LIBMOとpovo2.0は、どちらも月1,000円前後で3GBが使える格安SIMですが、料金の仕組みがまったく異なります。LIBMOは毎月定額の従来型プラン、povo2.0は基本料0円でデータを必要なときだけ購入する「トッピング方式」です。この記事では2社を料金・回線品質・キャンペーンなど6つの観点で比較し、それぞれに向いている人を解説します。
料金・スペック比較
LIBMOとpovo2.0は料金設計のコンセプトが対照的です。3GBの月額料金は10円差とほぼ同額ですが、回線タイプや対応機能に大きな違いがあります。
LIBMO
980円〜
月額(税込)
- ✓毎月定額でわかりやすい料金体系
- ✓20GBが月1,991円と低価格
- ✓TOKAIグループの株主優待割引あり
結論: 毎月一定量のデータを使うならLIBMO、月によって使用量が変動する方やサブ回線として持ちたい方にはpovo2.0がおすすめです。
| 比較項目 | LIBMO | povo2.0 |
|---|---|---|
| 基本料金 | 980円〜(3GB) | 0円(トッピングなし) |
| 月額料金(3GB) | 980円 | 990円(30日間) |
| 月額料金(20GB) | 1,991円 | 2,700円(30日間) |
| 月額料金(30GB) | 2,728円 | − |
| 通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
| かけ放題 | 1,430円/月 | 1,650円/月 |
| 通信回線 | ドコモ(MVNO) | au(MNO) |
| 5G | 非対応 | 対応 |
| eSIM | 非対応 | 対応 |
| データ使い放題 | なし | 330円/24時間 |
詳細な評判・口コミはLIBMO評判・レビューとpovo2.0評判・レビューもあわせてご覧ください。
結論
先に結論をお伝えします。毎月安定してデータを使う方・シンプルな料金体系を好む方にはLIBMOが向いています。月によってデータ使用量が大きく変動する方・サブ回線やデュアルSIMの2枚目として持ちたい方にはpovo2.0がおすすめです。
こんな人にはLIBMOがおすすめ
毎月一定量のデータを使う、定額制でわかりやすい方がよい、20GBを月1,991円で安く使いたい方に向いています。
こんな人にはpovo2.0がおすすめ
月によってデータ使用量が変動する、サブ回線として基本料0円で維持したい、au回線品質で安定した通信がほしい方に向いています。
料金の詳細比較
両社の全プランを並べて比較します。LIBMOは毎月定額の4プラン構成、povo2.0は都度購入のトッピング方式です。
LIBMOの料金プラン
| プラン名 | データ量 | 月額料金 |
|---|---|---|
| なっとくプラン 3GB | 3GB | 980円 |
| なっとくプラン 8GB | 8GB | 1,518円 |
| なっとくプラン 20GB | 20GB | 1,991円 |
| なっとくプラン 30GB | 30GB | 2,728円 |
povo2.0の主なトッピング
| トッピング名 | データ量 | 料金 | 有効期間 |
|---|---|---|---|
| データ追加1GB | 1GB | 390円 | 7日間 |
| データ追加3GB | 3GB | 990円 | 30日間 |
| データ追加20GB | 20GB | 2,700円 | 30日間 |
| データ追加60GB | 60GB | 6,490円 | 90日間 |
| データ追加150GB | 150GB | 12,980円 | 180日間 |
| データ使い放題 | 無制限 | 330円 | 24時間 |
3GBで比較するとLIBMO(980円)がpovo2.0(990円)より10円安いですが、ほぼ同額です。しかし20GBではLIBMO(1,991円)がpovo2.0(2,700円)より709円安く、年間で約8,500円の差になります。
一方、povo2.0には「データ使い放題(330円/24時間)」という独自のトッピングがあり、旅行や出張時に1日だけ大容量を使いたい場合に便利です。データ追加60GB(6,490円/90日間)は月あたり約2,163円・20GBとなり、LIBMOの20GBプラン(1,991円)と近い水準です。
povo2.0はトッピングを購入しなければ基本料0円で維持できるため、電話番号を持っておくだけのサブ回線やデュアルSIMの2枚目として持つ使い方にも適しています。デュアルSIMの活用方法についてはデュアルSIMおすすめ組み合わせで詳しく解説しています。
通信回線・速度の比較
回線品質はpovo2.0が明確に優位です。
| 項目 | LIBMO | povo2.0 |
|---|---|---|
| 対応回線 | ドコモ | au |
| 通信タイプ | MVNO | MNO |
| 5G | 非対応 | 対応 |
| eSIM | 非対応 | 対応 |
| 混雑時速度 | 低下しやすい | 安定 |
LIBMOはドコモ回線のMVNOのため、昼休み(12:00〜13:00)や夕方の混雑時間帯に通信速度が低下する傾向があります。povo2.0はau回線を直接利用するMNOサービスのため、混雑時でも安定した速度が出やすいです。
5G通信はpovo2.0のみ対応しています。またeSIMもpovo2.0のみの対応で、LIBMOは物理SIMのみです。iPhoneのデュアルSIM機能(物理SIM+eSIM)を使いたい場合は、LIBMOを物理SIM側、povo2.0をeSIM側に設定する組み合わせも可能です。
通信速度の安定性を重視する方はMNO系サービスが有利です。なお、LIBMOと同じドコモ回線のMVNOでも、IIJmioやnuroモバイルなど他社と比較して大きな速度差はなく、回線タイプ(MVNO/MNO)の違いが速度に与える影響の方が大きいです。povo2.0以外のMNO系格安SIMについてはahamo vs povo 比較もご参照ください。
通話サービスの比較
通話料は両社とも22円/30秒で同一です。かけ放題オプションはLIBMOの方が220円安く提供しています。
| 項目 | LIBMO | povo2.0 |
|---|---|---|
| 通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
| 5分かけ放題 | 550円/月 | 550円/月(5分以内通話かけ放題トッピング) |
| 完全かけ放題 | 1,430円/月 | 1,650円/月 |
5分かけ放題は両社とも月550円で同額です。完全かけ放題はLIBMO(1,430円/月)がpovo2.0(1,650円/月)より220円安いです。通話を多くする方はLIBMOの方がやや有利です。
通話料の節約術については格安SIM通話料節約テクニックで詳しく解説しています。
キャンペーンの比較
キャンペーンの充実度ではpovo2.0が充実しています。LIBMOは2026年7月時点で大規模なキャンペーンは実施していません。
povo2.0の主なキャンペーン(2026年7月時点)
| キャンペーン | 内容 |
|---|---|
| 本気割キャンペーン | MNP乗り換えでトッピング購入額の40%をau PAY残高で還元 |
| 新規登録キャンペーン(コード「2MAIME」) | 新規登録で1GB(3日間)+データ使い放題ボーナス |
| 新規登録キャンペーン(コード「AUKAITEKI」) | データ使い放題(24時間)10回分プレゼント(2026年7月31日まで) |
| povo Data Oasis | ローソン来店で月最大1GBのデータをもらえる |
| サブスクトッピング初月無料 | 対象サブスクトッピングの初月料金が無料 |
povo2.0のMNP向け「本気割キャンペーン」はトッピング購入額の40%がau PAY残高で還元される仕組みです。たとえば20GBトッピング(2,700円)を購入した場合、1,080円分が還元されるため実質1,620円で20GBを利用できます。
また「povo Data Oasis」はローソン来店で月最大1GBのデータを無料で取得できるため、少量データで運用する方にはお得な特典です。
LIBMOにはTOKAIグループの株主優待割引(最大月350円引き)がありますが、TOKAIホールディングスの株式を保有している方限定の特典です。
こんな人におすすめ
2社の選択は「従来型の定額プランを好むか」「トッピング方式の柔軟性を求めるか」で分かれます。
LIBMOがおすすめな人
- 毎月一定のデータ量を使う(使用量が安定している)
- シンプルな定額制プランでわかりやすい方がよい
- 20GBを月1,991円で安く使いたい
- TOKAIグループのサービスを利用中または株主である
- 完全かけ放題(月1,430円)を安く使いたい
povo2.0がおすすめな人
- 月によってデータ使用量が大きく変動する
- サブ回線として基本料0円で電話番号を持ちたい
- au回線品質で安定した通信速度がほしい
- 5GやeSIMを利用したい
- 旅行や出張時にデータ使い放題(330円/24時間)を活用したい
乗り換えの手順についてはMNP乗り換え手順で詳しく解説しています。格安SIM全体の比較は格安SIMおすすめランキングで確認できます。
まとめ
LIBMOとpovo2.0は3GBの月額料金がほぼ同額(980円 vs 990円)ですが、料金体系・回線品質・機能面で大きな違いがあります。LIBMOは毎月定額のわかりやすいプランで20GBが月1,991円と低価格、TOKAIグループの方には追加割引もあります。povo2.0は基本料0円でトッピングを必要なときだけ購入する柔軟な運用が可能で、au回線品質・5G対応・eSIM対応と機能面でもリードしています。
毎月安定してデータを使うならLIBMO、使わない月は0円にしたい・サブ回線にしたいならpovo2.0が適しています。
よくある質問
QLIBMOとpovo2.0の3GBプランはどちらが安いですか?
ほぼ同額です。LIBMOのなっとくプラン3GBは月980円、povo2.0のデータ追加3GB(30日間)は990円で、差はわずか10円です。ただし20GBで比較するとLIBMO(月1,991円)がpovo2.0(2,700円/30日間)より709円安く、年間で約8,500円の差になります。
Qpovo2.0の基本料0円で本当に維持できますか?
はい、povo2.0はトッピングを購入しなければ基本料0円で維持できます。ただし180日間有料トッピングの購入やオプション料金の支払いがない場合、利用停止になる可能性があります。サブ回線として維持する場合は半年に1回、少額のトッピング(1GB 390円など)を購入しておくと安心です。
Q通信速度はどちらが安定していますか?
povo2.0の方が安定しています。povo2.0はau回線を直接利用するMNOサービスのため、昼休みや夕方の混雑時でも速度が低下しにくいです。LIBMOはドコモ回線のMVNOのため、混雑時間帯に速度が落ちる傾向があります。
QLIBMOはeSIMに対応していますか?
いいえ、LIBMOは物理SIMのみでeSIMには対応していません。5Gにも非対応です。eSIMや5Gを利用したい方はpovo2.0を選ぶ必要があります。
Qpovo2.0のデータ使い放題(330円/24時間)はどのような場面で使えますか?
旅行・出張・イベントなど、1日だけ大量のデータを使いたい場面に便利です。動画のストリーミング、テザリングでのPC利用、オンラインゲームなどデータ消費が大きい用途も330円で気にせず使えます。通常のトッピングと併用でき、24時間経過後は元のトッピングのデータ残量に戻ります。
