ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えは、ソフトバンク回線から楽天回線への変更になります。2026年6月のワイモバイル値上げ(月額220円アップ)を機に検討している方も多いでしょう。本記事ではMNP手続きから開通・Rakuten Linkの設定までを5ステップで解説します。楽天モバイルの評判・レビューもあわせて参考にしてください。
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えるメリット
楽天モバイルは月1,078円から利用でき、データ無制限やRakuten Linkの無料通話など、ワイモバイルにはない強みが複数あります。
月額料金が大幅に安くなる
楽天モバイルの最強プランは使った分だけ支払う3段階制で、月3GBまでなら1,078円です。ワイモバイルのシンプル3 S(5GB・月3,278円)と比べると月額2,200円、年間で26,400円の節約になります。
割引なしのワイモバイル料金と比較した場合、どのプランからでも月額を抑えられる可能性があります。ワイモバイルでPayPayカード割やおうち割光セット(A)を適用している方は、割引後の実質料金と比較して判断しましょう。
データ無制限で使える
楽天モバイルの最強プラン(20GB〜無制限)は月3,278円でデータ使い放題です。ワイモバイルはシンプル3 L(35GB)が月5,478円で上限があるため、動画視聴やテザリングで大容量を使う方には楽天モバイルが向いています。
Rakuten Linkで通話料が無料
楽天モバイルはRakuten Linkアプリを使うと国内通話が無料になります。ワイモバイルで通話が多い方は、通話料(22円/30秒)やかけ放題オプション(1,980円/月)を節約できます。楽天モバイルの通常のかけ放題オプションは1,100円/月ですが、Rakuten Link経由なら追加費用なしで通話し放題です。
Rakuten Linkの注意点
Rakuten Linkアプリを使わずに標準の電話アプリで発信すると、22円/30秒の通話料がかかります。無料通話の恩恵を受けるには、必ずRakuten Linkから発信してください。
楽天モバイルの料金プランとワイモバイルとの月額比較
楽天モバイル最強プランは月1,078円〜3,278円の3段階制で、ワイモバイルのどのプランからも乗り換えで月額を下げられる可能性があります。
料金はすべて税込で、楽天モバイル・ワイモバイルともに契約期間の縛りや違約金はありません。
| 比較項目 | 楽天モバイル(〜3GB) | 楽天モバイル(3〜20GB) | 楽天モバイル(20GB〜無制限) | Y!mobile シンプル3 S | Y!mobile シンプル3 M | Y!mobile シンプル3 L |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 | 3,278円 | 4,378円 | 5,478円 |
| データ容量 | 3GB | 20GB | 無制限 | 5GB | 30GB | 35GB |
| 通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
| 無料通話 | Rakuten Link利用で無料 | Rakuten Link利用で無料 | Rakuten Link利用で無料 | なし | なし | なし |
| かけ放題 | 1,100円/月 | 1,100円/月 | 1,100円/月 | 1,980円/月 | 1,980円/月 | 1,980円/月 |
| 回線 | 楽天(エリア外はau) | 楽天(エリア外はau) | 楽天(エリア外はau) | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク |
年間節約額シミュレーション
使用データ量に応じた乗り換え後の年間節約額(ワイモバイル割引なしの場合)は以下のとおりです。
| 乗り換えパターン | 月額差額 | 年間節約額 |
|---|---|---|
| シンプル3 S(5GB・3,278円) → 最強プラン〜3GB(1,078円) | 2,200円 | 26,400円 |
| シンプル3 S(5GB・3,278円) → 最強プラン3〜20GB(2,178円) | 1,100円 | 13,200円 |
| シンプル3 M(30GB・4,378円) → 最強プラン20GB〜無制限(3,278円) | 1,100円 | 13,200円 |
| シンプル3 L(35GB・5,478円) → 最強プラン20GB〜無制限(3,278円) | 2,200円 | 26,400円 |
ワイモバイルのシンプル3 Sから楽天モバイル(3GB以内の利用)に乗り換えた場合、年間で約26,400円の節約になります。3GBで足りない方でも、20GBまで使えて月2,178円のため年間13,200円の節約です。
乗り換え前に確認すべき注意点
楽天回線エリア・メール持ち運び・端末の対応バンド・家族割引の4点を事前に確認しておくと、乗り換え後のトラブルを防げます。
楽天回線エリアの確認
楽天モバイルは自社の楽天回線を使用し、エリア外ではパートナー回線(au)に切り替わります。ワイモバイル(ソフトバンク回線)とはカバーエリアが異なるため、楽天モバイルの通信エリアマップで自宅・職場・よく行く場所のカバー状況を事前に確認してください。
都市部では楽天回線のカバー率が高いですが、地方や建物内では電波が入りにくい場合もあります。パートナー回線(au)のエリアであればデータ通信自体は利用できますが、速度が異なる可能性があります。
ワイモバイルメール(@ymobile.ne.jp)の持ち運び
ワイモバイルのキャリアメール(@ymobile.ne.jp)は、「メールアドレス持ち運びサービス」(月額330円)に申し込めば解約後も継続利用できます。ただし解約日から31日以内の申し込みが必要です。
楽天モバイルにはキャリアメールがないため、乗り換え前にGmailなどのフリーメールへ移行しておくのがおすすめです。メール移行の詳しい手順は乗り換え時のメールアドレス対策を参照してください。
端末のSIMロック解除と対応バンド
ワイモバイルで購入した端末を楽天モバイルで使う場合は、SIMロック解除と対応バンドの確認が必要です。2021年10月以降に発売された端末は原則SIMロックがかかっていません。
それ以前に購入した端末はSIMロックがかかっている場合があるため、My Y!mobileまたはワイモバイルショップで解除手続きを行います(オンラインなら無料)。また、楽天モバイルの主要バンド(Band 3・Band 18/26)に端末が対応しているかを楽天モバイルの対応端末一覧で確認してください。
Band 3に非対応の端末は利用できません
楽天回線はBand 3(1.7GHz帯)が主要バンドです。ソフトバンク向け端末のなかにはBand 3に対応していないものもあるため、必ず楽天モバイル公式の「ご利用製品の対応状況確認」ページで動作確認済みか調べてください。
ワイモバイルの家族割引・おうち割光セットが使えなくなる
ワイモバイルの家族割引サービスやおうち割光セット(A)を利用している場合、楽天モバイルへ乗り換えると自身の割引がなくなります。さらに家族のグループ人数にも影響し、他の家族の割引額が減る場合があります。家族でワイモバイルを利用中の方は、割引回線数への影響を事前に確認しましょう。ワイモバイルの評判・レビューでも割引制度について解説しています。
ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換え手順(全5ステップ)
MNPワンストップ対応で予約番号は不要です。申し込みから開通まで、eSIMなら最短即日、SIMカードなら2〜3日で完了します。
STEP1: 乗り換え前の準備(本人確認書類・楽天会員ID)
乗り換えに必要なものを事前に準備します。
- 本人確認書類: 運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどいずれか1つ
- 楽天会員ID: 未取得の場合は楽天の会員登録ページで事前に作成(無料)
- クレジットカードまたは銀行口座: 毎月の支払い方法として登録
- MNP予約番号: MNPワンストップ対応のため原則不要(後述)
楽天会員IDは申し込み途中でも作成できますが、事前に済ませておくと手続きがスムーズです。
STEP2: 楽天モバイル公式サイトで申し込み(MNPワンストップ対応)
楽天モバイル公式サイトにアクセスし、「他社から乗り換え(MNP)」を選択して申し込みを開始します。
楽天モバイルとワイモバイルはどちらもMNPワンストップに対応しているため、MNP予約番号の取得は不要です。申し込み画面でワイモバイル側の認証を行うだけで番号移行の手続きが完了します。MNPワンストップの詳しい仕組みはMNPワンストップ手順ガイドで解説しています。
キャンペーンエントリーは申し込み前に
ポイント還元キャンペーンの多くは事前エントリーが条件です。申し込み手続きに入る前に、適用したいキャンペーンのエントリーを済ませてください。
STEP3: 本人確認・プラン選択(SIMカード or eSIM)
本人確認書類をアップロードし、最強プランを選択します。SIMの種類はSIMカードまたはeSIMから選べます。
- eSIM: 対応端末であれば最短即日で開通可能。SIMカードの到着を待つ必要がない
- SIMカード: どの端末でも利用可能。申し込みから2〜3日で届く
端末を同時購入する場合はこの画面で機種を選択します。楽天モバイルの契約事務手数料は0円です。
STEP4: SIM到着・初期設定(回線切替でワイモバイル自動解約)
SIMカード到着後(eSIMはプロファイルダウンロード後)に、my 楽天モバイルアプリまたはWebサイトから回線切替を行います。
回線切替が完了すると、ワイモバイル回線は自動的に解約されるため、別途ワイモバイルへの解約手続きは不要です。回線切替の受付時間は9:00〜21:00です。APN設定など初期設定の詳細はAPN初期設定ガイドも参考にしてください。
STEP5: Rakuten Linkアプリの設定
回線開通後、Rakuten Linkアプリをインストールして初期設定を行います。Rakuten Linkを使えば国内通話が無料になるため、必ず設定しておきましょう。
また、キャンペーンの適用条件に「Rakuten Linkアプリから10秒以上通話」が含まれていることが多いため、設定後に1回テスト通話を行ってください。
適用できるキャンペーン情報(2026年8月時点)
ワイモバイルからの乗り換え(MNP)で活用できるキャンペーンを紹介します。ポイント還元で実質的な乗り換え費用を大幅に抑えられます。
| キャンペーン名 | 特典 | 主な条件 | 期間 |
|---|---|---|---|
| 三木谷キャンペーン | 14,000楽天ポイント | 専用ページ経由で申し込み・MNP乗り換え・Rakuten Linkで10秒以上通話 | 終了日未定 |
| 初めてお申し込みで最大10,000ポイント | 10,000楽天ポイント | 初めての申し込み・MNP乗り換え・エントリー必須・Rakuten Linkで10秒以上通話 | 終了日未定 |
| iPhone乗り換えで最大36,000円相当 | 20,000円値引き+16,000pt | 他社からMNP乗り換え+対象iPhone購入 | 終了日未定 |
三木谷キャンペーンは再契約や2回線目以降も対象で、専用ページからの申し込みが必須です。初めてお申し込みキャンペーンは楽天モバイルを初めて契約する方が対象で、事前エントリーが必要です。
iPhoneへの買い替えを検討している方は、端末購入キャンペーン(20,000円値引き+最大16,000ポイント)を活用すると、端末代と通信費の両方を抑えられます。
キャンペーンの併用可否を確認してください
各キャンペーンには併用できないものがあります。申し込み前に楽天モバイル公式サイトで最新の適用条件と併用ルールを確認してください。
よくある質問(FAQ)
ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えに関して、違約金・電話番号の引き継ぎ・開通日数などのよくある疑問に回答します。
よくある質問
Qワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えに違約金はかかる?
かかりません。ワイモバイルはMNP転出手数料・契約解除料ともに0円です。楽天モバイル側の契約事務手数料も0円のため、乗り換えに新たな費用は発生しません。ただし端末の分割残債がある場合は支払いが継続します。
Qワイモバイルの電話番号はそのまま使える?
使えます。MNP(番号ポータビリティ)で現在の電話番号をそのまま楽天モバイルに引き継げます。MNPワンストップに対応しているため、MNP予約番号の取得も不要です。
Q楽天モバイルに乗り換えると通信エリアは変わる?
変わります。楽天モバイルは楽天回線を使用し、エリア外ではパートナー回線(au)に接続します。ワイモバイル(ソフトバンク回線)とはカバーエリアが異なるため、楽天モバイルの通信エリアマップで自宅や職場の状況を確認しておくと安心です。
Q乗り換えにかかる日数は?
eSIMを選択した場合は最短即日で開通できます。SIMカードの場合は申し込みから到着まで2〜3日程度かかり、到着後に回線切替を行います。回線切替自体は数分で完了します。
QRakuten Linkを使わないと通話料はかかる?
はい、Rakuten Linkアプリを使わずに標準の電話アプリで発信すると22円/30秒の通話料が発生します。無料通話の恩恵を受けるには、必ずRakuten Linkアプリから発信してください。なお、一部のナビダイヤル(0570)やフリーダイヤル(0120)はRakuten Link経由でも無料対象外です。
格安SIM全体の比較は格安SIMおすすめランキングも参考にしてください。
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