ソフトバンクから日本通信SIMへの乗り換えは、月額料金を大幅に下げたい方にとって有力な選択肢です。合理的みんなのプラン(20GB/月額1,390円)なら、ソフトバンクのメリハリ無制限+(月額7,425円)から年間約72,000円の節約が見込めます。この記事では、乗り換え手順・費用・プラン選び・注意点を4ステップで解説します。
ソフトバンクと日本通信SIMの料金比較
ソフトバンクから日本通信SIMに乗り換えると、どのプランでも月額料金が大幅に下がります。データ容量と通話スタイルに応じて4つのプランから選べます。
| 項目 | ソフトバンク(メリハリ無制限+) | 日本通信SIM(みんなのプラン) |
|---|---|---|
| 月額料金 | 7,425円 | 1,390円 |
| データ容量 | 無制限 | 20GB |
| 通話料 | 22円/30秒 | 11円/30秒 |
| 無料通話 | なし(オプション) | 70分無料 or 5分かけ放題を選択 |
| 回線 | ソフトバンク回線 | ドコモ回線 |
| 5G | 対応 | 非対応 |
| eSIM | 対応 | 対応 |
| サポート | ソフトバンクショップ・電話 | オンラインのみ |
節約シミュレーション
ソフトバンクのメリハリ無制限+(月額7,425円)から日本通信SIMの合理的みんなのプラン(月額1,390円/20GB)に乗り換えた場合、毎月6,035円の節約になります。年間では約72,420円の節約です。合理的シンプル290プラン(月額290円/1GB)なら年間約85,620円の節約も可能です。
日本通信SIMのプラン一覧
日本通信SIMは「合理的」をコンセプトにした4つのプランを提供しています。自分のデータ使用量と通話スタイルに合わせて選びましょう。
| プラン名 | データ容量 | 月額料金 | 通話料 | 無料通話 |
|---|---|---|---|---|
| 合理的シンプル290プラン | 1GB | 290円 | 11円/30秒 | なし |
| 合理的みんなのプラン | 20GB | 1,390円 | 11円/30秒 | 70分無料 or 5分かけ放題 |
| 合理的30GBプラン | 30GB | 2,178円 | 11円/30秒 | 70分無料 or 5分かけ放題 |
| 合理的かけほプラン | 3GB | 2,728円 | 0円(かけ放題) | 完全かけ放題 |
どのプランを選ぶべきか
データ使用量を目安に選ぶのがポイントです。
- 月1GB以下(Wi-Fi中心)の方 → 合理的シンプル290プラン(月額290円)。1GBを超えた分はデータ追加(1GBあたり220円)で対応可能
- 月5〜20GBを使う方 → 合理的みんなのプラン(月額1,390円)。70分無料通話または5分かけ放題が選べるため、通話も込みで月額1,390円に収まる
- 月20〜30GBを使う方 → 合理的30GBプラン(月額2,178円)。ahamo(月額2,970円/20GB)より安く、データ容量も多い
- 通話がメインの方 → 合理的かけほプラン(月額2,728円)。データ3GB+完全かけ放題で、通話中心のシニア層にも向いている
乗り換え前に確認しましょう
日本通信SIMはドコモ回線を利用するMVNOです。ソフトバンクとは利用回線が異なるため、端末のドコモ回線対応状況とSIMロックの有無を事前に確認してください。また、5Gには非対応(全プラン4Gまで)で、店舗サポートはありません。
乗り換えにかかる費用
ソフトバンクから日本通信SIMへの乗り換え費用をまとめました。ソフトバンク側の手数料は0円ですが、日本通信SIM側の初期費用が発生します。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| ソフトバンク解約金 | 0円 |
| MNP転出手数料 | 0円 |
| 日本通信SIM 初期事務手数料(スターターパック) | 3,300円 |
| SIMカード発行料 | 0円(初期費用に含む) |
スターターパックでお得に
日本通信SIMの初期事務手数料3,300円は、家電量販店やAmazonで販売されている「スターターパック」を購入することで割安になる場合があります。申し込み前にチェックしてみてください。
ソフトバンクで端末を分割払い中の場合、残債は乗り換え後もソフトバンクへの支払いが続きます。残債額はMy SoftBankアプリで確認できます。
乗り換え手順(全4ステップ)
ソフトバンクから日本通信SIMへの乗り換えは、オンラインで完結します。本人確認書類とクレジットカードを手元に用意して進めましょう。
STEP 1: 事前準備
乗り換え前に以下を確認・準備します。
- 端末の対応確認: お使いの端末がドコモ回線に対応しているか、日本通信SIM公式サイトの対応端末一覧で確認
- SIMロック解除: 2021年10月以降に購入したソフトバンク端末はSIMロックフリー。それ以前の端末はMy SoftBankから無料で解除可能
- MNP予約番号の取得: My SoftBank、電話(*5533)、またはソフトバンクショップで取得。有効期限は15日間で、申し込み時に12日以上残っている必要がある
- 本人確認書類: 運転免許証またはマイナンバーカード
- クレジットカード: 本人名義のクレジットカード(日本通信SIMの支払いはクレジットカードのみ対応)
MNP予約番号の取得方法
My SoftBankにログインし「契約・オプション管理」→「お問い合わせ」→「MNP予約関連手続き」から取得できます。電話の場合はソフトバンク端末から*5533(通話料無料)に発信してください。予約番号の取得だけではソフトバンクは解約されません。日本通信SIM側の回線切替が完了した時点で自動解約となります。
STEP 2: 日本通信SIM公式サイトで申し込み
日本通信SIMの公式サイトから「お申し込み」ページにアクセスし、以下の手順で進めます。
- 希望のプランを選択(合理的みんなのプラン推奨)
- SIMタイプを選択(SIMカードまたはeSIM)
- 「他社からの乗り換え(MNP)」を選択し、MNP予約番号・電話番号・有効期限を入力
- 本人確認書類をアップロード(eKYCまたは書類撮影)
- クレジットカード情報を入力
- 申し込み内容を確認して完了
eSIMを選択した場合は最短即日で開通できます。物理SIMカードの場合は配送に2〜4日程度かかります。
STEP 3: SIMカードの受け取り・設定
SIMカードが届いたら(eSIMの場合はプロファイルをダウンロード後)、端末への設定を行います。
SIMカードの場合:
- 端末の電源を切る
- SIMトレイを引き出し、日本通信SIMのSIMカードを挿入
- 端末の電源を入れる
eSIMの場合:
- 日本通信SIMから届くQRコードを表示
- iPhoneの場合: 設定 → モバイル通信 → eSIMを追加 → QRコードを読み取り
- Androidの場合: 設定 → ネットワークとインターネット → SIM → eSIMを追加 → QRコードを読み取り
STEP 4: 回線切替・APN設定
日本通信SIMのマイページから回線切替を実行し、APN設定を行います。
- 日本通信SIMの「マイページ」にログイン
- 「MNP回線切り替え」を実行(切替完了後、ソフトバンクは自動解約)
- APN設定を行う
APN設定値:
- APN:
dm.jplat.net - ユーザー名:
jci@jci - パスワード:
jci - 認証タイプ: PAPまたはCHAP
iPhoneの場合はAPN構成プロファイルのインストールが必要です。日本通信SIM公式サイトからダウンロードできます。
開通確認
APN設定後、端末を再起動してドコモ回線の電波(4G/LTE)をつかめば開通完了です。電話の発着信・モバイルデータ通信・SMSが正常に動作するか確認してください。
乗り換え時の注意点
ソフトバンクから日本通信SIMに乗り換える際に気をつけるべきポイントを3つ解説します。
ドコモ回線への変更でエリアが変わる
日本通信SIMはドコモ回線を利用しています。ソフトバンク回線とはカバーエリアが異なるため、生活圏や勤務先での電波状況を事前に確認しましょう。都市部ではほぼ差はありませんが、一部地域で違いが出る場合があります。格安SIMの電波に関する対処法は格安SIMの電波が悪いときの改善方法も参考にしてください。
キャリアメール・家族割引が使えなくなる
ソフトバンクのキャリアメール(@softbank.ne.jp / @i.softbank.jp)は日本通信SIMでは使えません。「メール持ち運びサービス」(月額330円)で継続利用するか、事前にGmailなどのフリーメールに移行しておきましょう。キャリアメールの対処法は格安SIM乗り換え時のメールアドレス対策で詳しく解説しています。
ソフトバンクの「新みんな家族割」や「おうち割光セット」も適用外になります。家族でソフトバンクを利用中の場合は、家族全体の料金への影響もシミュレーションしてください。
5G非対応・サポートはオンラインのみ
日本通信SIMは全プランが4Gまでの対応で、5Gには非対応です。5Gエリアでも4G接続となります。5Gを使いたい場合はahamoやLINEMOなど5G対応の格安SIMを検討してください。
また、日本通信SIMには実店舗がなく、サポートはWeb・メールのみです。対面サポートを重視する方はUQモバイルやワイモバイルも選択肢に入ります。
ソフトバンクからの乗り換え先をさらに比較したい方は、ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えガイドやソフトバンクからahamoへの乗り換えガイドもあわせて確認してみてください。
日本通信SIMと他社の料金比較
日本通信SIMの料金が他の格安SIMと比べてどの位置にあるか、20GBプランで比較します。
| キャリア | 20GBプラン月額料金 | 通話料 | 回線 |
|---|---|---|---|
| 日本通信SIM(みんなのプラン) | 1,390円 | 11円/30秒(70分無料通話付き) | ドコモ |
| HISモバイル(自由自在2.0プラン) | 2,090円 | 9円/30秒(6分かけ放題付き) | ドコモ |
| IIJmio(ギガプラン 20GB) | 2,000円 | 11円/30秒 | ドコモ/au |
| LINEMO(ベストプランV 20GB) | 2,970円 | 22円/30秒(5分かけ放題付き) | ソフトバンク |
| ahamo | 2,970円 | 22円/30秒(5分かけ放題付き) | ドコモ |
日本通信SIMの合理的みんなのプランは、20GBクラスでは月額1,390円と料金の安さが際立ちます。さらに70分無料通話(または5分かけ放題)が標準付帯しているため、通話込みのトータルコストで比較しても優位性があります。
日本通信SIMについてさらに詳しく知りたい方は、日本通信SIMの評判・レビューをご覧ください。また、他のMVNOとの比較は日本通信SIM vs IIJmio比較や日本通信SIM vs mineo比較も参考になります。
まとめ
ソフトバンクから日本通信SIMへの乗り換えは、月額料金を大幅に節約したい方に適した選択肢です。合理的みんなのプラン(20GB/月額1,390円)なら、70分無料通話付きで年間約72,000円の節約が見込めます。
乗り換えがおすすめな人:
- ソフトバンクの月額料金を大幅に抑えたい方
- 月のデータ使用量が20GB以下で十分な方
- 通話もそこそこする方(70分無料通話・5分かけ放題付き)
- オンライン手続きに抵抗がない方
慎重に検討すべき人:
- 5G通信を利用したい方(日本通信SIMは4Gのみ対応)
- 店舗での対面サポートを重視する方
- MVNOの混雑時の速度低下が気になる方
- ソフトバンク回線のエリアに依存している方
乗り換えのベストタイミングについては格安SIMの乗り換えベストタイミングを、格安SIM全体のおすすめは格安SIMおすすめランキングも参考にしてください。
よくある質問
Qソフトバンクから日本通信SIMへの乗り換えにMNP予約番号は必要?
はい、MNP予約番号が必要です。My SoftBankにログインし「契約・オプション管理」→「MNP予約関連手続き」から取得できます。電話の場合はソフトバンク端末から*5533に発信してください。取得した予約番号の有効期限は15日間で、日本通信SIM申し込み時に12日以上残っている必要があります。
Qソフトバンクの端末はそのまま使える?
日本通信SIMの対応端末であれば利用できます。ただし日本通信SIMはドコモ回線のため、ソフトバンクで購入した端末がドコモ回線に対応しているか確認が必要です。2021年10月以降に購入した端末はSIMロックフリーです。それ以前の端末はMy SoftBankでSIMロック解除の手続きを行ってください。
Q日本通信SIMの通信速度は遅い?
日本通信SIMはドコモ回線を利用するMVNOのため、平日昼の12時台や夕方18時台など回線が混雑する時間帯は通信速度が低下する傾向があります。ただし日常的なWeb閲覧やSNS利用には十分な速度が出ることがほとんどです。動画視聴も標準画質であれば問題なく視聴できます。
Q乗り換え費用の合計はいくら?
ソフトバンク側の解約金・MNP転出手数料は0円です。日本通信SIM側の初期事務手数料として3,300円がかかります。合計3,300円で乗り換えが可能です。家電量販店やAmazonのスターターパックを利用すると、初期費用をさらに抑えられる場合があります。
Q日本通信SIMでLINEは使える?
LINEの基本機能(トーク・音声通話・ビデオ通話)はすべて利用できます。ただしLINEの年齢確認(ID検索や電話番号検索に必要)はドコモ回線のMVNOでは非対応のため、LINEの年齢確認ができません。友だち追加はQRコードや招待リンクで代用できます。
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