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【2026年】格安SIM低速モード活用術5選|各社の速度制限比較

目次

格安SIMでデータ容量を使い切ると通信速度が制限されますが、この「低速モード」をうまく活用すれば毎月のデータ通信量を大幅に節約できます。キャリアによって制限後の速度は128kbps〜3Mbpsと大きく異なり、1Mbps以上の速度が出るプランなら動画視聴やSNSも十分に利用可能です。

この記事では、主要12社の速度制限後の通信速度を比較し、速度別に使えるアプリの一覧と、低速モードを活用した具体的な節約術5選を紹介します。

各社の速度制限・低速モード比較表

格安SIM各社の速度制限後の通信速度は128kbps〜3Mbpsまで幅があり、キャリア選びの重要なポイントです。低速モードの手動切替に対応していると、高速データ容量を温存できます。

キャリア タイプ 速度制限時の速度 低速モード切替 月額料金(税込)
mineo マイそく スタンダード MVNO 常時 最大1.5Mbps 不要(常時低速プラン) 990円
mineo マイそく プレミアム MVNO 常時 最大3Mbps 不要(常時低速プラン) 2,200円
mineo マイピタ+パケット放題Plus MVNO 最大1.5Mbps 手動切替可 マイピタ各プラン+385円
UQモバイル トクトクプラン2 SubBrand 最大1Mbps なし 4,048円
ワイモバイル シンプル3 M/L SubBrand 最大1Mbps なし 4,378円〜
楽天モバイル MNO 制限なし 不要 1,078円〜3,278円
ahamo MNO 最大1Mbps なし 2,970円
LINEMO ベストプラン MNO 最大300kbps なし 990円〜2,090円
povo2.0(トッピングなし) MNO 最大128kbps 不要 0円
IIJmio MVNO 最大300kbps 手動切替可 850円〜3,900円
nuroモバイル MVNO 最大200kbps なし 792円〜3,980円
HISモバイル MVNO 最大200kbps なし 280円〜2,970円

※ 料金はすべて音声通話SIMの税込価格です。ワイモバイルのシンプル3 Sプランは速度制限後300kbpsとなります。

低速モードの速度が1Mbps以上あるキャリアは、mineo・UQモバイル・ワイモバイル(M/L)・ahamoの4社です。各プランの月額料金やデータ容量の詳細は格安SIMの選び方ガイドも参考にしてください。

低速モードで使えるアプリ・サービス

速度帯ごとに快適に使えるアプリは異なります。128kbpsではテキスト通信がやっとですが、1Mbps以上あればYouTubeのSD画質も視聴できます。

アプリ/サービス 128kbps 200〜300kbps 1Mbps 1.5Mbps 3Mbps
LINE(テキスト) ○ ○ ○ ○ ○
LINE(音声通話) △ ○ ○ ○ ○
メール送受信 ○ ○ ○ ○ ○
X(テキスト中心) △ ○ ○ ○ ○
Web閲覧(テキスト中心) △ △ ○ ○ ○
音楽ストリーミング × △ ○ ○ ○
YouTube(360p) × × ○ ○ ○
YouTube(480p) × × △ ○ ○
YouTube(720p) × × × △ ○
Instagram(閲覧) × × △ ○ ○
マップ/ナビ × △ ○ ○ ○
オンラインゲーム × × △ △ ○

○=快適に利用可能 / △=やや遅いが利用可能 / ×=実用的でない

1Mbpsが速度制限後の快適性と料金のバランスが取れる目安です。LINEの通話やテキスト中心のWeb閲覧であれば、200〜300kbpsでも対応できます。自分がよく使うアプリと照らし合わせて、必要な低速モードの速度帯を見極めましょう。アプリごとのデータ消費量の目安はデータ量の目安まとめで確認できます。

低速モード活用の節約術5選

低速モードを活用すれば月額料金の削減やデータ容量の温存が可能です。以下の5つの方法を用途に合わせて取り入れてみてください。

1. mineoのマイそくで月990円使い放題を実現

mineoの「マイそく スタンダード」は、常時最大1.5Mbpsの速度で使い放題のプランです。月額990円でデータ容量を気にせず使えるため、LINEやWeb閲覧、音楽ストリーミング、YouTubeのSD画質視聴が中心の方に向いています。

上位の「マイそく プレミアム」(月額2,200円)なら最大3Mbpsとなり、YouTubeの720p視聴やInstagramの閲覧もより快適になります。

マイそくの昼休み制限について

マイそくは平日12:00〜13:00に最大32kbpsまで速度が低下します。昼休みにスマートフォンをよく使う方は、職場や学校のWi-Fiを利用するか、マイピタ+パケット放題Plus(月385円の追加オプション)を検討しましょう。パケット放題Plusは10GB以上のマイピタプランなら追加料金なしで利用できます。

2. IIJmioの低速切替でデータ容量を温存

IIJmioのギガプランでは、アプリから手動で低速モード(最大300kbps)に切り替えることができます。LINEやメール程度の利用時に低速モードにしておけば、高速データ容量を消費しません。

IIJmioにはバースト転送機能があり、低速モードでも通信開始直後の数秒間は高速で読み込まれます。Webページの表示開始やLINEのメッセージ取得など、少量のデータ読み込みが体感的に速くなるのがメリットです。IIJmio ギガプラン 2GBなら月額850円から利用できます。

3. 速度制限後1Mbpsのプランで中容量をカバー

ahamo(月額2,970円/20GB)やUQモバイル トクトクプラン2(月額4,048円/30GB)は、速度制限後も最大1Mbpsで通信できます。20〜30GBを使い切っても、YouTubeの360p視聴やSNSの閲覧が可能なため、追加データを購入する必要がほとんどありません。

ワイモバイル シンプル3 M(月額4,378円/30GB)やシンプル3 L(月額5,478円/35GB)も速度制限後は最大1Mbpsです。自宅セット割やPayPayカード割を適用できる方は実質的な月額を抑えられます。

4. povo2.0を0円維持+必要時だけトッピング

povo2.0は基本料0円で維持でき、トッピング未購入時は最大128kbpsで通信できます。128kbpsではLINEのテキストやメール程度しか使えませんが、Wi-Fi環境が中心の方ならサブ回線として活用可能です。高速通信が必要なときだけ「データ追加1GB(390円/7日間)」や「データ使い放題(330円/24時間)」をトッピングすれば、月額を数百円に抑えることもできます。

楽天モバイルとpovo2.0を組み合わせたデュアルSIM運用については、楽天モバイル+povo デュアルSIM活用術で詳しく解説しています。

povo2.0の利用停止条件

povo2.0は180日間有料トッピングを購入しないと利用停止になる可能性があります。最低でも半年に1回はトッピングを購入しましょう(データ追加1GB/390円が手軽です)。

5. 小容量プラン+低速モードで月額を抑える

低速モードでまかなえる用途が多い方は、あえて小容量プランを選んで月額を抑える方法もあります。たとえばIIJmio ギガプラン 2GB(月額850円)を契約し、普段は低速モードで運用、動画視聴や大きなファイルのダウンロード時だけ高速に切り替えるといった使い方です。

さらに月額を下げたい方は月額1,000円以下の格安SIMおすすめも参考にしてください。

低速モード活用時の注意点

低速モードは節約に有効ですが、利用シーンによっては不便を感じる場面もあります。以下の点に注意しておきましょう。

低速モード利用時の注意事項

  • テザリング時はほぼ使えない: 低速モード中のテザリングは、PCやタブレットの通信には速度が不十分です。テザリングが必要な場合は高速モードに切り替えましょう
  • アプリの自動更新は高速時に: バックグラウンドでのアプリ更新は低速モードでは時間がかかり、通信が途切れることもあります。自動更新はWi-Fi接続時のみに設定するのがおすすめです
  • QRコード決済は要注意: PayPayや楽天ペイなどのQRコード決済は、低速モードでは読み込みに時間がかかる場合があります。決済前に高速モードに切り替えると安心です
  • 地図アプリの初回読み込み: Googleマップなどの地図アプリは、初回の地図読み込みに時間がかかります。出発前にWi-Fi環境で目的地周辺の地図を表示しておくと低速モードでもスムーズに利用できます

データ通信量の節約方法をさらに知りたい方は、格安SIMのデータ節約術7選もあわせてご覧ください。

低速モードがおすすめな人・おすすめしない人

低速モードの活用が向いているかどうかは、普段のスマートフォンの使い方によって変わります。以下の表で自分に当てはまるタイプを確認してみてください。

おすすめな人 おすすめしない人
LINEやメールが中心の方 外出先で動画を高画質で視聴する方
Wi-Fi環境が自宅や職場にある方 テザリングを頻繁に利用する方
月額料金をできるだけ抑えたい方 オンラインゲームを外出先でプレイする方
音楽ストリーミングが多い方(1Mbps以上) SNSで画像・動画の投稿が多い方
サブ回線として維持したい方 昼休みにスマートフォンをよく使う方(マイそくの場合)

低速モードだけでは物足りない方は、楽天モバイル(月額1,078円〜3,278円でデータ無制限)のようにそもそも速度制限がかからないプランを選ぶのもひとつの方法です。

よくある質問

Q低速モード中に動画は見られますか?
A

速度が1Mbps以上のプランであれば、YouTubeの360p(標準画質)程度の動画は視聴可能です。1.5MbpsならYouTube 480pも再生でき、3Mbpsなら720pのHD画質にも対応します。ただし、128kbpsや200〜300kbpsの低速モードでは動画視聴は実用的ではありません。低速でも動画を見たい方は、mineoのマイそく スタンダード(最大1.5Mbps/月990円)やahamoの速度制限後(最大1Mbps)が選択肢になります。

Q低速モードでLINE通話はできますか?
A

200kbps以上の速度があればLINEの音声通話は利用可能です。128kbpsでは途切れが生じやすいため、povo2.0のトッピングなし状態でのLINE通話は不安定になることがあります。IIJmioの低速モード(最大300kbps)やmineoのマイそく(最大1.5Mbps)であれば、LINE通話は問題なく使えます。LINEビデオ通話は500kbps〜1Mbps程度の速度が必要です。

Qmineoのマイそくの昼休み制限はどれくらい影響がありますか?
A

mineoのマイそくは平日12:00〜13:00に最大32kbpsまで速度が制限されます。32kbpsではLINEのテキストメッセージの送受信もかなり遅くなり、Web閲覧や動画視聴はほぼ不可能です。昼休みにスマートフォンを使う方は、職場や学校のWi-Fiを利用するか、マイピタ+パケット放題Plus(月385円の追加オプション、10GB以上は無料)への切り替えを検討してください。土日祝日は昼休み制限がかかりません。

QIIJmioのバースト転送機能とは何ですか?
A

IIJmioのバースト転送機能は、低速モード(最大300kbps)であっても通信開始直後の数秒間だけ高速でデータを読み込む機能です。Webページの読み込み開始やLINEメッセージの受信など、少量のデータを素早く取得できるため、低速モードでも体感速度が向上します。テキスト中心のWebページなら、バースト転送だけで表示が完了することもあります。

Q低速モードの手動切替に対応しているキャリアはどこですか?
A

低速モードの手動切替に対応している主なキャリアはIIJmioとmineoの2社です。IIJmioは専用アプリ「My IIJmio」から、mineoは「mineoアプリ」からワンタップで高速/低速を切り替えられます。手動切替を活用すれば、必要なときだけ高速データ容量を使い、普段は低速モードで運用することでデータ容量を大幅に節約できます。

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SIMナビ編集部

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