楽天モバイルからHISモバイルへの乗り換えは、MNPワンストップ対応で予約番号の取得が不要です。月280円から利用でき、通話料も9円/30秒と業界屈指の安さが特徴です。この記事では、乗り換え前の確認事項から開通までを4ステップで解説します。
楽天モバイルからHISモバイルに乗り換えるメリット
楽天モバイルの料金や楽天回線エリアに不満がある方は、HISモバイルに乗り換えると月額料金を大幅に下げられる可能性があります。
| 比較項目 | 楽天モバイル | HISモバイル |
|---|---|---|
| 月額料金(3GB) | 1,078円 | 770円 |
| 月額料金(7GB) | 2,178円(3〜20GB帯) | 990円 |
| 月額料金(20GB) | 2,178円 | 2,090円 |
| 通話料 | 22円/30秒 | 9円/30秒 |
| かけ放題 | 1,100円/月 | 1,480円/月 |
| 無料通話 | Rakuten Link利用で無料 | 20GB以上は6分かけ放題付き |
| 回線 | 楽天+au(パートナー) | ドコモ |
| 5G対応 | 対応 | 非対応 |
| eSIM | 対応 | 対応 |
| 解約金 | 0円 | 0円 |
乗り換えの主なメリットは以下のとおりです。
- 月額料金が大幅に安くなる — 3GBなら1,078円→770円、7GBなら2,178円→990円
- 通話料が9円/30秒 — 楽天モバイルの22円/30秒の半額以下で、Rakuten Linkアプリ不要
- ドコモ回線で安定した通信 — 楽天回線のエリア外で不安定になる心配がない
- 月280円の超低額プランがある — データをほとんど使わない方は100MB未満で月280円
- 20GB以上は6分かけ放題が標準付帯 — 追加料金なしで短い通話が無料
一方でデメリットも把握しておきましょう。
- 5Gに非対応 — 全プラン4G(LTE)のみ
- データ無制限プランがない — 最大30GBのため、大容量を使う方には不向き
- MVNOのため混雑時に速度が低下しやすい — 昼12時台や夕方は速度が落ちることがある
Rakuten Linkを使わない方はとくにお得
楽天モバイルはRakuten Linkアプリ経由なら通話無料ですが、アプリの通話品質に不満を感じてLinkを使わない方は通話料22円/30秒がかかります。HISモバイルなら標準電話で9円/30秒のため、アプリ不要で通話料を半額以下に抑えられます。
乗り換え前に確認すること
楽天モバイルからHISモバイルへの乗り換え前に、以下の3点を確認しておきましょう。
端末のドコモ回線対応を確認する
HISモバイルはドコモ回線のMVNOです。楽天モバイルで購入した端末をそのまま使う場合、ドコモ回線の主要バンド(Band 1/3/19)に対応しているか確認が必要です。
iPhoneであればiPhone 6s以降はドコモ回線に対応しています。Rakuten Handなど楽天オリジナル端末は一部のバンドに非対応の場合があるため、HISモバイルの公式サイトで動作確認済み端末を確認してください。
SIMロックを確認する
楽天モバイルで販売された端末にはSIMロックがかかっていないため、解除手続きは不要です。他キャリアで購入した端末を楽天モバイルに持ち込んで使っていた場合は、SIMロック状態を確認してください。SIMロックの確認・解除方法はSIMロック解除の手順ガイドで詳しく解説しています。
楽天サービスへの影響
楽天モバイルを解約してもRakuten Linkアプリは使えなくなりますが、楽天市場・楽天カード・楽天銀行など他の楽天サービスは影響を受けません。ただしSPU(楽天ポイントアッププログラム)の楽天モバイル分の倍率がなくなる点は留意しておきましょう。
乗り換えにかかる費用
楽天モバイルのMNP転出手数料は0円、HISモバイルの契約事務手数料は3,300円です。
| 費用項目 | 金額 |
|---|---|
| 楽天モバイル MNP転出手数料 | 0円 |
| 楽天モバイル 解約金 | 0円 |
| HISモバイル 契約事務手数料 | 3,300円 |
| HISモバイル SIMカード発行料 | 0円 |
| 合計 | 3,300円 |
18歳未満の方は事務手数料が50%OFFの1,650円になるキャンペーンが実施されています(2026年8月時点)。
楽天モバイルの解約タイミング
楽天モバイルは解約月も日割りではなく月額料金が満額かかります。月末に近いタイミングで乗り換え手続きをするとムダが少なく済みます。
乗り換え手順4ステップ
楽天モバイルからHISモバイルへの乗り換えは以下の4ステップで完了します。
ステップ1: 必要な書類を準備する
乗り換えに必要なものは以下の3点です。
- 本人確認書類 — 運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど
- クレジットカード — HISモバイルの支払いに必要
- MNP予約番号 — MNPワンストップ対応のため不要(HISモバイル側で自動処理)
ステップ2: HISモバイルに申し込む
- HISモバイルの公式サイトにアクセスする
- 「お申し込み」→ 希望のプランを選択する
- SIMタイプ(物理SIM / eSIM)を選択する
- 「他社からのお乗り換え(MNP)」を選択する
- 楽天モバイルの電話番号を入力する
- 本人確認書類をアップロードする
- 支払い情報を入力して申し込みを完了する
MNPワンストップ方式に対応しているため、MNP予約番号の取得は不要です。申し込み時にMNPワンストップを選択すると、楽天モバイル側の認証画面に遷移して自動的に転出手続きが行われます。
ステップ3: SIMを受け取り回線を切り替える
物理SIMを選んだ場合は、申し込みから2〜4日でSIMカードが届きます。eSIMを選んだ場合はオンラインで即日開通も可能です。
物理SIMの場合:
- SIMカードが届いたらHISモバイルのマイページにログインする
- 「MNP回線切替」を選択する
- 切替手続きを実行する(数分〜30分程度で切り替え完了)
- 端末の電源を切り、SIMカードを入れ替える
- 端末を再起動する
eSIMの場合:
- HISモバイルからeSIM設定用のQRコードが届く
- 端末の「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」でQRコードを読み取る
- MNP回線切替を実行する
- 端末を再起動する
ステップ4: APN設定をして利用開始
回線切り替え後、端末にAPN(アクセスポイント)を設定するとデータ通信が利用できます。
iPhoneの場合: HISモバイルの公式サイトからAPN構成プロファイルをダウンロードしてインストールします。
Androidの場合: 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」で以下を設定します。
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| APN | dm.jplat.net |
| ユーザー名 | his@his |
| パスワード | his |
| 認証タイプ | PAPまたはCHAP |
設定が完了したら、ブラウザでWebサイトにアクセスしてデータ通信ができることを確認しましょう。
APN設定の詳しい手順は格安SIMの初期設定・APN設定ガイドも参考にしてください。
プラン選びのポイント
HISモバイルの自由自在2.0プランは7段階のデータ容量から選べます。楽天モバイルでの月間データ使用量を参考に、最適なプランを選びましょう。
| データ量 | HISモバイル月額 | 楽天モバイルとの差額(月) |
|---|---|---|
| 100MB未満 | 280円 | -798円(楽天3GB帯1,078円比) |
| 1GB | 550円 | -528円 |
| 3GB | 770円 | -308円 |
| 7GB | 990円 | -1,188円(楽天3〜20GB帯2,178円比) |
| 10GB | 1,340円 | -838円 |
| 20GB | 2,090円 | -88円 |
| 30GB | 2,970円 | -308円(楽天無制限3,278円比) |
月のデータ使用量が7GB以下の方はとくに大きな節約効果があります。楽天モバイルでは3GBを超えた瞬間に月2,178円になりますが、HISモバイルの7GBプランなら月990円で済みます。
20GB以上は6分かけ放題付き
HISモバイルの20GBプラン(月2,090円)と30GBプラン(月2,970円)には6分以内の国内通話が無料になるかけ放題が標準で付いています。短い通話が多い方にはとくにおすすめです。
乗り換え時の注意点
楽天モバイルからHISモバイルへの乗り換え時に注意しておきたいポイントを紹介します。
楽天ポイントの確認
楽天モバイル契約特典で付与予定の楽天ポイントがある場合、解約すると付与されなくなる場合があります。付与予定のポイントが残っていないか、my 楽天モバイルで確認してから乗り換えましょう。
端末の残債
楽天モバイルで端末を分割払いで購入した場合、解約しても残債の支払いは続きます。残債は一括精算することもできます。
回線切り替え中の不通期間
MNP回線切替の手続き中は一時的に電話が使えなくなります。通常は数分〜30分程度で完了しますが、混雑時は長くなることがあるため、時間に余裕のある時に手続きしましょう。
まとめ|月額料金を下げたい楽天モバイルユーザーにおすすめ
楽天モバイルからHISモバイルへの乗り換えは、月額料金を大きく節約できるのがメリットです。とくにデータ使用量が7GB以下の方や、Rakuten Linkアプリの通話品質に不満がある方には大きなメリットがあります。
乗り換え手順はMNPワンストップ対応で簡単です。SIMのみの乗り換えであれば端末はそのまま使え、電話番号も変わりません。
その他の乗り換え先も検討したい方は格安SIMおすすめランキングや楽天モバイルからの乗り換えガイド一覧もご覧ください。乗り換え手順の基本はMNP乗り換え手順ガイドで確認できます。
よくある質問
Q楽天モバイルからHISモバイルへの乗り換えにMNP予約番号は必要ですか?
MNPワンストップ方式に対応しているため、MNP予約番号の取得は不要です。HISモバイルの申し込み時にMNPワンストップを選択すると、楽天モバイル側の認証画面を経由して自動的に転出手続きが行われます。
Q楽天モバイルからHISモバイルに乗り換えると電話番号は変わりますか?
MNP(番号ポータビリティ)で乗り換えれば電話番号はそのまま引き継げます。HISモバイルの申し込み時に「他社からのお乗り換え(MNP)」を選択してください。
Q楽天モバイルの端末はHISモバイルでそのまま使えますか?
iPhoneであればiPhone 6s以降はそのまま利用できます。Androidは端末によりドコモ回線の対応バンドが異なるため、HISモバイルの公式サイトで動作確認済み端末を確認してください。楽天オリジナル端末(Rakuten Handなど)は一部非対応の場合があります。
QHISモバイルに5Gはありますか?
HISモバイルは全プラン4G(LTE)のみで5Gには対応していません(2026年8月時点)。5Gが必要な方はahamo(月2,970円/20GB)やLINEMO(月990円〜)などの5G対応サービスを検討してください。
Q乗り換えにかかる費用はいくらですか?
楽天モバイルのMNP転出手数料は0円、解約金も0円です。HISモバイルの契約事務手数料3,300円がかかるため、合計3,300円で乗り換えられます。18歳未満の方は事務手数料50%OFFの1,650円になります。
