LIBMOはTOKAIグループが提供するドコモ回線のMVNO、BIGLOBEモバイルはBIGLOBEが提供するドコモ/au回線のMVNOです。どちらも老舗のMVNOですが、データ容量の幅・独自サービス・料金体系に明確な違いがあります。この記事では料金・データ容量・機能・サポートの4つの軸で両者を比較し、あなたの使い方に合うプランを明確にします。
料金・スペック比較
LIBMOは3GB〜30GBの4プラン構成、BIGLOBEモバイルは1GB〜6GBの3プラン構成です。LIBMOのほうがデータ容量の選択肢が広く、中〜大容量のニーズにも対応しています。
LIBMO
980円〜2,728円
月額(税込)
- ✓3GB月980円の低価格
- ✓20GB・30GBの大容量プランあり
- ✓TOKAIグループ株主優待で割引
BIGLOBEモバイル
1,078円〜1,870円
月額(税込)
- ✓エンタメフリーでYouTube等カウントフリー
- ✓1GBの小容量プランあり
- ✓ドコモ・au回線を選択可能
結論: 大容量データを安く使いたいならLIBMO、YouTube等のエンタメ系サービスを多用するならBIGLOBEモバイルがおすすめです。
プラン別料金を詳しく比較
同容量帯で比較すると、3GBではLIBMOが月340円安い結果となります。一方BIGLOBEモバイルは1GBプランがあり、小容量ユーザーに対応しています。
| 比較項目 | LIBMO | BIGLOBEモバイル |
|---|---|---|
| 1GB | — | 1,078円 |
| 3GB | 980円 | 1,320円 |
| 6GB | — | 1,870円 |
| 8GB | 1,518円 | — |
| 20GB | 1,991円 | — |
| 30GB | 2,728円 | — |
| 通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
| かけ放題 | 1,430円/月 | 1,870円/月 |
| 通信回線 | ドコモ | ドコモ/au |
| 5G対応 | × | × |
| eSIM | × | × |
| テザリング | ○ | ○ |
| 契約期間 | なし | なし |
| 解約金 | 0円 | 0円 |
3GB同士で比較するとLIBMOが月980円、BIGLOBEモバイルが月1,320円と、LIBMOのほうが年間4,080円お得です。さらに8GB以上が必要な場合、BIGLOBEモバイルには対応プランがないため、LIBMOの1,518円(8GB)〜2,728円(30GB)から選ぶことになります。
一方、月に1GBも使わないライトユーザーには、BIGLOBEモバイルの1GBプラン(月1,078円)が適しています。LIBMOには1GBプランがないため、3GBプランを選ぶ必要があります。
各キャリアの評判はLIBMO評判・レビューとBIGLOBEモバイル評判・レビューで詳しく紹介しています。
料金シミュレーション:1年間の総コスト
3GBプランで1年間利用した場合の総コストを計算してみましょう。
| 条件 | LIBMO 3GB | BIGLOBEモバイル 3GB |
|---|---|---|
| 月額料金 × 12ヶ月 | 11,760円 | 15,840円 |
| かけ放題付き(月額 + かけ放題)× 12ヶ月 | 28,920円 | 38,280円 |
| エンタメフリー付き × 12ヶ月 | — | 19,536円(3GB + 308円/月) |
通話をほとんどしない方がデータのみで使う場合、LIBMOのほうが年間4,080円お得です。通話かけ放題を付けると差はさらに広がり、年間9,360円の差になります。
一方、BIGLOBEモバイルの3GB+エンタメフリーは月1,628円で、YouTube等がカウントフリーになる点を考慮すると、動画視聴が多い方にとっては実質的なコスパが高い組み合わせです。
独自サービスの比較
両者とも独自の強みを持っています。LIBMOはTOKAIグループの優待割引、BIGLOBEモバイルはエンタメフリー・オプションが差別化ポイントです。
BIGLOBEモバイルの「エンタメフリー・オプション」
BIGLOBEモバイルの強みはエンタメフリー・オプションです。月額308円で、以下のサービスがデータ消費ゼロ(カウントフリー)になります。
- YouTube
- ABEMA
- U-NEXT
- YouTube Music
- Apple Music
- Spotify
- radiko
- Amazon Music
- dマガジン
- 楽天マガジンなど
動画や音楽を頻繁に利用する方にとって、6GBプラン(月1,870円)+エンタメフリー(月308円)=月2,178円で、エンタメ系は実質使い放題という運用が可能です。
LIBMOのTOKAIグループ優待
LIBMOはTOKAIホールディングスの株主優待で割引が受けられます。100株保有で月350円割引(年4,200円相当)が適用され、3GBプランなら実質月630円まで下がります。TOKAIグループのインターネットサービス(@T COM/TNCなど)と併用すると、さらにお得になります。
選び方のポイント
YouTube・音楽ストリーミングを毎日使う方はBIGLOBEモバイルのエンタメフリーが圧倒的にお得です。エンタメ系をあまり使わず、シンプルに安く大容量を使いたい方はLIBMOが向いています。
回線品質・対応エリアの違い
LIBMOはドコモ回線のみ、BIGLOBEモバイルはドコモ回線とau回線から選べます。どちらもMVNOのため、混雑時間帯(昼12時〜13時など)は速度が低下しやすい点は共通です。
BIGLOBEモバイルの2回線対応は、居住地域やドコモ・auの電波状況に応じて選択できるメリットがあります。ドコモの電波が弱い地域ではau回線を選択するといった使い分けが可能です。
なお、両者とも5G非対応・eSIM非対応という点も共通しています。5GやeSIMが必要な場合は、ahamoやLINEMOなどのMNO系プランを検討してください。
MVNOは大手キャリアの回線を借りて運営しているため、昼12時台や夕方18時台などの利用が集中する時間帯では、どちらのキャリアでも一時的に通信速度が低下する傾向があります。動画視聴やオンライン会議を混雑時間帯に頻繁に行う方は、MNO品質のahamoやLINEMOのほうが適しています。日常的なSNS・メール・Web閲覧が中心であれば、MVNOの速度でも十分快適に利用できます。
格安SIM全体のおすすめを知りたい方は格安SIMおすすめランキングもご覧ください。
通話オプションの比較
通話を頻繁にする方にとって、かけ放題の料金差は重要です。
| 通話オプション | LIBMO | BIGLOBEモバイル |
|---|---|---|
| 通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
| 10分かけ放題 | 935円/月 | 913円/月 |
| かけ放題(無制限) | 1,430円/月 | 1,870円/月 |
| 通話割引アプリ | — | BIGLOBEでんわ(9.9円/30秒) |
通話無制限のかけ放題はLIBMOが月440円安く、年間で5,280円の差になります。一方、BIGLOBEモバイルはBIGLOBEでんわアプリで通話料が9.9円/30秒になるため、短い通話が多い方はアプリ活用で通話料を抑えられます。
ドコモ回線の格安SIMをもっと比較したい場合はドコモ回線の格安SIMおすすめも参考にしてください。
初期費用・乗り換え手続きの違い
乗り換え時の手続き方法や初期費用にも違いがあります。
| 項目 | LIBMO | BIGLOBEモバイル |
|---|---|---|
| 契約事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
| SIMカード発行手数料 | 433円 | 433円 |
| MNP転出手数料 | 0円 | 0円 |
| 申し込み方法 | Web | Web |
| 本人確認 | 書類アップロード | 書類アップロード |
| 開通までの目安 | SIMカード到着後即日 | SIMカード到着後即日 |
どちらもeSIM非対応のため、物理SIMカードの到着を待つ必要があります。初期費用はほぼ同額で、契約事務手数料3,300円+SIM発行手数料433円=3,733円が必要です。MNPワンストップ方式の利用可否は各社の対応状況を確認してください。
こんな人におすすめ
利用スタイルに応じて選ぶべきプランは変わります。以下を参考にしてください。
LIBMOがおすすめな人
月8GB以上のデータ通信を使う方、シンプルに安い料金でドコモ回線を使いたい方、TOKAIグループのサービスを利用中の方にはLIBMOが向いています。通話かけ放題を安く付けたい方にもおすすめです。
BIGLOBEモバイルがおすすめな人
YouTubeや音楽ストリーミングをよく利用する方、1GBの小容量プランで十分な方、ドコモ以外にau回線も選びたい方にはBIGLOBEモバイルがおすすめです。エンタメフリー・オプションで実質データ使い放題にできる点が強みです。
似た価格帯の他社も気になる方はLIBMO vs mineo 比較やBIGLOBEモバイル vs IIJmio 比較も参考にしてください。SIMの選び方に迷ったらSIMの選び方ガイドをご確認ください。
まとめ
LIBMOとBIGLOBEモバイルは、ターゲット層が異なるMVNOです。LIBMOは3GB〜30GBの幅広いプランを低価格で提供しており、シンプルに安く使いたい方に適しています。BIGLOBEモバイルはプラン容量こそ1GB〜6GBと控えめですが、エンタメフリー・オプションでYouTubeや音楽が使い放題になる独自の強みがあります。どちらも契約期間の縛りなし・解約金0円のため、気軽に試せます。
よくある質問
QLIBMOとBIGLOBEモバイルはどちらが安いですか?
3GB同士ではLIBMOが月980円、BIGLOBEモバイルが月1,320円でLIBMOが月340円安いです。8GB以上のプランはLIBMOにしかないため、中〜大容量が必要な場合もLIBMOが有利です。1GBプランはBIGLOBEモバイル(月1,078円)のみ対応しています。
QBIGLOBEモバイルのエンタメフリーとは何ですか?
月額308円のオプションで、YouTube・ABEMA・U-NEXT・Spotify・Apple Musicなどの対象サービスがデータ消費ゼロ(カウントフリー)になります。動画や音楽を頻繁に利用する方はデータ容量を気にせず使えるため、6GBプランでも十分やりくりできます。
QLIBMOとBIGLOBEモバイルは5GやeSIMに対応していますか?
どちらも5G非対応・eSIM非対応です。5GやeSIMが必要な場合は、ahamoやLINEMOなどMNO系のオンラインプランを検討してください。
QLIBMOのTOKAIグループ優待割引とは?
TOKAIホールディングスの株主優待で、100株保有するとLIBMOの月額料金が350円割引(年4,200円相当)されます。3GBプランなら実質月630円で利用可能です。株主でなくても通常料金で利用できます。
Qどちらの通信速度が速いですか?
LIBMOはドコモ回線のみ、BIGLOBEモバイルはドコモまたはau回線を選べます。どちらもMVNOのため、昼12時〜13時などの混雑時間帯は速度が低下しやすい点は共通です。通信速度の安定性を重視するなら、MNO品質のahamo(ドコモ)やLINEMO(ソフトバンク)が適しています。
