ドコモからmineoへの乗り換えは、MNPワンストップ方式に対応しており、MNP予約番号の事前取得が不要です。mineoはドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応しているため、ドコモの端末をそのまま使いたい方はドコモ回線(Dプラン)を選べばSIMロック解除なしで利用できます。マイピタ1GB(月額1,298円)からプランを選べるので、ドコモの大容量プラン(月額5,000〜8,000円)と比べて大幅な節約が可能です。
乗り換え前に確認すること
手続きをスムーズに進めるために、申し込み前に以下の3点を確認しておきましょう。
注意
ドコモメール(@docomo.ne.jp)はmineoでは利用できません。事前にGmailなどのフリーメールへ移行するか、ドコモのメール持ち運びサービス(月額330円)を申し込んでおきましょう。詳しくはキャリアメール対策ガイドをご覧ください。
1. 端末の対応確認
現在使っているスマートフォンがmineoで動作するか、mineo公式の動作確認端末一覧で確認します。ドコモで購入した端末であればDプラン(ドコモ回線)を選べばそのまま使えるケースがほとんどです。2021年10月以降に購入した端末はSIMロックがかかっていません。それ以前の端末はMy docomoから無料でSIMロック解除できます。
2. dアカウント・各種サービスの整理
ドコモを解約してもdアカウント自体は継続利用できます。ただし、以下のサービスは利用条件が変わります。
| サービス | 乗り換え後 |
|---|---|
| dポイント | dアカウントで継続利用可 |
| d払い | 継続利用可(電話料金合算払いは不可) |
| ドコモメール | 利用不可(持ち運びは月330円) |
| ドコモ光セット割 | ドコモ側の割引が適用外に |
| みんなドコモ割 | カウント対象外に |
3. 必要なものを準備
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)
- クレジットカードまたはデビットカード
- メールアドレス(キャリアメール以外)
- Wi-Fi環境(申し込み・初期設定時に推奨)
乗り換えにかかる費用
ドコモからmineoへの乗り換えにかかる費用を整理します。ドコモ側の手数料はすべて無料です。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| ドコモ MNP転出手数料 | 0円 |
| ドコモ 解約金 | 0円 |
| mineo 契約事務手数料 | 3,300円 |
| mineo SIMカード発行料 | 440円(eSIMは440円) |
節約シミュレーション
ドコモ eximo(無制限プラン 月額7,315円)からmineoマイピタ 10GB(月額1,958円)に乗り換えた場合、毎月約5,350円の節約になります。年間では約64,200円の節約です。初期費用(3,740円)を差し引いても、1ヶ月目から元が取れます。
mineoの料金プラン
mineoには「マイピタ」と「マイそく」の2種類のプランがあります。データ量で選ぶならマイピタ、速度制限ありの使い放題ならマイそくがおすすめです。
マイピタ(データ量で選ぶプラン)
| プラン | 月額料金 | データ容量 |
|---|---|---|
| マイピタ 1GB | 1,298円 | 1GB |
| マイピタ 5GB | 1,518円 | 5GB |
| マイピタ 10GB | 1,958円 | 10GB |
| マイピタ 20GB | 2,178円 | 20GB |
マイそく(速度制限型使い放題プラン)
| プラン | 月額料金 | 最大速度 |
|---|---|---|
| マイそく スタンダード | 990円 | 最大1.5Mbps |
| マイそく プレミアム | 2,200円 | 最大3Mbps |
マイそくは月〜金の12:00〜13:00に最大32kbpsまで速度制限されるため、昼休みにスマホをよく使う方はマイピタを選びましょう。
通話料はいずれも22円/30秒です。通話かけ放題オプション(月額1,210円)も用意されています。
回線はドコモ回線(Dプラン)、au回線(Aプラン)、ソフトバンク回線(Sプラン)の3つから選べます。ドコモの端末をそのまま使う場合はDプランを選んでください。
乗り換え手順(全5ステップ)
MNPワンストップ方式を利用するため、ドコモ側での事前手続き(MNP予約番号の発行)は不要です。
STEP 1: mineo公式サイトで申し込み開始
mineo公式サイトにアクセスし、「お申し込み」から手続きを開始します。「現在の電話番号を引き継ぐ(MNP)」を選択してください。
STEP 2: プラン・回線タイプ・SIMタイプを選択
マイピタまたはマイそくからプランを選びます。回線タイプはDプラン(ドコモ回線)を選択。SIMタイプはeSIMまたは物理SIMカードから選べます。
STEP 3: MNPワンストップで転入手続き
「MNPワンストップ」を選択すると、申し込み画面からドコモのMy docomoに遷移します。dアカウントでログインし、MNP転出の手続きを画面の指示に従って進めます。MNP予約番号の発行は不要で、そのままmineoの申し込み画面に戻ります。
STEP 4: 本人確認書類のアップロード
運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類をスマートフォンのカメラで撮影してアップロードします。eKYC(オンライン本人確認)に対応しているため、数分で確認が完了します。
STEP 5: SIMの受け取りと回線切り替え
物理SIMの場合: 申し込みから最短翌日〜3日程度でSIMカードが届きます。届いたらmineoのマイページから「MNP転入切替」を行い、新しいSIMカードに差し替えます。
eSIMの場合: 本人確認完了後すぐに開通手続きが可能です。mineoのマイページからeSIMプロファイルをインストールし、アクティベートします。
完了
MNP転入切替が完了すると、数分〜1時間程度でドコモからmineoに回線が切り替わります。切り替え中は一時的に通話・通信ができなくなりますが、通常30分以内に復旧します。
APN設定について
mineoのSIMカードを挿入した後、APN(アクセスポイント名)の設定が必要です。
- Android: 設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク → アクセスポイント名から「mineo」を選択(自動で表示されない場合は手動でAPN情報を入力)
- iPhone: mineo公式サイトからAPN構成プロファイルをダウンロードしてインストール
eSIMの場合は、プロファイルインストール時にAPNが自動設定されるケースが多いため、追加設定が不要な場合もあります。
よくある注意点
キャリアメールが使えなくなる
mineoではドコモのキャリアメール(@docomo.ne.jp)は利用できません。ドコモのメール持ち運びサービス(月額330円)を使えばメールアドレスを維持できますが、格安SIMのメリットを活かすためにはGmailやYahoo!メールへの移行がおすすめです。
昼・夕方に通信速度が低下する場合がある
mineoはMVNOのため、回線が混雑する時間帯(特に平日12:00〜13:00、18:00〜19:00)に通信速度が低下しやすい傾向があります。特にマイそくは平日昼に最大32kbpsまで制限されます。ドコモの回線品質をそのまま維持したい場合はahamoへの乗り換えも検討してみてください。
端末の分割払い残債
ドコモで端末を分割払いで購入している場合、mineoに乗り換えた後も残債の支払いは継続します。残債はMy docomoから確認できます。
mineoならではのメリット
mineoには「フリータンク」というユーザー同士でパケットを分け合える独自の仕組みがあります。余ったデータを寄付したり、足りないときに引き出したりできるので、月末のデータ不足を緩和できます。また「ゆずるね。」機能で昼の混雑時に通信を控えると夜間フリーなどの特典がもらえます。
mineo vs 他の乗り換え先との比較
ドコモからの乗り換え先として、mineoと似た価格帯の他社プランも確認しておきましょう。
| キャリア | 月額料金 | データ量 | 通話料 | 回線 |
|---|---|---|---|---|
| mineo | 1,298円〜 | 1GB〜20GB | 22円/30秒 | ドコモ/au/SB |
| IIJmio | 850円〜 | 2GB〜50GB | 11円/30秒 | ドコモ/au |
| ahamo | 2,970円 | 20GB | 5分かけ放題込み | ドコモ |
| LINEMO | 990円〜 | 3GB〜30GB | 22円/30秒 | ソフトバンク |
| 楽天モバイル | 1,078円〜 | 3GB〜無制限 | Rakuten Link無料 | 楽天 |
小容量で安く始めたい方はIIJmioへの乗り換えガイド、ドコモ品質で手軽に乗り換えたい方はahamoへの乗り換えガイドも参考にしてください。mineoとIIJmioの詳細比較はIIJmio vs mineo 徹底比較をご覧ください。
よくある質問
Qドコモからmineoへの乗り換えにMNP予約番号は必要?
不要です。mineoはMNPワンストップ方式に対応しており、mineoの申し込み画面から直接ドコモのMNP転出手続きを行えます。事前にMNP予約番号を発行する必要はありません。
Qドコモで買った端末はmineoでそのまま使える?
はい。mineoのDプラン(ドコモ回線)を選べば、ドコモで購入した端末をそのまま利用できます。2021年10月以降に購入した端末はSIMロック解除不要です。それ以前の端末はMy docomoから無料で解除できます。
Q乗り換えにかかる日数は?
申し込みから開通まで、物理SIMの場合は最短翌日〜3日程度です。eSIMの場合は本人確認完了後すぐに開通手続きができるため、最短当日での利用開始が可能です。
Qmineoのマイそくは実用的?
マイそくスタンダード(最大1.5Mbps)は、SNS・メール・音楽ストリーミング程度なら十分実用的です。ただし平日12:00〜13:00は最大32kbpsに制限されるため、昼休みにスマホをよく使う方にはマイピタをおすすめします。
Q毎月いくら節約できる?
ドコモのeximo(無制限プラン 月額7,315円)からmineoのマイピタ10GB(月額1,958円)に乗り換えた場合、毎月約5,350円の節約になります。年間では約64,200円の節約が見込めます。
関連記事: 格安SIMおすすめランキング / mineo評判・レビュー / IIJmio vs mineo 徹底比較 / ドコモからahamoへの乗り換えガイド / 格安SIMの乗り換えタイミング