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MNPワンストップ手順|2026年版・図解5ステップ

目次

「MNP予約番号の取得が面倒で乗り換えを先延ばしにしていた」という方に朗報です。2023年5月から始まった「MNPワンストップ」方式を使えば、予約番号なしで乗り換え先の申し込みだけで手続きが完結します。この記事では、2026年4月時点の対応事業者と、実際に使える5ステップの手順をまとめました。

MNPワンストップとは?ツーストップとの違い

MNPワンストップは2023年5月に開始された制度で、転入先(乗り換え先)キャリアの申し込みだけで乗り換えが完結する方式です。予約番号の取得が不要な点が、従来のツーストップとの最大の違いです。

MNPワンストップの定義(2023年5月開始)

総務省主導で2023年5月24日から開始された制度で、オンライン申込のワンストップ化により、転出元キャリアに連絡せずに番号ポータビリティを行えるようになりました。ユーザーは乗り換え先のWebサイトで申し込むだけで、バックグラウンドで番号の移管と旧契約の自動解約が進みます。

ツーストップ方式との比較表

従来のツーストップ方式との違いを整理すると、以下のようになります。

項目 ワンストップ ツーストップ(従来)
MNP予約番号の取得 不要 必要(有効期限15日)
転出元への連絡 不要(自動解約) 必要(Web/電話/店舗)
申込場所 転入先のみ 転出元+転入先の2か所
所要時間の目安 最短1日(eSIMなら数時間) 2〜5日程度
対応チャネル 原則オンライン申込のみ オンライン・店頭どちらも可
利用料 無料 転出手数料・発行手数料は原則無料(2021年4月以降)

ワンストップの最大の価値は「転出元へのアクションがゼロ」になる点です。解約手続きや引き止め対応のストレスを回避できます。

ワンストップのメリット3つ

  1. 予約番号の期限切れを気にせず手続きできる — ツーストップでは有効期限15日を過ぎると再取得が必要でしたが、ワンストップではそもそも予約番号が存在しません。
  2. 転出元の引き止め営業を受けずに済む — Webからオンラインで完結するため、電話での引き止めや店舗での待ち時間を回避できます。
  3. eSIMと組み合わせれば短時間で開通 — 物理SIMの郵送を待たずに、申込からプロファイルダウンロードまでを短時間で完了できるケースがあります。

制度の根拠

MNPワンストップは総務省「電気通信事業分野における競争ルール等の包括的検証」の報告を受けて2023年5月24日に開始された制度です。利用料・手数料は原則無料で、ユーザー側の負担はありません。

MNPワンストップ対応事業者一覧(2026年版)

2026年4月時点で、主要オンライン専用プラン(ahamo、LINEMO、povo)と大手キャリア系列の多くがワンストップに対応しています。MVNO系は一部未対応で、従来のツーストップ方式になります。

主な対応状況一覧(2026年4月時点)

以下は公表情報に基づく主な事業者の対応状況です。最新の正確な情報は、必ず各事業者の公式サイトで確認してください。

事業者 系列 ワンストップ対応(2026年4月時点)
ドコモ MNO 対応
ahamo ドコモ系オンライン 対応
irumo ドコモ系 対応
au MNO 対応
povo2.0 au系オンライン 対応
UQモバイル au系 対応
ソフトバンク MNO 対応
LINEMO ソフトバンク系オンライン 対応
ワイモバイル ソフトバンク系 対応
楽天モバイル MNO 対応
IIJmio MVNO 未対応(ツーストップ)
mineo MVNO 未対応(ツーストップ)
BIGLOBEモバイル MVNO 未対応(ツーストップ)

注: 表は編集部が2026年4月時点で確認した主要事業者の対応状況をまとめたものです。事業者側の追加対応・システム改修により変動する場合があります。

乗り換え先の選定については、格安SIMおすすめランキング【2026年版】や失敗しない格安SIMの選び方も参考にしてください。

非対応事業者は「ツーストップ」での乗り換えが必要

IIJmioやmineoなどのMVNO系は、2026年4月時点でワンストップに未対応のところが多く、転出元または転入先のどちらかがMVNOの場合は従来のツーストップ方式でMNP予約番号を取得する必要があります。ただし予約番号の発行手数料は2021年4月以降無料化されています。

MNPワンストップの手順(5ステップ)

ワンストップでの乗り換えは5ステップです。旧キャリアへのアクションは不要で、新キャリア側のみで手続きを完結できます。

Step 1: 乗り換え先キャリアを決める

まずは乗り換え先を選びます。月々のデータ使用量、通話頻度、回線品質、キャンペーンの4点を軸に比較するとミスマッチを避けられます。判断に迷う場合は失敗しない格安SIMの選び方の5つのポイントも参考にしてください。

なお、乗り換え先が「ワンストップ対応事業者」であることを必ず確認してください。対応していない場合はStep 2以降の流れが変わります。

Step 2: 本人確認書類を準備し予約番号なしで申し込み

以下のものを準備して、転入先の公式サイトから申し込みます。転入元への事前連絡は不要です。

  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)
  • クレジットカードまたは口座情報
  • 利用中の電話番号(ドコモ/au/ソフトバンク/楽天等)
  • メールアドレス(契約管理用)

申込フォームで「他社から乗り換え(MNP)」を選び、現在契約中のキャリアを選択すると、自動的にワンストップ手続きのフローへ案内されます。ここで転出元のIDログイン(例: My docomo、au ID、My SoftBank、my 楽天モバイル等)を求められることがあります。

事前にID/パスワードを確認

ワンストップ手続きでは転出元アカウントへのログインを求められる場合があります。ID・パスワードを忘れている場合は、事前に再設定しておくと手続きが止まりません。

Step 3: SIM/eSIMの受け取り・初期設定

物理SIMの場合は本人確認完了後に郵送されます。eSIMの場合は申し込み直後にアクティベーションコードが発行され、スマホのカメラでQRコードを読み取ってプロファイルをダウンロードします。

eSIM対応機種を使っている場合、郵送の待ち時間が発生しないため、当日〜翌日には開通できるケースが多く見られます。

Step 4: 回線切替(開通手続き)

SIMを装着、またはeSIMプロファイルをインストールしたら、新キャリアのマイページまたは専用アプリから「回線切替」を実行します。切替操作後、数分〜2時間程度で新キャリアの回線に切り替わります。深夜帯や混雑時間帯には翌朝に持ち越されるケースもあります。

Step 5: 旧キャリアの自動解約を確認

ワンストップでは、回線切替と同時に旧キャリアの契約が自動的に解約されます。ユーザー側で解約手続きは不要ですが、翌月以降に旧キャリアから請求が来ていないか、マイページや請求書を必ず確認してください。

なお、大手3キャリアからオンライン専用プランへの移行(例: ドコモ→ahamo)は「プラン変更」扱いとなり、MNP自体が不要なケースもあります。詳細はドコモからahamoへの乗り換え手順も参考にしてください。

MNPワンストップの注意点・デメリット

便利なワンストップ方式にも注意点があります。特に「対応事業者同士でしか使えない」「端末サポートの扱い」「切替タイミングによる不通時間」の3点を押さえておきましょう。

対応事業者同士でしか使えない

ワンストップは「転入元と転入先の両方が対応事業者であること」が条件です。どちらか一方がMVNO等で未対応の場合、従来通りのツーストップ方式でMNP予約番号を取得する必要があります。

端末購入サポート・割引の引き継ぎ不可

旧キャリアで受けていた端末購入サポート(残債ありの「スマホトクするプログラム」等)は、ワンストップでの乗り換え後も残債がそのまま残ります。乗り換えによって残債が免除されるわけではない点に注意してください。

切替タイミングによる不通時間

回線切替の実行から完了までは数分〜2時間程度ですが、この間は電話の着信やデータ通信が一時的に止まる可能性があります。仕事で電話を使う方は、業務時間を避けて切替操作を行うことをおすすめします。

切替操作は日中の空き時間がおすすめ

深夜帯(23時〜翌8時頃)に切替操作を行うと、各社のシステムメンテナンスにより処理が翌朝まで保留されるケースがあります。開通を急ぐ場合は、日中の時間帯に操作しましょう。

My docomo/au ID等の事前ログイン確認

ワンストップの申込途中で転出元のIDログインが求められる場合があります。パスワードを失念している場合は、事前にMy docomo、au ID、My SoftBank、my 楽天モバイル等のログイン情報を再設定しておきましょう。IDが通らないと手続きがそこで止まってしまいます。

ワンストップ非対応事業者の場合(ツーストップ手順)

乗り換え元または乗り換え先がワンストップ未対応の場合は、従来通りMNP予約番号を取得するツーストップ方式で乗り換えます。手順は旧方式の3ステップで、有効期限15日以内に転入先へ申し込む必要があります。

MNP予約番号の取得方法(Web/電話/店舗)

大手キャリアの場合、MNP予約番号はWeb(マイページ)・電話・店頭の3チャネルから取得できます。最も早いのはWebで、即時または数分で番号が発行されます。発行手数料は2021年4月以降、原則無料です。

予約番号の有効期限(15日間)

MNP予約番号の有効期限は発行日を含む15日間です。転入先によっては「残り有効期限10日以上」等の条件が設定されているため、取得後すぐに新キャリアへの申込を行うのが安全です。

ツーストップでの申し込みフロー

  1. 転出元のWeb/電話でMNP予約番号を発行
  2. 転入先(新キャリア)の公式サイトで「他社から乗り換え」を選択し、予約番号を入力して申込
  3. SIM受け取り後に回線切替を実行
  4. 切替完了をもって旧契約が自動解約(または別途解約手続き)

特定の組み合わせでの手順は、auからpovoへの乗り換えガイドやソフトバンクからLINEMOへの乗り換え手順も参考になります。いずれも同系列内のため独自の簡略フローが用意されているケースがあります。

まとめ|MNPワンストップで最短1日の乗り換え

2026年4月時点で、大手キャリアと主要オンライン専用プランの多くがワンストップに対応しており、予約番号の取得という従来の面倒なステップが不要になりました。申込のチャネルは原則オンライン、所要時間はeSIM利用で最短1日程度です。

以下のいずれかに当てはまる方は、ワンストップでの乗り換えを試す価値があります。

  • 予約番号の有効期限切れで乗り換えを諦めた経験がある方
  • 引き止め営業を受けたくない方
  • eSIM対応機種を使っていて、できるだけ早く開通したい方
  • 旧キャリアの解約手続きを自分でやるのが不安な方

一方で、MVNO系(IIJmio、mineo、BIGLOBEモバイル等)との乗り換えには従来のツーストップ方式が必要です。乗り換え先によって手順が変わる点には注意してください。

よくある質問

QMNPワンストップの利用料金はいくらですか?
A

MNPワンストップの利用料は無料です。MNP予約番号発行手数料・転出手数料も原則無料(2021年4月以降)となっており、ユーザー側の費用負担はありません。ただし転入先のSIM発行手数料や契約事務手数料は別途キャリアにより発生する場合があります。

Q本当にMNP予約番号は不要ですか?
A

ワンストップ対応事業者同士の乗り換えであれば不要です。転入先の申込画面で現在契約中のキャリアを選ぶと、自動的にワンストップフローに案内されます。ただし転出元または転入先がMVNO等で未対応の場合は、従来通り予約番号の取得が必要です。

QeSIMでもMNPワンストップは使えますか?
A

はい、使えます。eSIM対応機種でワンストップを利用すると、申し込みからプロファイルダウンロード・回線切替まで短時間で完了できるため、物理SIMの郵送待ちが発生しません。最短で当日〜翌日には開通できるケースもあります。

Q回線切替にかかる時間はどのくらいですか?
A

切替操作後、数分〜2時間程度で完了するケースが多いです。ただし深夜帯やメンテナンス時間帯に操作すると翌朝に繰り越されることがあります。確実に日中に切り替えたい場合は、午前中〜夕方に操作することをおすすめします。

Qahamo・LINEMO・povoもMNPワンストップに対応していますか?
A

2026年4月時点で、ahamo・LINEMO・povo2.0はいずれもMNPワンストップに対応しています。またUQモバイル・ワイモバイル・楽天モバイル・irumoといった主要事業者も対応済みです。最新の対応状況は各公式サイトでご確認ください。

Qワンストップで乗り換えたら旧キャリアの解約手続きは必要ですか?
A

不要です。ワンストップの仕組みでは、転入先での回線切替と同時に旧キャリアの契約が自動解約されます。ただし念のため、翌月の請求書やマイページで解約完了を確認しておくと安心です。


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