格安SIMを選ぶとき、料金やデータ容量ばかりに目が行きがちですが、実は「5Gに対応しているか」も見落とせないポイントです。同じドコモ回線を使うMVNOでも、5G対応・非対応でサービスが分かれているのをご存じでしょうか。この記事では5G対応の格安SIM8社を料金・回線種別・通話料で比較し、逆に5G非対応のキャリアも一覧で紹介します。
本記事の料金はすべて税込み表示です。5G対応の有無は各社公式サイトおよびcarriers/*.jsonのプランデータに基づいています。
評価基準について
「5G対応であること」を前提条件としたうえで、料金の安さと回線品質・プランの柔軟性を重視した総合評価で8社をランキングしています。
本ランキングは以下の基準で評価しています。
| 評価項目 | 配点 |
|---|---|
| 5G回線の品質(MNO/サブブランド優先) | 40% |
| 月額料金・コスパ | 40% |
| プラン柔軟性(容量の選択肢・従量制) | 20% |
※ アフィリエイト報酬の有無はランキング順位に影響しません。
5G対応格安SIM おすすめランキング
自社回線(MNO)で5Gを使いたいなら楽天モバイル・ahamo・LINEMOが有力。料金の安さを重視するならIIJmio(月850円〜)やnuroモバイル(月792円〜)などMVNOでも5G対応のキャリアがあります。
以下の比較表で8社の代表プランを一覧できます。全社が5Gに対応していますが、回線種別(MNO/MVNO/サブブランド)によって速度傾向が異なります。
| キャリア | 代表プラン | データ容量 | 月額料金 | 回線種別 | 通話料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 楽天モバイル | 最強プラン | 3GB〜無制限 | 1,078円〜3,278円 | MNO(楽天) | 22円/30秒 |
| ahamo | ahamo | 30GB〜110GB | 2,970円〜4,950円 | MNO(ドコモ) | 22円/30秒 |
| LINEMO | ベストプラン | 3GB〜30GB | 990円〜3,960円 | MNO(ソフトバンク) | 22円/30秒 |
| IIJmio | ギガプラン | 2GB〜55GB | 850円〜3,900円 | MVNO(ドコモ/au) | 11円/30秒 |
| mineo | マイピタ/マイそく | 3GB〜無制限 | 990円〜2,970円 | MVNO(3キャリア) | 22円/30秒 |
| UQモバイル | トクトクプラン2等 | 30GB〜35GB | 3,828円〜4,048円 | サブブランド(au) | 22円/30秒 |
| nuroモバイル | VS/VMプラン | 3GB〜5GB | 792円〜990円 | MVNO(3キャリア) | 22円/30秒 |
| povo2.0 | トッピング方式 | 0GB〜無制限 | 0円〜2,700円 | MNO(au) | 22円/30秒 |
※楽天モバイル・LINEMOは従量制。povo2.0は基本料0円にデータトッピングを追加する方式です。
1位 楽天モバイル — 5G対応+データ無制限の総合力
楽天モバイルの最強プランは全プランが5G対応で、データ無制限まで使えて月3,278円。使った分だけ料金が決まる従量制で、5Gを積極的に使う人ほどコスパが際立ちます。
楽天モバイルが5G対応格安SIMで1位の理由は、自社回線(MNO)の5Gエリアを無制限プランでそのまま使える点です。都市部を中心に5Gエリアが拡大しており、動画視聴やオンライン会議も高速通信で快適に行えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン名 | 最強プラン(従量制) |
| 月額料金 | 3GBまで1,078円 / 20GBまで2,178円 / 無制限3,278円 |
| 回線 | 楽天(MNO) |
| 5G | 対応(全プラン) |
| 通話 | 22円/30秒(Rakuten Link利用で国内通話無料) |
楽天モバイルの注意点
楽天回線エリア外ではパートナー回線(au)を利用します。5G通信は楽天回線エリア内が対象のため、エリアマップで事前に確認しましょう。
楽天モバイルの評判やメリット・デメリットは楽天モバイル評判・レビューで詳しく解説しています。
2位 ahamo — ドコモMNO品質の5G・30GB 2,970円
ahamoはドコモのMNO回線をそのまま使える5G対応プラン。30GB(月2,970円)と110GB(月4,950円)の2プランで、5分以内の国内通話が無料で付いています。
ahamoの5Gはドコモの広い5Gエリアをそのまま利用できるのが強みです。大容量プランのため、5Gの高速通信を動画視聴やアプリのダウンロードでたっぷり使いたい人に向いています。
| プラン | データ容量 | 月額料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ahamo | 30GB | 2,970円 | 5分通話無料 |
| ahamo大盛り | 110GB | 4,950円 | 5分通話無料 |
MNP乗り換えで20,000dポイントがもらえるキャンペーンも実施中です。ahamoの詳しい評判はahamo評判・レビューをご覧ください。
3位 LINEMO — 月990円〜のソフトバンク品質5G
LINEMOはソフトバンクのMNO回線を使った5G対応プラン。ベストプランは3GBまで月990円、10GBまで月2,090円の従量制で、LINEのデータ消費がカウントされないLINEギガフリーが付いています。
LINEMOの5Gはソフトバンクの高品質な回線をそのまま使えるため、MVNOにありがちな昼の速度低下がありません。小容量から始めたい人にも向いています。
| プラン | データ容量 | 月額料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ベストプラン | 3GBまで / 10GBまで | 990円 / 2,090円 | 従量制・5G対応 |
| ベストプランV | 20GBまで / 30GBまで | 2,970円 / 3,960円 | 5分以内通話無料付き |
LINEMOの詳しい評判はLINEMO評判・レビューをご覧ください。
4位 IIJmio — 月850円〜で5G対応の低価格MVNO
IIJmioのギガプランは2GB(月850円)から55GB(月3,900円)まで8段階の容量を選べる柔軟さが魅力。MVNOでありながら全プランが5Gに対応しています。
IIJmioは「5Gに対応しつつ料金を抑えたい」という方に最適な選択肢です。通話料も11円/30秒と他社の半額で、小容量プランでも5Gの恩恵を受けられます。
| プラン | データ容量 | 月額料金 |
|---|---|---|
| ギガプラン 2GB | 2GB | 850円 |
| ギガプラン 10GB | 10GB | 1,400円 |
| ギガプラン 25GB | 25GB | 2,000円 |
| ギガプラン 55GB | 55GB | 3,900円 |
IIJmioの詳しい評判はIIJmio評判・レビューをご覧ください。
5位 mineo — 3キャリア対応の5G・マイそく990円で無制限
mineoはドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べる5G対応MVNO。マイそくスタンダード(月990円・最大1.5Mbps無制限)を含め、全プランが5Gに対応しています。
mineoは手持ちの端末に合わせて5G対応の回線を選べる自由度が魅力です。容量制のマイピタと、速度制限型無制限のマイそくの2タイプから選択できます。
| プラン | データ容量 | 月額料金 |
|---|---|---|
| マイピタ 3GB | 3GB | 1,298円 |
| マイピタ 15GB | 15GB | 1,958円 |
| マイそく スタンダード | 無制限(最大1.5Mbps) | 990円 |
mineoの詳しい評判はmineo評判・レビューをご覧ください。
6位 UQモバイル — 店舗サポート付きの5Gサブブランド
UQモバイルはauのサブブランドとして5G対応の2プランを提供。コミコミプランバリュー(35GB・月3,828円)は10分以内通話無料とPontaパスが付帯します。
UQモバイルの5Gは店舗でのサポートを受けられる安心感が特徴です。オンライン手続きに不安がある方や、対面でのサポートを重視する方に向いています。
| プラン | データ容量 | 月額料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| トクトクプラン2 | 30GB | 4,048円 | 5GB以下は自動割引 |
| コミコミプランバリュー | 35GB | 3,828円 | 10分通話無料+Pontaパス |
UQモバイルの詳しい評判はUQモバイル評判・レビューをご覧ください。
7位 nuroモバイル — 月792円〜で5G対応の最安級MVNO
nuroモバイルのVSプラン(3GB・月792円)は、5G対応プランの中でも際立って安い料金設定です。ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアから回線を選べます。
nuroモバイルは「とにかく安く5G対応SIMを持ちたい」という方に向いています。小容量プランが中心のため、サブ回線やライトユーザー向けの選択肢です。
| プラン | データ容量 | 月額料金 |
|---|---|---|
| VSプラン | 3GB | 792円 |
| VMプラン | 5GB | 990円 |
nuroモバイルの詳しい評判はnuroモバイル評判・レビューをご覧ください。
8位 povo2.0 — 基本料0円で5G対応・必要な時だけ課金
povo2.0は基本料0円で5Gに対応し、必要なときだけデータを購入する「トッピング方式」が特徴。デュアルSIMのサブ回線として維持費ゼロで5G対応回線を持てます。
povo2.0の5Gは「使うときだけ課金したい」というライトユーザーやサブ回線用途に向いています。
| トッピング | データ容量 | 料金 | 有効期間 |
|---|---|---|---|
| データ追加3GB | 3GB | 990円 | 30日間 |
| データ追加20GB | 20GB | 2,700円 | 30日間 |
| データ使い放題(24時間) | 無制限 | 330円 | 24時間 |
povo2.0の注意点
180日以内に有料トッピングの購入がないと利用停止になる可能性があります。
povo2.0の詳しい評判はpovo2.0評判・レビューをご覧ください。
5G非対応の格安SIMに注意
料金の安さだけで選ぶと、5G非対応のキャリアを選んでしまうことがあります。以下の5社は2026年9月時点で全プランが4Gまでの対応です。
| キャリア | 代表プラン | 月額料金 | 5G |
|---|---|---|---|
| 日本通信SIM | 合理的シンプル290プラン | 290円〜 | 非対応 |
| HISモバイル | 自由自在2.0プラン | 280円〜 | 非対応 |
| LIBMO | なっとくプラン | 980円〜 | 非対応 |
| BIGLOBEモバイル | プランS | 1,078円〜 | 非対応 |
| DTI SIM | 音声プラン | 1,485円〜 | 非対応 |
irumoは新規受付終了
irumoは3GB以上のプランで5Gに対応していますが、2025年6月4日で新規受付を終了しています。既存ユーザーのみ継続利用可能で、新たに申し込むことはできません。
これらのキャリアは料金の安さが魅力ですが、動画視聴やオンライン会議を頻繁に行う方は速度面で物足りなさを感じる場合があります。低容量プランをサブ回線として使うなど、用途を絞った利用がおすすめです。
そもそもなぜ5G対応を確認すべきか
5G対応かどうかは、単なるスペック上の違いではなく、今後の通信環境を左右する重要なポイントです。
大手キャリアが3G回線の提供を終了している
ドコモ・au・ソフトバンクはすでに3G回線サービスを終了しており、今後は4Gから5Gへの移行がさらに進むと見込まれます。5G非対応のプランは将来的に選択肢が狭まる可能性があります。
5Gエリアは都市部を中心に拡大中
5Gの通信エリアは都市部を中心に順次拡大しています。5G対応のSIMであれば、エリア内で自動的に高速な5G通信に切り替わり、混雑時でも比較的安定した通信が期待できます。
MNO・サブブランドとMVNOで速度傾向が異なる
同じ5G対応でも、自社回線を持つMNO・サブブランド(楽天モバイル・ahamo・LINEMO・UQモバイル)と、回線を借りるMVNO(IIJmio・mineo・nuroモバイル)では、昼や夕方の混雑時間帯の速度傾向が異なります。速度を最優先するならMNO・サブブランドを検討しましょう。
格安SIMの電波・速度改善については格安SIMの電波改善方法でも詳しく解説しています。
5G対応格安SIMの選び方
5G対応の格安SIMを選ぶときは、「回線品質」「料金」「データ容量」の3つの軸で比較すると自分に合ったキャリアが見つかります。
速度を最優先するなら
仕事でビデオ会議を使う方や動画をよく見る方は、自社回線を持つMNO・サブブランドがおすすめです。
- データ無制限で5Gを使い倒したい — 楽天モバイル(月3,278円〜)
- ドコモ品質+大容量 — ahamo(月2,970円〜)
- 店舗サポートも欲しい — UQモバイル(月3,828円〜)
料金を最優先するなら
MVNOでも5G対応のキャリアを選べば、料金を抑えながら5Gの恩恵を受けられます。
- 月1,000円未満で5G対応 — nuroモバイル(月792円〜)・IIJmio(月850円〜)
- 無制限で月990円 — mineo マイそく スタンダード
サブ回線・デュアルSIM用途で選ぶ
- 維持費を抑えたい — povo2.0(基本料0円)
- 通信障害対策 — メインと異なる回線網の5G対応SIMを追加
格安SIMの選び方全般は格安SIMの選び方でも詳しく解説しています。
まとめ — 用途別おすすめ5G対応格安SIM
5G対応の格安SIM8社を比較しました。同じ「格安SIM」でも5G対応の有無でサービスが分かれるため、料金だけでなく5G対応かどうかも必ず確認しましょう。
- データ無制限+5G品質最優先 — 楽天モバイル 最強プラン(月1,078円〜3,278円)
- ドコモMNO品質+大容量 — ahamo(月2,970円〜4,950円)
- 安さ+ソフトバンク品質 — LINEMO ベストプラン(月990円〜2,090円)
- 豊富な容量プラン+低価格 — IIJmio ギガプラン(月850円〜3,900円)
- 3キャリア対応+無制限 — mineo マイそく(月990円〜)
- 店舗サポート付き — UQモバイル(月3,828円〜4,048円)
- とにかく安く5G対応SIMを持ちたい — nuroモバイル(月792円〜)
- サブ回線で維持費ゼロ — povo2.0(基本料0円)
迷った場合は、5G対応かつデータ無制限で使える楽天モバイルを基準に検討してみてください。格安SIMの総合ランキングは格安SIMおすすめランキング、即日開通を重視するならeSIM対応の格安SIMおすすめでも紹介しています。
よくある質問
Q格安SIMで5G対応かどうかはどこで確認できますか?
各キャリアの公式サイトの料金プランページに「5G対応」の記載があります。本記事のような比較記事でも一覧で確認できます。契約前に必ず対応状況を確認しましょう。
Q5G対応の格安SIMで一番安いのはどこですか?
月額料金が安い5G対応格安SIMは、nuroモバイル(3GBで月792円)、IIJmio(2GBで月850円)、mineo マイそく スタンダード(無制限で月990円)です。MVNOでも5G対応のキャリアを選べば、料金を抑えながら5Gを利用できます。
Q5G非対応のSIMを使い続けるとどうなりますか?
5G非対応でも4G回線が使える限りは通話・通信ができます。ただし大手キャリアは3G回線の提供をすでに終了しており、今後5Gへの移行がさらに進むと見込まれます。長期的に使うメイン回線であれば5G対応のキャリアを選ぶのが安心です。
QMNOとMVNOで5Gの速度に違いはありますか?
同じ5G対応でも、自社回線を持つMNO・サブブランド(楽天モバイル・ahamo・LINEMO・UQモバイル)は昼や夕方の混雑時間帯でも比較的速度が安定しています。MVNO(IIJmio・mineo・nuroモバイル等)は回線を借りているため、混雑時間帯に速度が低下しやすい傾向があります。
Q5G対応の格安SIMに乗り換える際の注意点はありますか?
5G通信を利用するには、SIM側の対応に加えてスマートフォン本体が5G対応機種である必要があります。また5Gエリアは都市部を中心に展開中のため、居住地域が5Gエリア内かどうかも公式サイトのエリアマップで確認しておきましょう。
