません。
ワイモバイルのキャンペーン
| キャンペーン名 | 特典 | 主な条件 | 期間 |
|---|---|---|---|
| SIM契約キャンペーン | 最大15,000円相当PayPayポイント | 他社からのMNP+シンプル3加入 | 終了日未定 |
| 超!おトク割 | 1年間毎月1,100円引き | シンプル3 M/Lに新規・MNP等で加入 | 終了日未定 |
| 紹介キャンペーン | 最大20,000円相当PayPayポイント | 契約者からの紹介経由で新規・MNP加入 | 終了日未定 |
ロケモバのキャンペーン
ロケモバは2026年10月時点で、目立った新規向けキャンペーンを実施していません。代わりに、4回線から選べる柔軟性と小容量帯の料金の安さが魅力になっています。
こんな人におすすめ
利用スタイルや重視するポイントによって選ぶべきキャリアが変わります。
ロケモバがおすすめな人
- 月1GB〜7GB程度のライトユーザー
- 自分の地域で電波が強い回線を選んで契約したい方
- オンライン契約・オンラインサポートで問題ない方
- 5G対応を無料オプションで使いたい方
ワイモバイルがおすすめな人
- 家族で複数回線をまとめて契約したい方
- 20GB以上をしっかり使いたい方
- PayPayカードやソフトバンク光とのセット割を使える方
- 店頭でのサポートやeSIMを使いたい方
そのほかのソフトバンク回線の格安SIMは格安SIM ソフトバンク回線おすすめでもまとめて比較しています。
利用シーン別のコスト比較
具体的な利用シーンを想定して、月々のコストを比べてみましょう。
シーン1: 月5GB程度・電波の強い回線を選びたい方
ロケモバの5GBプラン(1,430円)は、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天の4回線から自分に合う回線を選んだうえでこの価格です。同じ容量帯をワイモバイルでまかなおうとすると、最小プランのシンプル3 S(5GB・3,278円)になり、割引を適用しない限りロケモバの2倍以上の負担になります。PayPayカードゴールド割等を適用できれば858円まで下がりますが、その割引条件を満たせない方にはロケモバが明確に有利です。
シーン2: 家族2回線以上で契約し、自宅のネット回線もある方
ワイモバイルは家族割引サービスとおうち割光セット(A)を併用でき、シンプル3 Mの実質負担を大きく下げられます。ロケモバは20GBプラン(4,400円)が上限で、こうした複数回線向けの割引制度自体がありません。家族でまとめて契約し、割引を積み重ねたい場合はワイモバイル一択になります。
回線選択の自由度か、割引の積み重ねか
ロケモバは契約時に最適な回線を選べる自由度が強みですが、割引制度がないため料金は定価のまま固定です。ワイモバイルは回線を選べない代わりに、家族割引やセット割を積み重ねて実質負担を下げられます。自分の契約環境(家族回線・自宅回線)を確認してから比較しましょう。
まとめ
ロケモバとワイモバイルは、回線選択の自由度を取るか、割引の積み重ねによる実質負担の低さを取るかで住み分けができています。ロケモバはドコモ・au・ソフトバンク・楽天の4回線から選べる柔軟性と、1GB〜7GBの小容量帯の料金の安さが魅力で、通信費をとにかく抑えたいライトユーザーに向いています。ワイモバイルはソフトバンク回線品質による安定性、全国の店頭サポート、そして家族割引・セット割による大幅な割引が強みで、20GB以上をしっかり使いたい方や家族でまとめて契約したい方に適しています。
どちらも契約期間の縛りや解約金はないため、自分の毎月のデータ使用量と、家族割引・セット割を使える環境かどうかを確認したうえで選びましょう。
そのほかの格安SIMも含めた総合比較は格安SIMおすすめランキング、データ容量別に選びたい方は格安SIM 5GBおすすめもご覧ください。
よくある質問
Qロケモバとワイモバイル、月々の料金が安いのはどちら?
割引を使わない定価で比べると、1〜7GB程度の利用ではロケモバが明確に安く、例えば5GBは1,430円です。ワイモバイルは最小プランでも3,278円からで、PayPayカード割やおうち割光セット(A)を適用して初めてロケモバ並みの水準に近づきます。
Qロケモバはワイモバイルと同じソフトバンク回線を選べる?
はい。ロケモバはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4回線から選択でき、ソフトバンク回線を選ぶことも可能です。ただしロケモバはMVNOのため、ワイモバイルのようなソフトバンク直系の優先的な接続環境ではありません。
Qロケモバとワイモバイル、通信速度に差はある?
ワイモバイルはソフトバンク直系のサブブランドで回線を優先的に利用できるため、MVNOであるロケモバより昼・夕方の混雑時にも速度が安定しやすい傾向があります。
Qロケモバは店舗で契約やサポートを受けられる?
いいえ。ロケモバはオンライン申し込み・オンラインサポートのみです。店頭でのサポートを希望する場合は、全国のワイモバイルショップで対応しているワイモバイルが適しています。
Qロケモバとワイモバイル、eSIMに対応しているのはどちら?
ワイモバイルはeSIMに対応しています。ロケモバは2026年10月時点でeSIMに対応しておらず、物理SIMのみの提供です。
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