ロケモバとIIJmioは、どちらも老舗クラスのMVNOですが、プラン設計の考え方が異なります。ロケモバはドコモ・au・ソフトバンク・楽天の4回線から選べる代わりにプランは1GB〜20GBの5段階、IIJmioはドコモ・auの2回線ですが2GB〜55GBまで8段階の細かいプランを用意しています。通話料もIIJmio(11円/30秒)がロケモバ(20円/30秒)の半分近くと差があります。この記事では料金・通話料・回線の選択肢という3つの視点で両社を比較します。
結論:ロケモバとIIJmioどちらがおすすめ?
回線の選択肢の広さや1GB前後の超小容量プランを求める方にはロケモバ、細かいプラン刻みと安い通話料、10GB以上の中容量帯を重視する方にはIIJmioが向いています。
IIJmio
850円〜
月額(税込)
- ✓2GB刻みの8段階プランで無駄が少ない
- ✓通話料11円/30秒とMVNO最安水準
- ✓eSIM対応・データシェア可能
結論: 超小容量や回線選択の幅を優先するならロケモバ、プランの細かさ・通話料の安さ・中容量帯のコスパを重視するならIIJmioがおすすめです。
| 比較項目 | ロケモバ | IIJmio |
|---|---|---|
| 事業者区分 | MVNO | MVNO |
| 月額料金 | 765円〜4,400円 | 850円〜3,900円 |
| データ容量 | 1GB / 3GB / 5GB / 7GB / 20GB | 2GB / 5GB / 10GB / 15GB / 25GB / 35GB / 45GB / 55GB |
| 通信回線 | ドコモ/au/ソフトバンク/楽天から選択 | ドコモ/auから選択 |
| 通話料 | 20円/30秒 | 11円/30秒 |
| かけ放題 | 5分かけ放題 550円/月 | 通話定額オプション 1,400円/月 |
| 5G対応 | 対応(無料オプション) | 対応 |
| eSIM対応 | 非対応(物理SIMのみ) | 対応 |
| データシェア | 非対応 | 対応 |
| 契約期間・違約金 | なし / なし | なし / なし |
各サービスの詳しい評判はロケモバ評判・レビューとIIJmio評判・レビューでも紹介しています。
プランの刻み方が根本的に違う
ロケモバは1GB・3GB・5GB・7GB・20GBの5段階、IIJmioは2GBから55GBまで8段階でプランが用意されています。IIJmioの方が「使いたい容量にちょうど近いプラン」を選びやすい設計です。
料金プランの詳細比較
同じような容量帯でも、プランの刻み方の違いによって割安になるキャリアが変わります。
ロケモバの料金プラン
| データ容量 | 月額料金 |
|---|---|
| 1GB | 765円 |
| 3GB | 985円 |
| 5GB | 1,430円 |
| 7GB | 1,980円 |
| 20GB | 4,400円 |
IIJmioの料金プラン(主要プラン抜粋)
| データ容量 | 月額料金 |
|---|---|
| 2GB | 850円 |
| 5GB | 950円 |
| 10GB | 1,400円 |
| 15GB | 1,600円 |
| 25GB | 2,000円 |
| 55GB | 3,900円 |
1GBのみで足りる方はロケモバ(765円)が最も安く済みますが、3GB前後を使う方はIIJmioの5GBプラン(950円)の方がロケモバの3GBプラン(985円)よりデータ量が多く月額も35円安いという逆転現象が起きています。20GB以上ではさらに差が広がり、ロケモバの20GBプラン(4,400円)に対し、IIJmioは25GBプラン(2,000円)で2倍以上のデータ量を半額以下で利用できます。
中容量帯以上はIIJmioが有利
3GBを超える容量帯では、ロケモバよりIIJmioの方が「容量あたりの単価」で優れているケースがほとんどです。1〜2GB程度のごく小容量で足りる方だけがロケモバの価格優位を得られます。
通話料・かけ放題オプションの比較
通話料はIIJmio(11円/30秒)がロケモバ(20円/30秒)のほぼ半額です。オプションの設計にも違いがあります。
| 通話項目 | ロケモバ | IIJmio |
|---|---|---|
| 通話料 | 20円/30秒 | 11円/30秒 |
| 短時間かけ放題 | 5分かけ放題 550円/月 | 通話定額10分+(オプション名は容量帯により異なる) |
| 完全かけ放題 | 非対応 | 通話定額オプション 1,400円/月 |
通話を頻繁にするもののオプションを付けたくない方は、そもそもの通話料が安いIIJmioの方が総支払額を抑えやすい構成です。またIIJmioは2026年9月時点、通話定額オプションの申し込みで最大6ヶ月間オプション料金が無料になるキャンペーンを実施しており、期間中はさらにお得にかけ放題を使えます。通話重視の選び方は格安SIM 通話かけ放題おすすめ比較もあわせてご確認ください。
対応回線・eSIM・データシェアの違い
ロケモバは回線の選択肢の広さ、IIJmioはeSIMとデータシェアという機能面で優位に立っています。
| 項目 | ロケモバ | IIJmio |
|---|---|---|
| 対応回線数 | 4回線(ドコモ/au/ソフトバンク/楽天) | 2回線(ドコモ/au) |
| eSIM対応 | 非対応(物理SIMのみ) | 対応 |
| データシェア | 非対応 | 対応(複数SIMで容量を分け合える) |
| 5G対応 | 対応(無料オプション) | 対応 |
回線選択の幅はロケモバが優位
ロケモバは楽天モバイル回線も選べるため、エリアや端末事情に応じて4つの回線から柔軟に選べます。IIJmioはドコモ・auの2回線のみですが、その分どちらも実績のある安定した回線です。
データシェアと即日開通はIIJmioが優位
IIJmioはファミリーシェアプランでデータ容量を複数のSIMに分配でき、家族で1つの契約をまとめて管理したい場合に便利です。またeSIMに対応しているため、申し込み後すぐに開通できます。ロケモバは物理SIMのみのため、SIMカードの到着まで数日を要します。
家族利用ならIIJmioのデータシェアが便利
複数人でデータ容量をシェアしたい場合、IIJmioのファミリーシェアプランを使えば1つの契約で複数枚のSIMを発行し、容量を分け合えます。ロケモバにはこうした仕組みはありません。
キャンペーン比較(2026年9月時点)
2026年9月時点でIIJmioは複数のキャンペーンを実施中ですが、ロケモバは目立ったキャンペーンを実施していません。
IIJmioのキャンペーン
| キャンペーン名 | 特典 | 主な条件 | 期間 |
|---|---|---|---|
| ハッピープライスキャンペーン+ | 月額料金割引(プランにより異なる) | ギガプランの音声SIM・音声eSIM契約 | 2026年11月4日まで |
| データ容量10GB増量キャンペーン | 最大6ヶ月間データ10GB増量 | 15GB〜50GBプランの音声SIM・音声eSIM契約 | 2026年11月4日まで |
| eSIM初期費用半額キャンペーン | 初期費用が1,650円に | Webからの音声・データeSIM新規申込・MNP | 2026年10月31日まで |
ロケモバのキャンペーン
ロケモバは2026年9月時点で、目立った新規向けキャンペーンを実施していません。代わりに、小容量帯の料金の安さと4回線から選べる柔軟性が魅力になっています。
こんな人におすすめ
利用スタイルや重視するポイントによって選ぶべきキャリアが変わります。
ロケモバがおすすめな人
- 月1GB前後のごく軽いライトユーザー
- ドコモ・au・ソフトバンク・楽天から回線を選びたい方
- とにかく安い小容量プランを探している方
- オンライン契約・オンラインサポートで問題ない方
IIJmioがおすすめな人
- 3GB〜55GBの中で自分に近い容量をピンポイントで選びたい方
- 通話料をできるだけ抑えたい方
- eSIMや家族でのデータシェアを使いたい方
- キャンペーンを活用してお得に契約したい方
そのほかのMVNO同士の比較はロケモバ vs mineo 比較やIIJmio vs mineo 徹底比較もあわせてご覧ください。
利用シーン別のコスト比較
具体的な利用シーンを想定して、月々のコストを比べてみましょう。
シーン1: 月1GB程度しか使わず、極限まで安くしたい方
ロケモバの1GBプラン(765円)はIIJmioに同容量帯のプランがないため、超小容量では価格面でロケモバが明確に有利です。IIJmioの最小プランは2GB(850円)となり、容量に対してはお得ですが、月額そのものはロケモバの1GBプランより高くなります。
シーン2: 月10GB前後を使い、通話も頻繁にする方
IIJmioの10GBプラン(1,400円)に通話定額オプション(1,400円)を足しても合計2,800円です。ロケモバで同程度の容量を確保しようとすると20GBプラン(4,400円)が最も近い選択肢となり、5分かけ放題(550円)を足すと4,950円かかります。中容量帯かつ通話も多い方は、IIJmioの方が総額を大きく抑えられます。
容量が増えるほどIIJmioが有利に
1GB前後の超小容量帯を除けば、3GBを超えたあたりからIIJmioの方が容量単価・通話料の両面で優位になるケースが多くなります。使う容量が定まっている方は、まずIIJmioのプラン表から近い容量を探してみましょう。
まとめ
ロケモバとIIJmioは、同じMVNOでも「回線の選択肢を取るか、プランの細かさと通話料の安さを取るか」で選び方が分かれます。ロケモバはドコモ・au・ソフトバンク・楽天の4回線から選べる柔軟性と1GBプランの安さが強みで、超小容量のライトユーザーに向いています。IIJmioは2GB刻みの8段階プラン、11円/30秒の安い通話料、eSIM・データシェア対応といった機能面の充実が強みで、3GBを超える容量を使う方や通話を頻繁にする方に適しています。
どちらも契約期間の縛りや解約金はないため、自分が普段使うデータ容量と通話頻度を確認したうえで選びましょう。
そのほかの格安SIMも含めた総合比較は格安SIMおすすめランキング、データ容量別に選びたい方は格安SIM 10GBおすすめもご覧ください。
よくある質問
QロケモバとIIJmio、料金が安いのはどちら?
容量によって異なります。1GB前後の超小容量ならロケモバ(765円)が最も安いですが、3GBを超えるとIIJmioの方が容量単価で有利になります。例えばIIJmioの5GBプラン(950円)はロケモバの3GBプラン(985円)よりデータ量が多く月額も安くなります。
QロケモバとIIJmio、通話料が安いのはどちら?
IIJmio(11円/30秒)がロケモバ(20円/30秒)のほぼ半額です。通話を頻繁にするもののかけ放題オプションを付けたくない方は、IIJmioの方が総支払額を抑えやすくなります。
Qロケモバは楽天モバイル回線でも契約できる?
はい。ロケモバはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4回線から選べます。IIJmioはドコモ・auの2回線のみで、楽天モバイル回線は選べません。
QIIJmioのデータシェアとは?
1つの契約で複数枚のSIMを発行し、データ容量を分け合える仕組みです。家族で使う場合など、まとめて契約管理をしたいときに便利です。ロケモバにはこうしたデータシェア機能はありません。
QロケモバとIIJmio、eSIMに対応しているのはどちら?
IIJmioはeSIMに対応しており、申し込み後すぐに開通できます。ロケモバは物理SIMのみの提供のため、SIMカードの到着まで数日かかります。
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